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MINISFORUM UM300のメモリを増設・デュアルチャネル化、ドラクエベンチスコアは約25%アップ

先日、実機レビューのAMD Ryzen 3 3300U / Radeon Vega 6を搭載するミニPC「MINISFORUM UM300」。インテル 第8世代のCore i3-8145Uと同等以上のパーフォーマンスでサクサクと動作するうえに、CPUファンの音量が小さな快適仕様。そこで更なる向上を目論み、手元にある同規格のメモリを増設し、8GB x 2のデュアルチャネル仕様としました。結果、ドラクエベンチマークのスコアは約25%アップ。

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メモリの増設、デュアルチャネル化

MINISFORUM UM300の詳細は、上記の実機レビュー記事に掲載していますので、そちらを参照ください。ここではスペック表のみを掲載しますが、手元にあるのはメモリ 8GB搭載機(16GB版も販売されています)。こちらに8GBを追加し、デュアルチャネル化しました。

CPUAMD Ryzen 3 3300U、4コア4スレッド、最大 3.5 GHz
GPURadeon Vega 6 1200 MHz
メモリ8GB DDR4
ストレージ2280サイズ M.2 SATA SSD 256GB、2.5インチ SATA HDD / SSD 増設可能
WiFi(WIFI6 AX200をサポート)
Bluetooth5.0
ポート類USB 3.1 x 2、USB 3.0 x 2、USB Type-C、HDMI、DisplayPort、有線LAN x 2、マイク
サイズ128 × 127 × 46mm 、550g
OSWindows 10 Home

 

▲▼増設したのはこちらの”シリコンパワー 製。UM300に搭載のメモリとは異なりますが同一規格。以下のNVISEN Y-MU01に取り付けたメモリを一時的に流用です。

実機レビュー、Core i7-8565U搭載のミニPCベアボーン「NVISEN (EGLOBAL) Y-MU01」。PCIe SSD取付によりさらに快速に
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▼MINISFORUM UM300は、赤の部分の同時押しで天板が開くことを特徴の一つとしています。

 

▼上は2280サイズのSATA M.2 SSD、下はデフォルトのメモリ 8GB (空きスロットあり)。

 

▲▼メモリを差し込み、下に倒して増設完了。

 

▼全体像はこちら。

▲上の白い部分にかなりの厚みがあります。静音仕様であることも含み、しっかりした造りこみであることも、MINISFORUM UM300(ミニPCに特化した MINISFORUMの製品全般)の特徴です。

メモリ増設・デュアルチャネル化のシステム情報

続いて、メモリ増設・デュアルチャネル化後のシステム情報の確認です。

 

▼メモリ増設後のWindows 10 「設定」の「デバイスの仕様」。実装 RAMは16GBとなっています。

 

▲▼デュアルチャネルが機能していることの確認には、フリーソフトの「CPU-Z」あるいは「HWiNFO」で行います。上の画像はCPU-Zですが、赤枠のとおり機能しています。

メモリのデュアルチャネル動作を確認できる2つのフリーソフト。装着済メモリの型番の確認も可能
パソコンにメモリをデュアルチャネル狙いで増設した場合、デュアルチャネルでしっかりと機能していることを確認したいものですが、フリーソフトで簡単に確認することができます。また、フリーソフトでは、現在装着しているメモリのメーカーや型番も確認で...

 

▲▼「HWiNFO」から抽出のメモリ情報。上はデフォルトのKingston製、下は増設のシリコンパワー製。規格はDDR4-2400 / PC4-19200 1200.5MHzと同じです。それぞれの型番は以下。

  • Kingston製、CBD24D4S7S8K1A-8
  • シリコンパワー製、SP008GBSFU240B02

 

メモリ増設・デュアルチャネル化前後のベンチマークスコア

インテル・AMDのCPU・GPU統合型の場合、メモリ増設によりGPU系のベンチマークスコアはアップします。以下の記事で掲載のThinkPad T550においては、メモリ増設・デュアルチャネル化でドラクエベンチマークのスコアは約44%アップ、MINISFORUM UM300の場合には約25%アップしました。

古いThinkPad(T550)のメモリ増設、デュアルチャネル化でGPUベンチスコアが約44%アップ
キーボードのタイピング感のよさとトラックポイントの利便性から、今更ながらにThinkPadに惹かれている私。Hackintosh用のThinkPad X220、サイト記事編集用のX1 Carbon 2016に続き、Hackintoshと...

 

▼ドラクエベンチマークのスコアは、増設・デュアルチャネル化前の「8867 とても快適」から、増設・デュアルチャネル化後の「11059 すごく快適」に約23%アップ。

 

▼Geekbench 5のCPUベンチマークスコアのうち、Single-Coreは大きく変わりませんが、Multi-Coreは2387から2735に約15%アップしました。

まとめ

MINISFORUM UM300の場合、メモリ 8GBから16GBへの増設、デュアルチャネル化によりドラクエベンチマークのスコアは約25%アップしました。GPU関連でのアップのため、普段使いでは体感レスポンスに直接影響しませんが、まあ、メモリ 16GBを使用する局面は多くないですが、メモリ 8GB 約4千円と程よい弄り材料です。

 

▼メモリ 16GB、SSD 512GB版のBanggoodでの販売価格は、クーポン「BGJPMN1168」の利用により 339.99ドル、3/31まで。

メモリ 16GB、SSD 512GB版

 

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