これがドンキ「NANOTE」のオリジナルモデル? 海外通販で見つけた バイヤー向け格安UMPC。日本語キーボード版の存在も

ドンキの格安UMPCである「NANOTE」のオリジナルモデルが気になっていた私。製品数の豊富なAliExpressには該当する製品がありません。ならば、全世界のバイヤー向けの通販サイト(AliExpressの親会社)であるAlibaba (アリババ)を探ってみると、それらしき製品がありました。まとまったロットで購入しないと安くはならないために、個人購入には向きませんが恐ろしいほどに安いです。

2020年5月16日 追記。当記事をご覧になった方から、「Alibaba」でシルバーの日本語キーボード版が販売されている」とのコメントをいただきました。確かにこれがズバリかも。詳しくは2番目の見出しを参照ください。
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バイヤー向けの格安 7インチ UMPCの概要

今回はここで紹介してよいのかと思えるほどの製品のため、詳しい記載は差し控えますが、まずは以下のリンク先を参照くださいませ。双方ともに同じ製品ですが、恐ろしく安く、そしてプロトタイプなのか、この写真を掲載していいの?と思えるものがあります。

Alibaba, OEM 1

Alibaba, OEM 2

スペックの一部を記載すると、基本スペック、サイズ、バッテリー容量とも、ドンキ「NANOTE」そのままです。中国製の場合、クローン的な端末が多数あるために断定はできませんが、NANOTEのオリジナル・OEM元と推定できます。

CPUAtom Z8350
メモリ4GB
ストレージ32GB / 64GB / 128GB eMMC
ディスプレイ7インチIPS、タッチパネル、解像度 1920×1200
WiFi11 b/g/n
Bluetooth4.0
ポート類USB Type-C、USB3.0、Micro HDMI、SDカードスロット
サイズ181 x 113.6 x 19.6mm
バッテリー5000mAh

 

▼フロントカメラの位置(ディスプレイ左)、他のUMPCよりも下に位置するポインティングデバイスや、右上の電源ボタンの位置も「NANOTE」と同じように見えます。また、写真の製品はブラックですが、シルバーのモデルも存在します。

上記リンク先を参照するとわかりのですが、品質的にはよくなく、どう見てもプラスチック製で、天板がまだら模様になっています。これが「NANOTE」のオリジナルである場合、ドンキは発注時にかなりの注文をつけ、ボディを金属製にするなど質感を高めている(実際にはそれほどよくないですが)と思います。

気になる価格の事例としては、1000個以上のオーダーでは1個当たり 126ドル~138ドル。これならドンキの価格でもペイしますね。

なお、以下のAtom Z8350を搭載する7インチ UMPCの「Peakago」も、同モデルから派生する製品のように思えてきます。

7インチ LTE対応のUMPC、Atom Z8350搭載で安価なPeakagoがリリース予定
YOGAスタイルのUMPCとして、今度はAtom Z8350を搭載する7インチのPeakagoがIndiegogoサイトにて出資を募っています。デザイン、コンセプト的には、GPD Pocket 初代から始まった7〜8インチのUMPC...

5/16 追記、シルバーの日本語キーボード版もあり

上の画像はAlibabaで販売の製品ですが、購入したNANOTEの実機と比較してみても、キーボードのキーの配置、スピーカーの位置、裏側の通風孔の位置、スペックなど、そっくりそのままです。価格は、1,000個のオーダーで139.99ドルとありますが、これならドンキの税抜 19,800円も納得。大量注文時とはいえ、139.99ドルでWindows 10 プレインストールで、キーボード・ディスプレイ付きのPCを製造できるとは、中国の価格破壊・パワーは恐ろしい限りです。

なお、以下の画像の「Color」のとおり、ブラック版も存在しますが、ドンキ NANOTEでブラック版も販売されるとよかったかも。また、無理に日本語キーボードにしている感があり、キー配置やキーのサイズが他のUMPC以上に妙なため、よりスッキリと英語キーボード版も存在があると面白そうです(となると、上で紹介のブラック版となりそうですが)。

 

