Teclast M89、iPad miniサイズの6コア 金属製ボディのAndroidが登場 | Win And I net

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Teclast M89、iPad miniサイズの6コア 金属製ボディのAndroidが登場

PC・タブレットをリリースする中国の新興メーカーのなかでも、特にコスパの優れた製品の多いTeclast。そのTeclastから、サイズ・解像度などiPad miniを意識した、アスペクト比 4:3のM89がリリースされました。

8インチクラスのタブレットの場合、iPad miniのアスペクト比が使いやすいと感じるのは私のみではないと思いますが、そのサイズ感からTeclast M89に興味津々の私。早速、その概要を確認してみます。

 

▼レビュー記事はこちら

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Teclast M89のスペック、概要

スペックの主要素以下となります。

 

  • CPU: MTK8176 Hexa Core (6コア)
  • GPU: Power VR GX6250
  • 7.9インチ 10ポイント マルチタッチスクリーン、解像度  2048 x 1536
  • 3GB RAM + 32GB eMMC ROM
  • TF Card 128GBまで搭載可能
  • 500万画素 フロントカメラ、800万画素 リアカメラ
  • WIFI: 802.11b/g/n
  • ポート類は、USB Type-C、Micro HDMI
  • バッテリー: 4840mAh
  • 金属製ボディ(製品紹介にはMetalとあり、アルミ製でしょう)
  • OSはAndroid 7.0
  • サイズ: 19.90 x 13.60 x 0.74 cm、0.40kg

 

Teclastの製品らしく、Micro HDMIポートを備えていることもありますが、やはり魅力はMTK8176 Hexa CoreとiPad mini比較でのそのサイズ感。この2つのポイントに絞りみていきます。

 

▼こちらはTeclastのエントリークラスの8インチタブレットとなるP80 Pro。エントリークラスながらも、M89と同じく、背面はアルミ製、ディスプレイはOGSスクリーンです。

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MTK8176 Hexa Core

まずは6コアのMTK8176の確認です。海外サイト「Notebook Check」によると、MTK8176のSoC (System on a chip)の構成は以下。

 

  • Cortex-A72 2.1 GHz × 2
  • Cortex-A53 × 4
  • GPUはPowerVR GX6250

 

同サイトには、Geekbench 4他のスコアも掲載されていますが、一部をピックアップすると以下となっています。

 

  • Single-Core 1592、Multi-Core 3324
  • AnTuTu v6は76578

 

▼以下の手持ちの端末との比較では、単純にベンチマークスコアのみをみた場合、Snapdragon 625 (Xiaomi Redmi 5 Plus)よりやや上、10コア Helio X20 (Alldocube X1)よりもやや下のイメージです。なお、上記リンク先のNotebook Checkでは多数のCPUとのスコア比較が掲載されています。

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私の通常使い(Webサイト閲覧、SNS・FXアプリ)では、Snapdragon 625 (Xiaomi Redmi 5 Plus)、10コア Helio X20 (Alldocube X1)ともにレスポンスはサクサクで満足しているだけに、MTK8176 Hexa Coreのレスポンスにも期待できます。

また、同SoCを搭載するTeclast Master T8の以下の記事でもあるとおり、GPUのPower VR GX6250はゲームのスムーズなプレイにも期待。

 

「Teclast Master T8」重いゲームでもサクサク動くタブレット

 

iPad miniライクなサイズ感

iPad miniライクということでは解像度もありますが、私の最大の興味は多少の加工により、ケース、キーボードなど、iPad miniの周辺機器を活かせるのでは、との期待。

 

▲上表は、ディスプレイとサイズに絞り、M89とiPad miniを比較したもの。

ディスプレイサイズと解像度は同じなのですが、M89とiPad mini 2,3の比較ではその差は最大でも横幅の0.13mmのため、ほぼ同じサイズと言えるでしょう。

中国製端末の場合、ケース他の周辺機器の種類がかなり少ないのですが、電源などのボタン類の位置に留意すれば、iPad mini 2,3向けのアクセサリーを加工することにより流用できそうです。

 

▼こちらのキーボード付ケースなど、iPad mini用のものをM89に流用できないかと期待。

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まとめ

これまでも他社からiPad miniクローンとも言うべきAndroidタブレットがリリースされていますが、通常利用は難なくこなすMTK8176 Hexa Coreを搭載し、1万円台半ばの価格は大いに魅力的。

個人的には、8インチクラスのタブレットはiPad miniのサイズ感が最も扱いやすいと思っており、M89とiPad mini 2,3のサイズにほとんど相違がないことにより、iPad miniの周辺機器の流用に興味津々です。

 

▼海外通販サイト「Gearbest」の価格情報。為替変動により価格は前後します。

Gearbest Teclast M89
Teclast M89

 

▼レビュー記事はこちら

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