Gemini Lake, SSD増設可のファンレス ミニPC Alfawise T1、1週間使用後のまとめレビュー

Gemini Lake N4100を搭載するミニPC「Alfawise T1 (Beelink S Ⅱ)」を受領して、1週間が経過しました。ブログ記事編集作業をメインとして合計20時間ほど使用し、また、2280サイズのM.2 SSDを増設し起動ドライブ化したところで、約1週間使用後の総括レビューです。今回のレビューでは、Gemini Lakeの使用感、ファンレスであることに焦点をあてたうえでのレポートです。

 

※ 使い込んだようなトップ画像ですが、天板がクリア塗装であることにより周囲のものが映り込んでいること、また、SSD化した際に外した外枠のツメをしっかりとはめることを失念したままの写真撮影。側面の溝が浮いています。

※ Gearbestさんより提供いただいた端末でのレビューとなります。

 

スポンサーリンク

Alfawise T1のスペック

Alfawise T1 spec

Alfawise T1の他、同じくGemini Lake N4100を搭載する、Chuwi GBox、14インチのノートPCとなりますがJumper EZBook X4のスペックを併載しています。

 

関連記事

Chuwiより Gemini Lake搭載のミニPC「GBox」が、リモコン付属ファンレス機としてリリース
Gemini Lake N4100を搭載するミニPCとして、先日紹介のAlfawise、Beelinkの製品に続き、なんとChuwiからも「GBox」なるミニPCが登場です。 Gemini Lake N4100、メモリ4GB搭...
Gemini LakeのEZBook X4が出荷後いきなり299.99ドルに。SSD搭載でコスパ度高し
Gemni Lake N4100を搭載する14インチノート「Jumper EZBook X4」がいよいよ出荷開始です。2018年5月12日の紹介時には536.9ドルだった価格も、GearBest では今や299.99ドル。しかも、初...

 

Alfawise T1について、スペック表に記載のない事項も含め、言葉で補足します。

  • CPUは、Apollo Lakeの後継となるGemini Lake N4100、4コア、 2.4GHz
  • メモリーはApollo Lake世代のDDR3からDDR4となり、搭載量は4GB(増設不可)。DDR3と比較するとDDR4のメモリは高価なため、多くのGemini Lake搭載機のメモリは4GBとなっています
  • ストレージはeMMC 64GB。ただし、M.2 SSDに換装可能であり、また、2TBまでの2.5インチ HDD/SSDを増設可能。なお、製品情報ではM.2 SSDのサイズは2242となっていますが、2280サイズも掲載可能であり、私は既に2280サイズのものを増設し、SSDを起動ドライブ化しています。
  • GPUはIntel HD Graphics 600。Apollo LakeのIntel HD Graphics 500より型番は上ですが、後段のベンチマークのとおり、私が計測した範囲ではベンチマークはやや奮わず。
  • サイズは、16.00 x 13.45 x 3.20 cm。ミニPCとしてはやや大きめのサイズでもありファンレス

 

 

▲2280サイズのM.2 SSD 120GBを増設し、起動ドライブ化しています。

Gemini Lake Alfawise T1を4,000円の出費でSSD化、取付工程とeMMCとのベンチマーク比較
CPUにGemini Lake N4100を搭載するミニPC「Alfawise T1(Beelink S2と同製品)」。多くのミニPCと同様に起動ドライブをSSDに換装できることを特徴の一つとしていますが、本日 SSDに換装しました...

 

▼トップ画像の鮮やかな天板と比較するとシックに見えます。クリア塗装と配色の関係で、見る角度により鮮やかさは変化します。

▲側面の2面に通風孔あり。

 

▼HDMIポートは2つ、USBはType-Cも含め合計5個とハブいらず。もちろん、有線LANポートも備えています。

▲個体差かもしれませんが、赤色の電源ボタンの反応がやや鈍く、何度か押してようやく電源が入ることも。これは外枠とマザーボードの電源ボタンとの建てつけによるものなので、外枠を外して調整できそうです(SSD増設の際に対応すればよかったのですが)。

 

▼背面にある蓋を外し、2.5インチのHDD/SSDの増設も可能です。

 

Gemini Lake N4100のレスポンス、その他の使用感

ベンチマークと実際の体感レスポンスにわけて記載します。なお、ベンチマークスコアについては、以下の記事でも紹介しています。

Gemini Lake Win 10ミニPC Alfawise T1の実機レビュー、ベンチマークスコアも
Gemini Lake Celeron N4100を搭載するWindows 10 ミニPC「Alfawise T1」。DDR4のメモリ 4GB、ストレージは64GB eMMCとなる本製品ですが、拡張性の高いミニPCらしく、M.2 S...

ベンチマーク

▼Geekbench 4のスコア

Single-Coreは1766となり、Apollo Lake N3450の約25%増し、Multi-Coreは5082となり、Apollo Lake N3450の約20%増し。

 

▼ドラクエベンチマークのスコアは1818 重い

Apollo Lake N3450では2200程度となるのですが、なぜか奮わず。海外のAlfawise T1のレビュー記事(Alfawise T1 (Beelink S2) Gemini Lake N4100 Mini PC Review)でも記載されていますが、同様にGPUのベンチマークは思っていたよりも伸びないようです。これはAlfawise T1の設定によるものか、Intel HD Graphics 600自体によるものか、現時点では未確認。

 

▼CrystalDiskMarkによるストレージのベンチマーク

左はデフォルトのSanDisk製のeMMCのスコア、右は私が増設したSSDのスコア。デフォルトのeMMCでも、体感レスポンスに遅さは感じません。

Gemini Lake Alfawise T1を4,000円の出費でSSD化、取付工程とeMMCとのベンチマーク比較
CPUにGemini Lake N4100を搭載するミニPC「Alfawise T1(Beelink S2と同製品)」。多くのミニPCと同様に起動ドライブをSSDに換装できることを特徴の一つとしていますが、本日 SSDに換装しました...

