MINISFORUM UN100L、Alder Lake N100搭載のミニPCが発売に。Altモード USB-C、LPDDR5 RAM、PCIe SSDを搭載 | Win And I net

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MINISFORUM UN100L、Alder Lake N100搭載のミニPCが発売に。Altモード USB-C、LPDDR5 RAM、PCIe SSDを搭載

MINISFORUMより、CPUにAlder Lake-N N100を搭載するミニPC「UN100L」が発売されました。N100を搭載するミニPCは、Amazon 他の国内通販においても、機種選定に困ってしまうほどに多数販売されていますが、本製品はN100搭載のミニPCとしては珍しく、AltモードのUSB-Cを搭載していることが大きな特徴です。これにより、モニターの電源出力が45W以上の場合、ケーブル1本でPCに給電しつつ 映像出力することができます。

引用元・販売元

MINISFORUM UN100L、公式ストア

MINISFORUM UN100L、Amazon

 

MINISFORUM UN100Lのスペック

Alder Lake-N N100、オンボードのLPDDR5 メモリを搭載、2.5インチ SATA HDD/SSDを搭載可能な点は一般的ですが、前述のAltモードのUSB-Cポートを搭載するほか、HDMIに加え DisplayPortも搭載し、映像出力は3系統。また、N100 ミニPCではSATA M.2 SSDを搭載する製品が多いなか、2280サイズのM.2 PCIe 3.0 SSDを搭載しています。

 

CPUAlder Lake-N N100、4コア 4スレッド
GPUIntel UHD Graphics
メモリLPDDR5 オンボード 16GB
ストレージM.2 2280 PCIe 3.0 512GB  SSD、2.5インチ SATA SSD / HDDを増設可能
WiFiWIFI 5
Bluetooth5.1
ポート類USB Type-C (Alt モード、DP / PD対応)、HDMI、DisplayPort、USB-A  2.0 x 2(背面)、USB-A 3.2 x 2(Gen 2、前面)、
サイズ115 x 110 x 46mm
OSWindows 11 Home

 

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▲▼スペックの補足は以下です。

  • 私としては、上の記事で実機レビューのN305を搭載する「UN305」と同型のN100モデルが、同社のN100 ミニPCのメインとなるだろうと思っていました。12月16日現在では(おそらくは かなり前から)、公式ストアには掲載されていません。
  • タイトル下の画像では大きく見えますが、サイズは115 x 110 x 46mmと、一般的なミニPCよりも一回り小さなサイズです。
  • N100の制限とコストの関係から、PCIe SSDの読み書き速度は 1000MB/s前後かと思います。
  • メモリ 16GB / SSD 512GBのモデルのみの販売です。
  • 同社のミニPCのOSは、Windows 11 Proを搭載する傾向でしたが、こちらの記事で実機レビューのハイエンドなUM780 XTXも含めて、最近ではHome搭載に切り替えたイメージです。
  • 繰り返しの記載ですが、AltモードのUSB-Cを搭載していることが大きな特徴であり、モニターの電源出力が45W以上の場合、ケーブル1本でPCに給電しつつ 映像出力することができます。ACアダプターを接続する必要がないために、極めて便利です。

 

▼N100 / N95を搭載するミニPCについては、以下のまとめ記事以外にも複数製品をレビューしています。インテル 第8世代 モバイル向けのCore i5相当の実力となり、普段使いでは十分にサクサクと動作します。

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▼メモリはオンボードのLPDDR5、底板の裏側に 2.5インチ HDD / SSDを増設することができます。省電力のN100ですので 静音性も期待でき、N100 / N95を搭載のミニPCでは「ほぼ無音」の製品が多いです。

 

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▼ポート類の配置は一般的。私としては、映像出力が AltモードのUSB-C / HDMI / DisplayPortの3系統が嬉しい仕様です。上の記事に掲載の、iMac 27インチ Mid 2010に、DisplayProtあるいはUSB-Cポート経由で映像出力できたりします。

まとめ

2023年12月16日現在、公式ストアでの販売価格(予約販売)は 32,980円と、N100のミニPCとしては割高ですが、Altモード USB-C、PCIe SSDを搭載、3系統・3種類の映像出力の対応の魅力もあります。

そのスペックからの、MINISFORUMのミニPCとしてはエントリークラスの製品ですが、13,000円ほどの追加で、上位の「UN1265(Core i7-12650Hを搭載」のベアボーン(販売ページはこちら)が購入できる価格であることが、多少の気掛かりです。

ただし、これまでN100のミニPCでおすすめしていた「Beelink EQ12 実機レビュー、Alder Lake N100 / DDR5 16GB / PCIe 500GB SSDで 約32千円とコスパ度最強。Core i7-8565Uと同水準のベンチスコア」にて掲載の「Beelink EQ12(Amazonはこちら)」よりも安価で機能も豊富なため、N100搭載のミニPCのイチオシは本製品に繰り上がりです。

 

2024年3月20日追記。「公式ストアでの販売価格(予約販売)は 32,980円と、N100のミニPCとしては割高」と記載しましたが、3月20日現在では、公式ストア・Amazonともに、メモリ 16GB / SSD 256GBモデルが 約3万円弱に値下がり(セール販売)されています

 

▼LPDDR5 16GBメモリ、PCIe SSD搭載、Alt モード USB-C搭載と、スペック・機能が充実しているため、N100搭載 ミニPCのなかでは、2024年3月20日現在ではイチオシの製品です。2024年1月7日の追記ですが、Amazonでも販売開始となっています。

 

▼2024年4月11日追記。派生モデルの「UN100D」が発売となりました。「UN100L」と同じく、Alt モード対応のUSB Type-Cを搭載し、2.5G対応のイーサネットポートを2個装備しています。

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