Jumper EZBook 3 Pro、1年使用後の総括レビュー。質感とレスポンスには今なお満足

2017年8月に、Apollo Lakeの13.3インチ ファンレスノートPCであるJumper EZBook 3 Proを購入して1年が経過。最近ではGemini LakeのミニPを使用することが多くなったのですが、この1年間で最も利用したPCがこのJumper EZBook 3 Proです。

私は2017年8月に当時の最安に近い229.99ドルで購入したのですが、現在はさらに安く209.99ドル(セール価格。現為替レートで23,755円)で購入でき、この上なくコスパ度の高いPCです。今回は、Jumper EZBook 3 Proを使用した1年を振り返り、1年間の総括レビューです。

なお、私のJumper EZBook 3 Proの使用感はほぼ購入当時と変わらないため、以下などの過去記事とほぼ重複した内容となっています。お含みおきくださいませ。

 

関連記事

Jumper EZBook 3 Pro レスポンス / 使用感のレビュー、これで2万円台とは驚愕のコスパの高さ

写真多数、Jumper EZBook 3 Pro、MacBook Airの外観・質感の比較

EZBook 3 Pro 半年使用後の再評価、他のPCを使用して高まった満足感

スポンサーリンク

スペックのおさらい

過去記事にて何度も記載していますが、Jumper EZBook 3 Proのスペックのおさらいです。


▲2017年8月の記事「Jumper EZBook 3 Pro 外観レビュー、アルミ製ボディで家族も唖然、評判どおりの質感の高さ」にて掲載の、私がEZBook 3 Proを購入当時に比較検討した機種とのスペック比較です。

※EZBook 3 Proのインターフェースについて、Micro HDMIとしていますが正しくはmini HDMIです。

 

上記で掲載の機種以外にも、Cube Thinkerも購入候補にあげていましたが、うち 現在でも売れ筋の機種はJumper EZBook 3 Pro、Cube Thinker、Chuwi LapBook 12.3の3機種。

昨年の夏以降、EZBook 3 Pro対抗のYEPO 737A(「YEPO 737A、EZBook 3 Proと同様にコスパの高い13型ノートが 22,298円のキャンペーン中(クーポン適用後)」)も人気となりましたが、現在は海外通販サイトのラインナップから外れているようであり、四面ともアルミ製(YEPO 737Aはキーボード面はプラスチック製)のEZBook 3 Proの質感が一歩リードです。

なお、今後のWindowsノートの売れ筋はGemini Lakeに移行していくと思われますが、以下のとおり EZBook 3 ProをはじめとしたApollo Lakeノートもまだまだ現役として使用でき、海外通販サイトのラインナップから当面は外れることはないでしょう。

 

 

外観・デザイン

▲上はMacBook Air 11、下はJumper EZBook 3 Pro

 

多くの中国メーカー製PCと同様に、MacBook Airを強く意識した外観は、アルミ製ボディであることもあり質感は十分。国内の量販店に並んでいた場合、誰も2万円台前半のPCとは思わないでしょう。

大学生の息子いわく「友達の多くが大学に持ち込んでいる、国内メーカー製のPCよりも断然かっこいい」とのコメントがよく言い当てていると思います。

質感で特徴的な箇所は以下。

  • 全面ともにアルミ製となり、色調はMacBook Airよりやや明るめ。
  • 左右のベゼル幅は約1cmとなり、MacBook Airより後発なだけに細いベゼルで見た目よし。
  • 背面のJumperのロゴは控えめで好感。
  • ただし、コストを抑えるためキーボード・タッチパッドの質感はほどほど。「ほどほど」ではあるものの、キーボードの質感は2万円前半のPCとしては上々。
  • キーボード、タッチパッド以外の質感はMacBook Airと遜色なし。

 

▼コストを抑えるため、キーボード・タッチパッドの質感がやや犠牲に。

 

▼外観・デザインの詳細は以下の記事を参照ください。

Jumper EZBook 3 Pro 外観レビュー、アルミ製ボディで家族も唖然、評判どおりの質感の高さ
Jumper EZBook 3 Proの注文から8日後に、ようやく我が家にやってきました。現在は諸設定がほぼ完了し、レスポンス等の確認をしている状況ですが、取り急ぎ、今回はその外観レビューです。普段は、パソコンに興味もない家族も、こ...
写真多数、Jumper EZBook 3 Pro、MacBook Airの外観・質感の比較
復旧させることを前提に、起動しないジャンクなMacBook Air 11を某オークションで落札したのですが、案の定 いまだにMac OSにお目にかかれない状態。当面、MacBook Air 11の使いみちがないために、ここであえて、...

