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Beelink Mini S12 / 12 Pro、Alder Lake-N N95 / N100搭載 ミニPCのスペック。N5105より約20% パフォーマンスアップ

先日、CPUにインテル 第12世代 Alder Lake-N100を搭載するミニPC「MOREFINE M9」を紹介しましたが、ミニPCの老舗 BeelinkからもN95 あるいはN100を搭載の「Mini S12 / S12 Pro」が販売されています。

「MOREFINE M9」はストレージにSATA SSDを搭載していますが、「Mini S12 / S12 Pro」はPCIe SSDとなり、2023年2月18日時点のS12 メモリ 8GB / SSD 256GBのモデルの価格は 175ドルです。

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引用元

Beelink S12 / S12 Pro、AliExpress

Beelink S12、Amazon

2023年3月12日追記。以下の記事のとおり、実機レビューしています。
Alder Lake-N N95 PC実機でのベンチマーク、シングルコアはCore i5-7300U相当、Core i3-10110Uにも近い水準
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Beelink S12 / S12 Proのスペック

上の画像の下側に、N95のパフォーマンスは、ミニPCに多く搭載される Jasper Lake N5105より 20%アップとあります。私が確認した範囲では、N95は Core m3-8100YやAMD Ryzen 3 3300U相当となり、在宅勤務などのライトユースでは遅さを感じることなく動作します。

 

▼以下はS12のスペックです。N100のPro版は メモリ 16GB / SSD 512GB、AliExpressの価格は 225ドルですが、2月18日時点では販売予定の位置付けです。

CPUAlder Lake N95、4コア4スレッド、最大  3.4GHz
GPUIntel UHD Graphics 1.2GGHz(16EUs)
メモリ8GB or 16GB DDR4、スロットは1つのみ
ストレージM.2 PCIe SSD 128GB / 256GB / 512GB、2.5インチ HDD / SSDを増設可能
WiFi11 b/g/n/ac
Bluetooth4.2
ポート類USB 3.2 x 4、HDMI x 2、有線LAN
サイズ115 x 102 x 39mm
OSWindows 11 Pro

 

上のスペック表は、以下の記事で実機レビューの「Beelink Mini S」に基づき編集しました。天板のデザインは異なるものの、ボディのその他の部分は概ね同じです(後段の外観を参照)。

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スペックの補足は以下です。

  • Alder Lake N95 / N100は、Celeron / Pentiumの後継としての位置付けのエントリークラスのCPU。
  • ただし、第8世代のモバイル向け Celeron / Pentiumと比較すると、パフォーマンスは大幅にアップ。前述のとおり、Jasper Lake N5100 / N5095 / N5105よりもベンチスコアはアップし、Core m3-8100Y相当。
  • 「Beelink S12 / S12 Pro」の惜しい事項は、「Mini S」と同様に、メモリスロットが1つのみとなり、シングルチャネルでの動作となること。
  • AliExpressの製品紹介画像を参照すると、メモリは安心のCrucial製を搭載(BeelinkのミニPCは、メモリやSSDのブランドを明記することが多い)。
  • セットモデルのPCIe SSDの読み書きは 800MB/s 程度。控えめなスコアですが、エントリークラスのミニPCとしては妥当なところ。あるいは、SATA SSDでないこと自体がありがたい。

 

▲▼文中に記載のMini S、以下の記事で実機レビューのU59 Proなど、Beelinkのミニ PCは冷却対応が万全で、負荷をかけた際にも静音な製品が多いです。Mini S12も上の画像に記載どおりの静音仕様だと思います。

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▼樹脂製のケースにアルミ製のHDD シールドは、Mini Sと同じ仕様です。中央にCrucialのメモリがありますが、惜しいのは メモリスロットが一つのみのシングルチャネルとなること。デュアルチャネルの場合には、マルチコアのベンチスコアが20%前後アップします(体感レスポンスに影響はありません)。

Beelink S12 / S12 Proの外観

続いて外観について記載します、Amazonでも販売のMini Sとほぼ同サイズ(高さが僅かに異なる)となり、前面と背面のポートの配置も同じです。

 

▼ポート類は USB 3.2 x 4、HDMI x 2、有線LANと、この価格帯のミニPCとしては標準的な仕様です。

 

▲▼上の画像は Mini S12、下の写真は実機レビュー / Jasper Lake N5095を搭載のMini Sです。ポートの配置は同じですが、背面の通風口の数と高さが異なります。一般的なミニPCと比較すると、縦横は数ミリほどコンパクト。

まとめ

Jasper Lake N5105よりも約20%増しのベンチスコアとなる Alder Lake-N N95/N100を搭載の「Beellink S12 / S12 Pro」。S12のメモリ 8GB / SSD 256GBの場合、N5095を搭載のMini Sよりも 25ドル高ですが、S12はPCIe SSD、Mini SはSATA SSDの相違も考慮すると、Mini Sと同水準以上のコスパ度です。

なお、文中に記載のとおり、メモリスロットは1つのみのシングルチャネルの動作ですが、S12 Proはメモリ 16GBとなり、SSD 512GB版は225ドルと、こちらも安価です。

 

2023年3月12日追記。以下の記事のとおり、実機レビューしています。
Alder Lake-N N95 PC実機でのベンチマーク、シングルコアはCore i5-7300U相当、Core i3-10110Uにも近い水準
2023年3月4日現在、CPUにインテル 第12世代 Alder Lake-N N100 あるいはN95を搭載するPCが販売され始めています。うち、Alder Lake-N N95を搭載の「Beelink S12 ミニPC」を現在レビュ...
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今回レビューする製品は、CPUにインテル 第12世代 Alder Lake-N N95を搭載のミニPC「Beelink Mini S12」。レビューするメモリ 8GB / PCIe SSD 256GBの場合、2023年4月22日現在の通...

 

 

▼Amazonで販売のMini S

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