Alibaba

まとめ

「NANOTE」のオリジナルと思える製品を探したのはいいものの、何か悪いものを見てしまったような、そんな感覚です。今回の製品以外にも「爆安価格」のOEM製品が多数あり、例えば、11.6インチのYOGA スタイル、Atom Z8350のWindows 10 ノートが、1000個以上の注文時には130ドルなど、見ていると楽しくなる Alibabaサイトです。

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NANOTE 購入を迷いつつドンキに突撃するも品切れに。私がNANOTEの購入を迷っている理由

 

▼なお、1台目のUMPCをミニPC代替としてもバリバリと使用したい場合には、質感・スペックともに高い CHUWI MiniBookをおすすめします。One Mix、GPD Pocketと比較すると、ディスプレイの解像度を低くしていますが、その分 割安です。

CHUWI MiniBook 実機レビュー。サクサク動作のCore m3-8100Yに明るい液晶、タイピング感も想像以上。これで5万円台とは満足度高し
7インチのUMPCのキーボードがイマイチだったため、8インチのUMPCにも抵抗があったのですが、CHUWI MiniBookの実機はその懸念を吹き飛ばす出来栄えです。Core m3-8100Yのサクサク動作に明るい液晶、想像以上に快適なキーボード。これで5万円台とは恐るべしコスパ

コメント

  1. ごま より:

    実用性はさておいて、このようなキーボード付小型端末はワクワクしますね。

    最近はすっかりPCに疎くなって知らなかったのですが中国で今このような物が流行っているのですかっ!20年以上前に使っていたIBMのウルトラマンPCやくるりんぱとタブレットになるシャープのテリオスを彷彿とさせる外観は1周回って逆に新しいとでも言ったらよいのでしょうか。

    私が10数年前謎のノーブランド Windows Mobile 6 搭載のキーボード付ノートPCふうの機種をAliExpressで購入した時も、同じような外観で(自称)製造元が違う!?という名称が異なる機種が沢山売っていたのを思い出しました。

    非力な Atom Z8350 なので心配ではありますが、レポートされる際は 以前 T90Chi と EZBook 3 Pro でやられていたような NoxPlayer や MEmu Play などのエミュレータの使用感をお願いしたいです。中華のTV BOXやタブレットではルート権限があるので GYAO! や Radiko などの配信系のアプリは不可なようなので・・・

    • kenken より:

      UMPCはスペック高めの高価な製品が多いなか、このように安価で低スペック、しかも課題は多いけど、ボディはしっかり金属製の製品をみるとワクワクしています。
      私はCHUWI MiniBookを利用しているため、購入してもほとんど使い道がなさそうですが、細かいことは気にせずにどこでも持ち運べる端末、お遊び用・弄り用としてはよい端末のように思います。非力なために、Chrome OSもインストールしてみたいものです(私はLiunxよりもChrome OSが好みなので)。

  2. AT_S1830 より:

    日本語キーボードの製品がありました。
    色もシルバーですのでこちらがオリジナルではないでしょうか。

    https://www.alibaba.com/product-detail/Newest-Pocket-Laptop-7-inch-4GB_62451501752.html?spm=a2700.galleryofferlist.0.0.779d168fERJRKB&bypass=true

    • kenken より:

      情報ありがとうございます。当記事を投稿して後に、NANOTEを購入しましたが、実機と比べてみるとこちらがオリジナルですね。冒頭に紹介のブラックモデルの日本語キーボード版・派生モデルかもしれません。
      追記する形式ですが、記事を修正しました。

  3. MidoriSM64 より:

    記事中にあるAlibabaの日本語キーボード版ですが、私の手元にあるドンキNANOTE実機のキーボードと比べると
    ・FnとCtrlの位置が逆
    ・右側スペースキーの「カタカナ ひらがな ローマ字」のフォントが異なる
    と完全に同一の製品ではないように見えます。

    • kenken より:

      私も購入した実機と比較してみると、記載いただいたとおおり、FnとCtrlの位置が逆ですね。
      中国では同じようなモデルが複数出回ることが多いので、別モデルの同類品なのか、謎です。
      いづれにしても、別記事で確認したバッテリーのラベルが日本語でもあるため、同種のモデルのカスタマイズ仕様だと思います。

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