レスポンス

Apollo Lake N3450、メモリ 6GB、デフォルトのストレージにeMMC 64GBを搭載していますが、私は以下の記事のとおりSSDを増設し、Windowsの起動ドライブ化しています。

 

▼私のEZBook 3 Proは古いバージョンであるため、裏蓋を開けてのSSDへの換装でしたが、現行バージョンでは裏蓋にある扉より簡単にSSDを増設することができます。

Jumper EZBook 3 ProにSSD M.2を取付、eMMCとのパフォーマンス比較
Jumper EZbook 3 Proを使い始めて約一週間。SSD M.2スロットのついているバージョン3で気がかりなことは、コスト削減のために低速のeMMCを使用していること。基本動作において、著しい遅延・影響は感じないのですが、...

 

私の体感では、デフォルトのeMMCとSSDでは大きなレスポンス差はないのですが、SSDに換装しているとの前提での、この1年間のレスポンスの総括は以下となります。

  • Webサイト閲覧、簡単な画像編集、YouTube視聴、オフィスソフトの使用などのライトユースではサクサクと稼働し、レスポンスが遅いと感じることはありません。
  • 上記の利用範囲では、会社のCore i7のHDD機よりも速く感じます。これはeMMC、増設したSSD、自宅のWi-Fi環境による影響大です。
  • 上記の利用範囲で、EZBook 3 Proあるいは他のApollo Lake機のレスポンスが劣っていると感じる機種は、PCIe接続のSSD搭載機、あるいは同じくSATA接続のSSDを搭載したCome M3以上の機種。
  • Core M3機との比較では僅かながらに劣る程度。Gemini Lake機との体感レスポンスはほとんど差がない程度です(長時間使用していると、作業に影響ない程度の差は感じます)
  • Atom Z8350搭載機との比較では、Chromeのタブの切替、簡易的な画像編集など、軽めの作業でもキビキビとしているのを感じます。

 

▼EZBook 3 Proのベンチマークスコアは以下の記事を参照ください。

Jumper EZBook 3 Proにて、5種のベンチマークを測定してみた
これまで、スマホ・パソコンのレスポンス比較においては体感に頼ってきた私。というのも、パソコンには当てはまらなかと思いますが、スマホの場合には、Antutuなどのベンチマークでは劣っている端末が、スコアの高い端末よりも体感的には確実にレスポン...

ディスプレイ

13.3インチ、1920 × 1080のFHD、IPS、ノングレアのパネルとなりますが、欧米人好みの青白系の発色となりますが、発色・明るさ・鮮やかさとも良好で何の不満もありません。

通販サイトからお借りした下位機(Jumper EZBook 3SE)のディスプレイと比較すると、明らかに3 Proが発色・視認性ともに優位です。

EZBook 3 Proに限ったことではないのですが、手持ちのMacBook Air 11あるいは会社の15.6インチノートのTNパネルと比較すると、IPSパネルの恩恵は大きく、極端な角度から見ない限りは視認性抜群です。

キーボード

▲上はMacBook Air 11、下はJumper EZBook 3 Pro

 

キーボードについては最初こそサラサラしたキートップに違和感があったものの、慣れてくると以下のとおり快適に使用できています。

  • ほどよいストローク感で快適で軽快なタイピングが可能。Chuwi Laptop Air、Teclast F6 Proの上位機と比較すると、これらの機種のキーが固めであるために、EZBook 3 Proのキーボードはかなり快適に感じます。
  • 打鍵音も静かな部類(カチャカチャ音はかなり抑えられています)でタイピングに集中できる。
  • 英語キーボードでは、英数・かな変換が効率化のポイントとなりますが、「英語キーボードの「かな」「英数」をAlt空打ちで瞬時に切替。alt-ime-ahk.exeで快適な入力環境」で紹介のフリーソフトを使用することにより、日本語キーボードよりもむしろ快適になりました。
  • ただし、キーの質感は高くなく、プリント印字であることが明らかにわかります。

