数年前の中古のMacを揃えつつある私ですが、先日のMacBook 12インチに続き、今回購入したのは Mac mini Late 2012。ヤフオクにて、4コア Core i7 / メモリ 16GB / SSD 240GB + HDD 1GB Fusion Driveの程度のよいものを、20,510円で落札。
NASとしての利用を想定していますが、製品としては今更ながらにベンチマークを計測してみました。ベンチマーク、体感レスポンスともに 現行のJasper Lake (Celeron) と同水準、もしくはやや優位で、在宅勤務は記事編集なら現役として使用することができます。
Mac mini Late 2012、Core 17 モデルのシステム情報
最初に実機から抽出のシステム情報を掲載します。
▼購入時に Catalinaに更新済でした。Big Sur以降には更新できませんが、私としては Catalinaで十分。
▼Geekbench 5のシステム情報ですが、CPUは4コア8スレッドの Core i7-3615QM。Core i5の2コアの中古 Mac mini Late 2012は1万円ほどで購入できますが、普段使いのレスポンスも重視し 4コアモデルを購入。
▲▼盲点だったのが、Mac mini Late 2012 モデルの最大解像度はHDMIの場合は 1920 x 1080のFHD(Thunderbolt 経由では 2560 x 1600)となり、以下の40インチ ウルトラワイドモニターの解像度を活かせないこと。両端をブラックアウトした状態で、FHDにて使用しています。


▼こちらは私が利用のDisplayPort to Mini Dispaly Cableとは異なりますが、ご参考。
▼おそらく前ユーザーの後付け対応だと思いますが、SSD 240GB + HDD 1TBのFusion Drive
▼メモリ 8 GB x 2の16GB。2022年4月10日時点の中古としては、4コア / メモリ 16GB/ SSD + HDDで 2万円ちょいとは、安い部類です。外観に目に見える傷もなく、程度は良好です。
Mac mini Late 2012、Core 17 モデルのベンチスコア
本日、5時間ほど Mac mini Late 2012を利用して記事を編集していますが、体感レスポンスは以下のMacBook 12 2016モデルよりも明らかに優れています。MacBook 12では、写真の一覧表示や呼び出し、加工時に引っかかりを感じるのですが、Mac mini Late 2012のライトユースでは キビキビと動作しています。

▼Geekbench 5のCPU ベンチマークスコアは、シングルコア 643、マルチコア 2608。シングルコアは下記の記事でレビューのJasper Lake N5095と同水準。

▼こちらは MacBook 12インチ 2016モデルのスコア。シングルコアのスコアは大きな差ではないのですが、スコア差以上の体感レスポンスの相違(Mac miniが優位)を感じます。

▼こちらは MacBook Pro 15 Retina Late 2013。体感的には同水準。

▼参考表示のM1 MacBook Airのスコア。

▼SSD + HDDのFusion Driveのスコア。Readはよいとして、Writeが低速です。当初はかなり遅く感じたのですが、よく使うファイルなどの切り分けが進んできたのか、徐々にレスポンスは向上しています。Fusion Driveを解除して、SSDとHDDを独立させるか悩みどころ。
▼自宅のWiFi 環境(Nuro 光)の回線速度。Nuro 光としては遅いのですが、私の自宅近辺ではこの程度です。
まとめ
私の記録簿的な記事ですが、今更ながらの Mac mini Late 2012 4コア Core i7 モデルのシステム情報とベンチマークスコアを掲載しました。
モニター出力の解像度は制限されますが、ベンチマーク・体感レスポンスともに、現行のCeleron (Jasper Lake N5095 / N5100)水準、もしくは僅かに優位となり、未だに色あせないデザインのよさと静音性もあり、エントリークラスのWindows ミニPCの代替としての利用価値は十分にあります。
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エントリーミニPCの代替に、中古のMac Mini Late 2012 Core i7モデルもおすすめ
▼ Yahoo! ショッピングでの「Mac Mini 2012 Core i7」の検索結果。ヤフオクやメルカリよりも割高ですが、私が検索するなかでは 楽天市場より割安です。
▼こちらのドッキングステーションのように、高品質な周辺機器が揃っていることも Mac miniの魅力の一つ。

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