Core M3搭載のSurface Go 2がついにリリースも、なおも大きい日米価格差。Officeなしでの価格差は最大3万円(5/12 リリース価格) | Win And I net

広告 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

Core M3搭載のSurface Go 2がついにリリースも、なおも大きい日米価格差。Officeなしでの価格差は最大3万円(5/12 リリース価格)

2020年5月12日にリリースとなる「Microsoft Surface Go」。Microsoft 公式サイトにて、スペックと価格が明らかになっています。「Surface Go 2のCPUはCore m3-8100YとPentium 4425Yの2種類か。3/29時点の情報と現行版4415Yとの比較」のとおり、CPUはCore m3-8100YとPentium 4425Yの2種類となり、初代のようにMicrosoft Officeとのセットではなく、オプション扱いとなったのはよいことです。

しかしながら、それでもなお、アメリカでの価格と比べると日本の価格は割高感のあるものです。今回は、Surface Go 2のスペックの概要と日米の価格差について記載します。

Microsoft 日本 公式サイト情報

Microsoft 公式 Surface Go 2 仕様詳細
icon
Microsoft 公式 Surface Go 2 価格
icon

Microsoft Surface Go 2のスペック

日本仕様では、CPUにPentium 4425Yを搭載のWiFiモデル、Core m3-8100Yを搭載のLTEモデルがありますが、アメリカではさらに Core m3-8100Y WiFiモデルが存在します。

Surface Go レビュー、1ヵ月利用の使用感。普段使いではサクサク動作、キーボードも快適で10型では最高の携帯端末
Surface Goを使い始めて1ヵ月。毎日、通勤時に持ち運び、通勤電車内、あるいは昼休みに利用しています。これまで、10インチクラスの端末としては、iPad、Chormebook、他のWindows 10 PCを使ってきましたが、やは...

Pentium 4425Yモデルの場合、上記の私が所有する初代 Surface Goとの相違は大きくないため、以下はCore m3-8100Y LTEモデルのスペックです。

CPUCore m3-8100Y
GPUIntel UHD Graphics 615
メモリ8GB
ストレージ128GB SSD
ディスプレイ10.5 インチ、IPS、10 ポイント マルチタッチ、解像度 1920 x 1280
WiFi11a/b/g/n/ac/ax
対応SIMNano SIM
LTE対応バンドバンド 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 30, 38, 39, 40, 41, 66
Bluetooth5.0
ポート類USB Type-C
カメラフロント 5百万画素(顔認証対応)、リア 8百万画素
バッテリー容量情報なし
サイズ(タブレット単体)245 mm x 175 mm x 8.3 mm
OSWindows 10 Home Sモード

 

CPUがより高速な Core m3-8100Yとなったのはよいことですが、私としては以下の仕様に変更がないことが気になります。

  • SSDの容量は128GBと変わらず。オプションとして、256GBの設定があってもよいのでは。
  • SSDにSATA / PCIe接続の記載はないのですが、現行と同様にPCIe 接続でしょう(おそらくは現行と同じく Gen.2での接続)。
  • ポート類は給電兼用のUSB Type-Cのみと変わらず。USB マウスの接続などのためにも、USBポートが一つあると利便性が高まります。
  • デフォルトのWindows 10 Homeは、相変わらず Sモード。簡単にSモードを解除できるために、このままでもよいのですが、なぜ Sモードにこだわるのか不思議。Microsoft 謹製のために(サードパーティー製アプリのインストールを抑えるため)、理解もできますが。

 

その他、ディスプレイは初代の10インチ 解像度 1800 x 1200 (217 PPI)から、10.5インチ 1920 x 1280 (220 PPI) へと変更となっていますが、大きな変更ではありません。

なお、CPUのPentium 4425YとCore m3-8100Yの相違ですが、初代のPentium 4415Yと4425Yは同水準。所有する初代と、Core m3-8100Yを搭載するCHUWI MiniBook (CHUWI MiniBook 実機レビュー。サクサク動作のCore m3-8100Yに明るい液晶、タイピング感も想像以上。これで5万円台とは満足度高し)との体感レスポンスは明らかに異なります。

Pentium 4415Yの場合には、多少負荷のかかることを行うとカクカクとした動きとなることもありますが、Core m3-8100Yではスムーズ。また、Windows 10 更新後のシステムプロセス処理では、Pentium 4415YではCPU使用率が100%となる時間が長いのに対して、Core m3-8100Yではその負荷に耐えています。

 

▼以下は参考までの、Geekbench 5のCPUベンチマークのスコア。上はCore m3-8100Yを搭載するCHUWI MiniBook、下はPentium Gold 4415Yを搭載するSurface Go。

▲スコアの開きは倍程度ありますが、体感レスポンスに倍もの差はありません。負荷の状況により異なりますが、体感的には1~2割増程度でしょうか。

 Surface Go 2の日米価格

Microsoft 公式サイトから引用の価格(本体のみ、タイプカバー(キーボード)を含まず)ですが、ハイエンドのCore m3-8100Y LTE対応版の場合、Microsoft 日本では 税込 107,580円であるのに対し、Microsoft USAでは 729.99ドル。仮に換算率を108円(5/11 7時前後の実勢レート は106円台後半)としても、約 78,800円となり 約3万円の差があります。

また、Microsoft USAには、日本にない Core m3-8100Y WiFi版があり、その価格は629.99ドル (108円換算では 約68,000円)。この価格は大いに魅力的となり、これなら私も初代からの買替も検討したくなりますが、なぜ日本で販売されないのか、また、日本のプレミア価格は何に基づいているのか不思議です。日本の価格はMicrosoft Officeが付属なしの価格であり、Windows 10が日本語であること、輸送料 上乗せ以外に相違はないはずなのですが(USAモデルの技適については未確認。輸送料は大ききない)。

Microsoft 公式 Surface Go 2 価格

Microsoft USA 公式 Surface Go 2 価格

 

以下は、CPU別にMicrosoft 日本・USAでの価格を並べたものです。実際の換算レートは実勢レートに、手数料などが上乗せされるはずですので、仮に実勢レートに1円ほど追加して計算してみてください。かなりの価格差があります。

 

▼Pretium 4425Yのエントリー構成は、税込 65,780円 vs 399.99ドル。
icon

 

▼Core m3-8100Y LTE対応版は、税込 107,580円 vs 729.99ドル。USAでは 629.99ドルのCore m3-8100Y WiFi版も存在します。

まとめ

CPUが Core m3-8100Yも選択でき、日本仕様の場合には Microsoft Officeがオプション扱いとなったのはよいことですが、Officeなしの場合にも日米の価格差はかなり大きくなっています。日本ではこの価格でも売れるとみているのか、その理由は不明ですが、この価格差をみると、技適マークの有無はさておき、Amazon USAでSurface Go 2の流通後に、Amazon USAにて購入するとの選択肢もあるように思います。私はSurface GoをAmazon USAにて購入しました。

Microsoft 日本 公式サイト情報

Microsoft 公式 Surface Go 2 仕様詳細
icon
Microsoft 公式 Surface Go 2 価格

 

▼Amazonでも販売となりましたが、タイプカバーとSurface ペンのセットはかなりの価格に。


icon

コメント

タイトルとURLをコピーしました