ThinkPad E14、Core i3-10110U搭載の14インチノートが58,850円。IPSパネル、メモリ 8GBを搭載し、オプション追加なしで使用可能

第10世代のCore i3-10110Uを搭載する、14インチの「ThinkPad E14」。2021年2月12日現在では、そのエントリーモデルが58,850円で販売されています。春先には約6万円でディスプレイは視野角の狭いTNモデルで メモリ 4GBだったのですが、今回販売のモデルは視野角の広いIPSパネルとなり、メモリ 8GBにストレージは256GB。オプションの追加なしでそのまま利用できます。

販売サイト（Lenovo 公式）はこちら

ThinkPad E14

ThinkPad E14のスペック

2020年4月の記事「ThinkPad E14がクーポン価格 60,368円で販売中。14インチ Core i3-10110U / PCIe SSD搭載で在宅勤務でもサクサクと動作」で記載のエントリーモデルは、TNパネル、メモリ 4GB、ストレージ 128GBで約6万円でしたが、黄色網掛のとおりスペックアップしています。

2020年4月の仕様からメモリ 8GB / IPS パネルに変更すると プラス 13,200円、本体 60,368と合わせると73,568円でしたが（ストレージは128GB)、今回のセールでは 54,560円。SSDの容量（128GB vs 256GB）を考慮すると、実質 ２万円ほどの値下がりです。

Core i3-10110U のベンチマークとレスポンス

私はCore i3-10110Uを搭載するPCを所有していませんが、以下の海外サイトを参照すると、インテル 第8世代 4コア8スレッドのCore i5-8265Uとの比較では、レスポンスに直結する Single-CoreのCPUベンチマークは、Cinebench R15のスコアは同一、Geekbench 5でCore i3-10110Uがやや優位となっています

Intel Core i3-10110U vs. Intel Core i5-8265U

私のCore i5-8265Uと同水準のCPUの使用感としては、GPUはCPU内蔵のインテル UHD グラフィックスのため、負荷の激しいゲームには向きませんが、通常のオフィスソフトではサクサクと動作します。

ThinkPad E14の外観と機能性

14インチにして重量が1.73kgと重いのですが、タイピングしやすいキーボードに、有線LANも備える豊富なポート類と、トラックポイントとThinkPadの特徴を継承し、自宅での使用に適しています。

▼こちらはオプションの英語キーボード。セール対象はバックライト付きの日本語キーボード。ThinkPadの最大のメリットはタイピングしやすいキーボード。他のThinkPadと同様にキーの中央に窪みがあり、快適なタイピングに貢献しています。

▲電源ボタンは右上に独立し、（写真は英語キーボードでもあり）かなりスッキリしたキー配置です。タッチパッドのサイズは、このクラスとしては標準的なもの。

▼17.9mmとボディは厚いのですが、ポート類はフル装備。電源はUSB Type-C

左サイドは左から、USB Type-C、USB 3.1 x 2、フルサイズのHDMI、ヘッドフォンジャック

▲右サイドは左から、USB 2.0、有線LAN、セキュリティロックスロット

▼ディスプレイが180°開くことも特徴の一つ

まとめ

第10世代のCore i3-10110Uを搭載する14インチノートが、送料無料・税込でクーポン価格 59,950円。メモリ 8GB、SSD 256GB、IPSパネルのため、オプション追加なしで快適に使用できます。2020年10月の発売から1年以上経過していますが、快適な入力環境のThinkPadがこの価格で購入できるとは、ミニPCやCHUWIやTeclastなどの新興中国ブランドのノートPCと比較してもお得感があります。

▼今回紹介のモデルは左のエントリーモデル。価格は2月11日までのセール価格であり、2月14日時点の価格は58,850円。ただし、近々に在庫処分セールを行い 54,560円で販売するとの情報もあります。最短 2,3日で出荷の短納期もありがたい。

ThinkPad E14