Onda Xiaoma 21 1週間使用後の総括レビュー、モバイル用途としてはMBA 11よりも優位なファンレスノート

Onda Xiaoma 21 斜め上より

Apollo Lake N3450を搭載するファンレスノート「Onda Xiaoma 21」を使用して一週間になりますので、前回の外観・ベンチマークに続き、総括的なレビューを記載します。

全般的には質感も高く、12.5インチながらコンパクトなボディであり、携帯するなら手元にあるMacBook Air 11よりもXiaoma 21を選びたいと思わせるPCとなっています。

 

※ 当レビューは、GearBestさんより提供いただいた製品に基づくものです。また、文末に1/3までの期間限定となるクーポン情報を記載しています。

 

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スペック

上記の過去記事他に掲載のスペック表ですが、コンパクトなPCとして人気のGemini Lake ノート、「Teclast F5」「Jumper EZBook X1」と比較しています。


タッチパネル、ディスプレイの360度回転機構を持つ Teclast F5 / Jumper EZBook X1はよい端末ですが、USBが電源兼用のType-CとMicro USBとなり、フルサイズのUSBを装備していないのがネック。

一方のOnda Xiaoma 21は2017年4月発売のApollo Lake N3450搭載機となりますが、全面がアルミ製、ポート類が豊富、コンパクトなボディに12.5インチを搭載することがメリット。

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外観、デザイン

外観とデザインの詳細については以下の記事を参照いただき、ここではポイントのみ記載します。

全般的には、2017年度から人気継続のJumper EZBook 3 Proよりも質感は高いのでは、と思わせる雰囲気があります。

Onda Xiaoma 21 レビュー 外観編、全面アルミ製のボディはEZBook 3 Proと同等以上の質感とデザインに
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  • アルミ製であることが必ずしも優位でもないと思いますが、全面アルミ製である本機の質感は高いもの。背面にあるSSDスロットにアクセスする扉までアルミ製では、と思える質感です。
  • シルバー色があるとなおもよかったのですが、ヒンジ、ディスプレイ部のゴムの保護材までもゴールドとなり統率がとれています。
  • ベゼル幅の狭さを強調する他の中国製PCと比較しても、狭い左右のベゼル幅とサイドの絞り込みが、外観のシャープさに貢献。
  • ロゴなしの天板も好感。同一ODM製品のT-bao Tbook Airのロゴは剥がしたくなるほどですので。

 

▼ Jumper EZBook 3 Pro(左)と比較しても狭いベゼル幅

 

▼狭いベゼルに加え、サイドの絞り込みもシャープさに貢献

 

▼一方、大きなACアダプターがマイナスポイント

▲▼また、電源はUSB Type-Cですが以下の不便な事項もあります。

  • 他のUSB Type-Cを電源とするPCと同様にケーブルが太く、Xiaoma 21の場合にはType-Cポートが右サイドにあるため、マウス使用時にはケーブルが邪魔になる。
  • イヤフォンジャックがなくUSB Type-Cポートが代替の一つの手段ですが、この場合 充電しつつの対応ができない。
  • 電流の関係からか、他のPCのUSB Type-C電源を使用すると「音声機器」と認識されてしまう。

 

レスポンス

Apollo Lake N3450、メモリ 4GB、eMMC 32GB (SSDの増設・換装は必須)を搭載する本機ですが、ベンチマークは以下の記事を参照ください。

Onda Xiaoma 21 レビュー、EZBook 3 Proとのベンチマーク比較
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CPU、メモリ

CPU、GPU、メモリについては、メモリこそ他のApollo Lake端末が6GB搭載することが多いなか、本機はメモリ 4GB搭載となりますが、Jumper EZBook 3 ProなどのApollo Lake N3450を搭載する他の機種とレスポンスは変わりません。

CPUパワーをそれほど必要としない、Webサイト閲覧、オフィスソフト(大量データのExcel、Accessなどを除く)、動画視聴などのライトユースはサクサクと動作します。

これらのライトユースではGemini Lake N4100搭載機との体感レスポンスの相違はほぼ感じず、Atom Z8350搭載機よりはワンテンポ速くなります。

 

▼Apollo Lake N3450とGemini Lake N4100の体感レスポンスの相違はこちらを参照

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eMMC

32GBと容量が少なく、Windows 10の更新ファイルのダウンロード時に容量不足でエラーとなります。このため、SSD (2242サイズのM.2 SSD)の増設、起動ドライブ化は必須。

また、個体差かもしれませんが、以下の事項からもSSD化すべきです。

  • SSDと大きな体感差はないのですが、デフォルトのeMMCのベンチマークは他のeMMCと比較しても低めのスコア。
  • 個体差だと思いますが、使用中にフリーズしたことが何度かあります。

 

▼私は以下の記事で紹介のSSDを増設し、起動ドライブ可して使用しています。

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ディスプレイ

12.5インチ、FHD、IPS、ノングレアのディスプレイとなります。全般的にはその色調もあり、長時間利用しても疲れにくいと感じるよいパネルです。

  • 自宅にあるJumper EZBook 3 Pro / EZBook X4、Chuwi LapBook SEと比較すると暖色系の色合いであり、癒され感があります。個人的には好きな色調です。
  • 同一ODM製品(デザインはやや異なる)であるT-bao Tbook AirのWin-Tabさんのレビューでは、解像度が1920 ×1080ではなく一部が欠けているとありましたが、本機はそのような現象はありません。
  • 外観となりますが、左右のベゼル幅が多端末よりも狭いことは、Xiaoma 21の見た目のシャープさに貢献しています。