 

一方、私が購入したバージョン(バージョン3)までは、タッチパッド操作は滑り・タッチ操作ともによくなく、タッチパッドは使用していません。ただし、ユーザーの声を踏まえて、現行も含めバージョン4以降は改善されているようです。

まとめ

過去記事にて何度も記載していますが、普段使いではサクサクと稼働するApollo Lake N3450、メモリ 6GB、ストレージ 64GBの、13.3インチ ファンレスノートPCが2万円台前半で購入できるとは、恐るべしJumper、中国メーカーです。これが日本の量販店に並んでいたら、かなりの人気機種となっていたこと間違いなし(海外通販でみると人気機種ですが)。

海外通販サイトでは現在もJumper EZBook 3 Proのセールを頻繁に行っていますが、最安は210ドル前後となりますので、特にこの価格帯で購入できた場合、その満足度はより高くなることでしょう。

 

▼2018年8月4日時点でのGearBestの価格情報
Gearbest Jumper EZBOOK 3 PRO
Jumper EZBOOK 3 PRO

 

GearBest 関連記事

GearBestでの購入手続き実践編。実際の購入にあわせ 画像で概説

GearBest 海外通販、DHL 香港から日本まで配送期間・経緯を公開

GearBest、実例による中国から日本まで配送期間・経緯を公開

GearBestへの出荷督促手順を事例で紹介、督促は簡単・回答も即受領

コメント

  1. kky より:

    こんにちは、はじめまして。
    こちらのEZBook 3 Proの記事を拝見し参考にさせていただいております。

    さて、一つ質問がありコメントさせていただきます。
    1年使用されたEZBook 3 Proのバッテリーの持ちはどうでしょう?

    当方は一ヶ月ほど前に購入したのですが(V4)、不要なアプリなどを消してバッテリー節約を使用してもネット閲覧で3-4時間でバッテリー残量がほぼ無くなるほど消耗が激しい気がします。このままだと1年後は。。。などと心配しているところです。

    個体差もあるでしょうが、そちらはいかがでしょうか?よろしかったらバッテリーの持ちなども記事にしていただけると参考になります、
    お忙しいところ恐縮ですが、宜しくお願い致します。

    • kenken より:

      ご連絡ありがとうございます。
      私はACアダプターを繋げての使用が多いため感覚的なものですが、購入当初から同じくネット閲覧で4〜
      5時間程度でしょうか。
      じっくり検証したことがないので、まずは数時間試してみてコメント欄で連絡、長時間運用後、週末あたりに記事にて投稿します。
      また、海外ユーザーの状況などもあたってみます。

      • kenken より:

        取り急ぎの短時間の計測ですが、ディスプレイの明るさ75%、Bluetoothオフ、Google Chromeを利用したブログ記事編集にて、フル充電から20%消費するまで1時間17分。単純計算ではバッテリーを使い切るまで6時間程度。控えめにみて、やはり5時間程度のバッテリー持ちとなるようです。週末に再度、バッテリーを使い切るまで計測してみます。

        • kenken より:

          以下の記事にて、バッテリー残量が50%になるまで連続使用した結果を掲載しましたが、単純計算ではバッテリーを使い切るまで約6時間となりました。
          コメントいただいた「ネット閲覧で3-4時間でバッテリー残量がほぼ無くなる」はやはり消費が激しいような感覚です。

          https://www.sumahoinfo.net/entry/ezbook-3-pro-battery/

  2. kky より:

    管理人様

    お世話になります。
    お忙しいところ、ご丁寧且つ、大変参考になる検証をありがとうございました。
    バッテリー検証記事を拝見したところ
    3-4時間で消耗するバッテリーは違和感がありそうですね・・・。

    先日にはディスプレイを閉じてスリープ状態にし、ディスプレイを開け
    スリープから復帰する際、電源スイッチ付近から突然「バチッ」と音を立てて電源が消える事があり、ハード関係に不具合のある個体のようです。

    少々残念ですが、購入店に相談しようと思います。

    この度はお忙しいところ、バッテリー検証記事を記載して頂きありがとうございました。