ALLDOCUBEより、CPUにAMD Ryzen 5 7520Uを搭載する、12.6インチのSurface Pro風 2 in 1「ALLDOCUBE iWork GT12」が販売されています。LPDDR5 メモリ 16GBに、PCIe 3.0 SSD 512GBを搭載し、45Wの急速充電にも対応し、アルミ製の筐体です。
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ALLDOCUBE iWork GT12、AliExpress
ALLDOCUBE iWork GT12のスペック
冒頭から留意事項です。2023年9月14日現在、AliExpressでは 699.99ドル（約10万円）で販売されていますが、スタラスペンはともかく、キーボードケースが付属するか否かは不明瞭です。AliExpressや公式サイト（中国語版）では付属品の明記がありません。上の画像右下に「Optional Accessories」とあることから、9月13日時点では本体のみの販売と思われます。
| CPU | AMD Ryzen 5 7520U |
| GPU | AMD Radeon 610M |
| メモリ | 16GB LPDDR5 |
| ストレージ | 512GB PCIe 3.0 M.2 SSD |
| ディスプレイ | 12.6インチ、IPS、解像度 2160 x 1440、グレアパネル、タッチパネル |
| WiFi | 11ax/ac/a/b/g/n |
| Bluetooth | 5.2 |
| ポート類 | USB 3.2 Type-C Gen 2 フル機能 x 2、USB 3.2 Gen 2 A |
| バッテリー容量 | 7.6V 5500mAh、45W 急速充電に対応 |
| サイズ | 288 x 199.4 x 11.1mm、915g |
| OS | Windows 11 |
| その他 | 200万画素 フロントカメラ、500万画素 リアカメラ、アルミ製ボディ、2スピーカー、筆圧 4096レベルのスタイラスペンに対応 |
▼ALLDOCUBEは、こちらで実機レビューの「iPlay 50 Mini Pro」など、Android タブレットも複数展開していますが、古くからパソコンも販売しており、2 in 1の事例では以下の製品があります。
ALLDOCUBE iWork GT、Core i5-1115G7を搭載・45W 急速充電に対応の11インチ 2 in 1の詳細スペック
▼CPUのAMD Ryzen 5 7520Uは、Ryzen 5 7530Uなどの他の7番台と比較すると、アーキテクチャが旧バージョンでもあり パフォーマンスは劣り、以下の事例のように5万円台で販売（楽天市場）のエントリークラスのPCに搭載されることが多いです。ただし、上記リンク先のインテル 第11世代 モバイル向けCore iほどの水準となり、Web サイトのブラウジングやオフィスソフトなどの普段使いでは、遅さを感じることはありません。
▲▼AMD Ryzen 5 7520Uにファンレスでは心許ないですが、CPUファンに加え、サイドには多くの通風孔が配置されています。アルミ製ボディでの放熱とあわせて、冷却には課題がないものと思われます。
▲5500mAhのバッテリーは45Wの急速充電に対応。60分の充電で80%まで充電することができます。
外観
私はALLDOCUBEの2 in 1 PCを所有していませんが、同社の他のPCのレビューや 所有するAndroid タブレット、アルミ製の筐体であることを考慮すると、ボディの剛性・質感は高そうです。単体で915gと軽くはないですが、2 in 1でもありやむを得ないこと。
▼ALLDOCUBEの他の2 in 1は同傾向な製品が多いのですが、前述のとおりサイドに多数の通風孔が配置されています。また、一般的に、Surface Pro風の2 in 1はポート類が少ない傾向にあるなか、映像出力・給電に対応のUSB Type-Cが2ポート、USB-A、カードスロット、ヘッドホンジャックと充実したポート類です。
▲▼2023年9月14日現在、キーボードケースとのセット販売、キーボードケースの単体販売は確認できていませんが、他のイメージ画像からもキーボードの角度調整はできないように見受けられます。
▼AliExpressでの販売情報。9月14日現在の円貨換算額は約10万円。キーボードケースなしの単体販売と思われ、また、他のRyzen 5 7520UのPCは安価で販売されていることからも、私としては様子見との認識です。
