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まだまだ現役、MBA 11 Mid 2011のベンチマークスコアと体感レスポンス(2020年 年初版)

普段はWindowsを利用しているのですが、この数日間、久しぶりにメイン利用している MacBook Air 11 Mid 2011。Core i5 2467M、メモリ 4GBの今となっては非力なPCですが、Webサイト閲覧やサイト記事の編集程度では、今でも十分に快適に動作することをあらためて認識。今回は、今さらながらもあらためてベンチマークを計測し、WindowsのエントリークラスのPCと体感レスポンスを比較してみました。

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使用しているMacBook Air 11

使用しているMacBook Air 11は、Mid 2011モデル。ヤフオクで「起動することもある」と記載のあったジャンクなCore i7モデルを購入したもの。手にしてみるとほとんど起動することなく、ロジックボードのヒートガンによるリフローを行い一時的に使用できていたのですが、数日間の使用後にやはり起動せず。

最終的には以下の記事のとおり、Core i5の中古のロジックボードを購入し交換。現在は、何の問題もなく元気に稼働しています。

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▲▼macOSとGeekbench 4のシステム情報。CPUは2コアのCore i5-2467M 1.6GHz

ベンチマークスコア

以前にも何度かベンチマークを計測したことがあるのですが、今回あらためて、GPU以外のベンチマークを測り直してみました。

 

▼こちらは、Geekbench 4のCPUベンチマーク。上はmaxOS、下はBoot CampでのWindows 10で計測したもの。macOSでは、Single-Coreが2211、Multi-Coreが4144となり、Windows 10側とほぼ同じスコアです。

 

▼所有するPCのうち、スコアの近い製品を探してみました。上はCore i3-5005Uを搭載のJumper EZBook X4 Pro、下はPentium Gold 4415Yを搭載のMicrosoft Surface Go。Surface Goは外出先で使用していますが、これより優位のため、スコア的には今でも全く問題なく使用できます。

▲▼比較対象としたSurface Goのその他のベンチマークスコアはこちら。

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▼こちらはWindowsでのCrystalDiskMark風の、AmorphousDiskMarkでのSSDのスコア。古い機種のため、最近のSATA SSD並みとはいきませんが、eMMCよりはよいスコアとなっています。

 

▼自宅のWiFi環境(Nuro 光)の回線速度をFast.comで計測。他のPCと同水準の速度であり安心。

 

▲▼こちらは以下で紹介のCleanMyMax XでのCPUやメモリの使用状況。Google Chromeのタブを21個開いた状況でもあり、メモリの空き領域は16.8MBとごく僅か。CleanMyMax Xから「スワップファイルも含めて空きがない」と警告がくることもあります。Windowsでも、メモリ 4GBのPCも使用していますが、メモリが少ないことが課題か。

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デイスプレイの品質

約9年落ちの製品ながらも明るさは十分。概ね良好ですが、さすがに最近のFHDのIPSパネルと比較すると、以下の点で見劣りします。

  • 視野角は狭め。正面や左右の浅いの角度から見た場合には発色・鮮やかさともによいのですが、少しでも上から見ると淡さが際立ちます。
  • 10インチや11.6インチでFHDのパネルが一般化しているなか、1344 x 756の解像度はテキストを拡大したり、画面に近づいてみると粗さを感じます。普通に使用している限りでは、それほど粗さを感じることはありません。
  • テキストは何となく淡いようにも感じます。もう少しコントラストが効いているとよいのですが。

 

▼最近のFHDのIPSパネルと比較すると見劣りするものの、以下のようなTNパネルと比較すると良好です。

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▼ディスプレイの品質ではないのですが、こちらで設定した メイリオの表示もいい感じ。

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体感レスポンス

さて、肝心な体感レスポンスですが、久しぶりにまる2日間、メインとして使用した感覚では、上のベンチマークでSurface Goよりも優位なように、ライトユースなら全く問題なく使えます。具体的には以下です。

  • 私が最も使用時間の多い、Webサイト閲覧やサイト記事の編集、軽めの画像編集ならサクサクと動作しています。負荷のかかることは行っていないのですが、MS Office代替としてのLibre Officeも大丈夫です。
  • Windows 10と異なり、起動後にCPUを大量消費することもなく、また、頻繁にWindowsの更新を行い、その後処理でモッサリすることもないため、やきもきすることもありません。
  • メモリ 4GBと少なく、前述のとおり CleanMyMax Xより「スワップも含めてメモリが不足している」と通知を受領するほどなのですが、メモリ不足によりレスポンスが悪化している感覚はありません。
  • 私が好きなペタペタ感のあるキーボードと触り心地のよりタッチパッドと相まって、全般的な操作感も良好です。

 

バッテリーの経たりはさておき、今は冬のためによいのですが、課題となるのは夏場のCPU温度の上昇。以下の記事のとおり、以前 95℃にもなったことがあり懸念材料です。

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まとめ

久しぶりにMacBook Air 11 Mid 2011をメインマシンとして3日間ほど使用してみましたが、ライトユースではサクサクと動作し、キーボードとタッチパッドの心地よさもあり快適です。ディスプレイのテキスト表示など、もう少しメリハリがあるとよいのですが、これを差し引いても、まだ現役で使用できます。都内の職場の近くのスタバやコンビニで、MBA 11で作業している方が多いのも納得。使用している方を見かけると、ついそのMBAの製造年が気になる私です。

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