 

キーボード

iPadのキーボードケースやAnker ウルトラスリムキーボードのようにカチャカチャ系の打鍵音でなく、パタパタ系と言うべきか、底打ち感のあるキーボードです。

決して打鍵音がうるさいことではないのですが、私の好みとしてはより軽やかさがあるとさらによかったものの、タイピング感は良好です。具体的なコメントは以下。

 

  • クセのないキー配置と、キー幅 16mm、キーピッチ 19mmのおかげで、快適な高速タイピングが可能です。
  • キーストロークは浅すぎず、深すぎず、並みのノートPCと同様ですが、キーは僅かに硬めか。
  • 他サイトのT-bao Tbook Airのレビューにもコメントがありましたが、Shiftキーのみ建付がわるいのか、あるいはキーボード下の補強が薄いのか、カチャカチャと音がすることには違和感あり。
  • キーの印字は写真を拡大するとプリントとわかるのですが、200ドル台前半のPCとしては質感はよい部類。指の油脂が付きにくいのはさりげないメリット。

 

タッチパッド

タッチパッドの使い勝手、触り心地のよさではMacがダントツなのですが、このXiaoma 21のタッチパッドは他の同価格帯の中国メーカー製PCと比較すると、かなりいいです。具体的には以下のとおり。

 

  • 私の好みはMac並みにスベスベ感のあるタッチパッドが好みなのですが、自宅にある、あるいはお借りし操作した中国メーカー製PCのなかでは、Xiaomi Notebook Proに次ぐスベスベ感。
  • タッチパッドは縦が狭いのですが、狭くとも操作性は犠牲にしていません。正確に移動・タップできます。
  • 本機については、Windowsの設定にジェスチャー機能の項目がなく、全てのジェスチャー機能を試していないのですが、スクロールと二本指でのタップは問題なくできています。
  • タッチパッドの右上にある指紋認証については、一発で認証しないことがあるものの、認証できた際の反応は快適です。Windowsの更新後になぜか再設定、設定エラーとなった謎もあります(後に復旧)。

 

携帯性

MacBook Air 11とほぼ同サイズと重量のボディに12.5インチを詰め込んだXiaoma 21。MacBook Air 11のディスプレイ左右のベゼル幅が太すぎることもありますが、デザイン・質感的にはMacBook Airよりもよいのでは、と思えるほど。

コンパクトさと約1kgの軽さ、12.5インチの視認性のよさから携帯するにもよい端末です。

ちなみに、私が電車内で使用した際の使用感は以下となります。

 

  • サイズ的には両隣りの方に迷惑をかけないギリギリのサイズ感。たまに14インチ以上のPCを電車内で使用している方を見かけるのですが、これには抵抗があります。
  • 他のApollo Lake / Gemini Lake ノートと同様ですが、ファンレスであることも、電車内や外出先で利用する場合には大きなメリット
  • キーボードの打鍵音では、朝の静かな時間帯ではパタパタとやや耳障りかも。ただし、使用を控えたくなるほどにやかましくはありません。

 

▲▼比較対象とした、MacBook Air 11と同アングルにて撮影

まとめ

これまでのコメントでは、良い事項ばかりを強調しいていると受け止めらるかもしれまんので、些細なこと、繰り返しの事項も含めデメリット、メリットに分けて記載します。なお、レスポンスは他のApollo Lake N3450と同様であるため、未掲載です。

全般的には、軽量のモバイルにも自宅でも使用できる機種を探している場合にはおすすめ。私が所有する、あるいは操作したことのあるApollo Lake ノートとしては、ディスプレイサイズが異なりますが、Jumper EZBook 3 Pro、Chuwi LapBook Airと並び、良い機種です。

 

「メリット」

  • 全面アルミ製、ディスプレイの保護材も含めゴールドとなり、質感が高い。
  • ディスプレイ左右のベゼル幅の狭さ、サイドの絞り込み、ロゴなしの天板など、デザインも好感。
  • 同一ODM製品のT-bao Tbook Airよりもポート類は豊富。
  • 違和感のないタイピング感のキーボードに加え、サラサラ感のあるタッチパッドは操作性も含め心地よい。
  • MacBook Air 11のサイズに12.5インチを搭載したサイズ感と約1kgの重さは携帯用途でもバッチリ

 

「デメリット」

  • 電源アダプターが本体と不釣り合いなほどに大きい。
  • キーボードの打鍵音は大きくはないのですが、より小さければなおよかった。
  • ボディ色がゴールドのみ。シルバーがあればよいのですが。
  • 個体差かもしれませんが、デフォルトのeMMCはベンチマークスコアがやや低く、私の端末ではフリーズすることも。32GBと小容量のため、SSDへの換装必須。
  • 頻度は高くないのですが、操作時にプチプチとスピーカーから音がすることも。

 

▼GearBestでの販売情報。2018年12月23日時点の価格は243.99ドルのところ、クーポン「QWYNJ13U90635」の利用により 225ドルに、20個限定 1月3日まで。

Gearbest Onda Xiaoma 21
Onda Xiaoma 21

 

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