体感レスポンス

私の通常利用として、Webサイト閲覧、動画視聴、ブログ記事編集(画像編集を含む)と約20時間ほど使用した範囲でのコメントは以下です。

全般的には、ライトユースの範囲ではApollo Lakeとの体感差は感じないものの、ミニPCにおいてはApollo Lake機と価格差もないため、Apollo Lake機をあえて購入する必要もないとの認識です。

 

  • 上記の利用範囲では、実にサクサクと稼働し、デフォルトのeMMCでも遅いと感じることはありません。
  • 会社のCore i5 / Core i7のHDD機と比較すると、eMMC / 増設したSSDの恩恵で本製品がより速く感じます。
  • Apollo Lake N3450との比較では、ベンチマーク自体は約20~25%アップですが、ライトユースでは大きく体感できるほどの差はありません。
  • ただし、小さなレスポンスアップの積み重ねでレスポンス差に繋がってくるようなイメージです。大きく体感できるレスポンスを求めるなら、PCIe接続のSSD機が候補となるでしょう。
  • メモリは4GBですが、通常利用ではまずメモリ不足に陥ることはありません。

 

▼Google Chromeのタブを20個開き、フリーのOfficeソフトであるLibreOfficeで作業した際のメモリ使用率は88%。私の通常利用で最も負荷のある状況ですが、他のメモリ4GB搭載機も含め、メモリ不足に陥ったことはありません。

 

ファンレスのメリットは絶大

「絶大」とすると大げさかもしれませんが、先にレビューしたミニPC「ACEPC AK1」の課題はファンのやかましさ。このファンのやかましさを解消すべく試行錯誤しているのですが、ファンレスのAlfawise T1ではファン音に悩まされることなく、作業に集中できます。

ファンレスとくれば、逆に気になるのは内部の温度。HWiNFO(CPU温度、ドライブの動作などをモニターできるフリーソフト「HWiNFO」の概要)で長時間(合計20時間ほど)計測したところ、YouTubeを20分ほど視聴した場合にも、CPU温度は最大80度に留まっており、ファンレス機としてしっかりと冷却対応されています。なお、天板は最大でホッカイロよりやや熱い温かみを感じる程度です。

 

▼マザーボードの面積の約70%を占めるヒートシンク。高さはない(未計測)のですが、前述のとおりCPU温度は最大80度に留まり放熱効果は十分です。

▲▼ACEPC AK1のファンレス化に参考になります。

ミニPC「ACEPC AK1」をヒートシンク追加によりファンレス化してみた。やかましいCPUファン音の課題が解消
Apollo Lake Celeron J3455 (N3450相当)を搭載したミニPC「ACEPC AK1(Gearbestさんよりサンプル提供いただいたもの)」にSSDを増設・換装し、メインPC並みに快適に使用しています。がしか...

 

▼HD画質のYouTubeを20分視聴した場合のCPU最大温度は80度

 

まとめ

Gemini Lake N4100を搭載すること以外に、ファンレスに大きなメリットを感じるAlfawise T1 (Beelink S Ⅱ)。ファンレスにより作業に集中できます。

私のように、Webサイト閲覧、動画視聴、ブログ記事編集、オフィスソフト操作などのライトユースではサクサクなレスポンスとファンレス、そしてSSD/HDDの増設もでき、メインPCとして十分以上に使用できます。

このWindows 10をプレインストールするミニPCが、2万円ちょいとはコスパ高しです。

▼GearBestでのAlfawise T1の価格情報。換算レート・セールにより価格は流動的です。Gearbest Alfawise T1
Alfawise T1

GearBest 関連記事

GearBestでの購入手続き実践編。実際の購入にあわせ 画像で概説

GearBest 海外通販、DHL 香港から日本まで配送期間・経緯を公開

GearBest、実例による中国から日本まで配送期間・経緯を公開

GearBestへの出荷督促手順を事例で紹介、督促は簡単・回答も即受領

ミニPC
スポンサーリンク
kenkenをフォローする
スポンサーリンク
おすすめのWindows 10 ミニPC
Beelink Gemini X45 Premium

・Gemini Lake J4105を搭載。N4100より僅かながらも優位
・メモリ 6GB、ストレージはSSD 128GB
・11cm角の小さなボディに2.5インチHDDも増設可能
・ファンを搭載しながらもファンレスなみに静か
・このスペックで3万円未満

Alfawise T1

・Gemini Lake N4100、メモリ 4GB、ストレージ 64GB
・SSDを増設、起動ドライブとして使用可。HDDの増設も可能
・ファンレス機のため静かで作業に集中できます
・2万円ちょいの価格でコスパ高い

VORKE V2 Pro
iconicon

・500ドル台半ばの価格となるハイエンド機
・第8世代のCore i7-8550U、メモリ8GB
・256GB NVME SSDの速さは圧巻、SATA接続とは別次元
・プレインストールのOSはUbuntu16.04

Win And I net

コメント