CHUWI Hi10 X、約4ヵ月の利用で感じたメリットとデメリット。レスポンスはよいがマイナスポイントもあり

CHUWI Hi10 Xを3月初旬より使用してから約4カ月経過しました。Hi10 Pro / AirのCPU Atom Z8350からGemini Lake N4100となり、レスポンスは大幅に向上。ただし、外観や機能は、設計の古いHi10 Pro / Airを引き継いであるため、使い勝手のよくないところもチラホラと。今回は、これらのデメリットらしきものに焦点を当てて記載します。

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Hi10 Pro / Airとの比較でのメリット

上表はHI10 XのスペックをHI10 Airと比較したものですが(Hi10 ProはデュアルOSであること以外、基本スペックは、Hi10 Airと変わらず)、CPUがAtom Z8350からGemni Lake N4100に、メモリが4GBから6GBに、eMMCが64GBから128GBに変更となり、体感レスポンスが向上しています。それ以外に下記などのスペックに表れない部分も向上しています。

WiFiの回線速度も向上

Hi10 Proとの比較となりますが、Hi10 ProではWiFiの回線速度が異様に遅く、USBの無線LAN子機の使用を余儀なくされていました。無線LAN子機はキーボードのUSBポートに挿入して使用していましたが、回線速度の出ない(USBの無線LAN子機を使用しがたい)本体のみでは使用に難がある状況。ようやく子機なしで、普通に使える端末となりました。

 

▼Hi10 Proでは、以下の記事のような無線LAN 子機が必須でしたが、Hi10 Xでは子機の使用なしでも安定し速度が出ています。

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電源ボタンの反応が改善

個体差かもしれませんが、私のHi10 Proは電源ボタンを何度か押下しないと反応せず、現在は(電源ボタンの反応がよくないこととは、直接的な関係はないと思いますが)充電しない・電源オンとならない状況に陥っています。これに対し、Hi10 Xでは一部のポート類以外とスペック以外の外観・機能に大きな変更はないのですが、電源ボタンは他の端末よりも僅かに反応が遅い程度で反応しています。

 

▼電源ボタンの反応が遅く、最終的には充電しない・電源オンとならない状況となった Hi10 Pro。

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レスポンスは大きく改善

Hi10 Pro、Hi10 AirはCPUに必要最小限のAtom Z8350を搭載し、Webサイト閲覧の画像表示や、高速タイピング時のテキスト反映の遅延を感じますが(所有するHi10 Proの事例)、Gemini Lake N4100となり、体感レスポンスは大きく改善しています。

体感レスポンスとしては、通常のGemini Lake N4100搭載機と同程度となり、Webサイト閲覧やYouTube視聴、サイト記事編集程度のライトユースでは、遅いと感じることなくサクサクと動作します。ただし、ストレージがSSDではなくeMMCのため、Windows 10の起動などでは遅さも感じます(HDDよりは断然速いですが)。

 

▼HI10 XとHi10 Proのベンチマーク比較は以下の記事を参照。

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10インチ 2 in 1としてのメリット

続いて、Hi10 Pro / Airtとの比較ではなく、10インチ 2 in 1としてのメリットを記載しますが、一言で表すとコスパが高いことに尽きます。Surface Go 初代とSurface Go 2のPentium Gold 4425Y版の半値以下でレスポンスは同程度です。ただし、ディスプレイやキーボードの品質と全般的な使い勝手は、Surface Goが優れています。

レスポンスは初代 Surface Goと変わらず

同じく 10インチの2 in 1である、初代 Surface Goとのスペック比較は以下。

キーボードのタイピング感や液晶の色合い・明るさなども含めた全般では Surface Goが優れていますが、CPUのベンチマークスコアは Hi10 Xがやや優位。これを受け、体感レスポンスとしては、Surface Goと同水準です。現在販売のSurface Go 2には、Pentium Gold 4425Y版とCore m3-8100Y版がありますが、4415Yと4425Yのレスポンスは同程度のため、Hi10 XのレスポンスはSurface Go 2のPentium Gold 4425Y版の同程度と思っていただいてよいです。

 

▲▼Geekbench 5のCPUベンチマークを、Hi10 X (上)、Surface Go 初代 (下)と比較。体感レスポンスに直結するSingle-Core、Multi-CoreともにHi10 Xがよいスコアです。

CHUWI Hi10 X vs Surface Go、実機のベンチマーク比較。CPUスコアは同水準、価格は半値以下
私は10インチクラスの携帯用PCとしてSurface  Goを利用しているのですが、Gemini Lake N4100を搭載するCHUWI Hi10 Xの体感レスポンスは、Surface Goと同水準のような感覚です。以前、Surf...

やや縦長のディスプレイで表示面積が広い

これはHi10 Xに限ったことではなく、多くの10インチタブレットに共通することですが、1920 x 1200の解像度を持つディスプレイは通常のFHDよりも縦長となり、WebサイトやExcelなどので表示が縦に長いものです。大きな差ではないものの情報量が多く、サイト記事編集などでは通常は狭い表示エリアが縦に長くなり重宝します。

デメリットらしきもの

購入を躊躇する、あるいは使用をやめたくなるようなデメリットではないのですが、CHUWI Hi10 X 独自・あるいはHi10 シリーズに共通すること、Hi10と同種の2 in 1に共通することを含めて、デメリットらしきものを記載します。「らしきもの」と表現しましたが、タッチパッドについては完全にマイナスポイント。ここは特に留意する必要があります。

ディスプレイはやや淡く暗い

単体で使用していると、それほど感じないのですが、他のノートパソコンと比較してみると以下のように感じます。

  • どちらかと言えば寒色系の発色となり、全般的に淡く白っぽいイメージ。Hi10 Xのみを見ていると大きな違和感はないのですが、例えば、Surface Go 初代と並べてみると、明らかに淡く感じます。
  • 明るさは不足気味。明るさ最大にしても、他の一般的なノートPCの70%ほどの明るさでしょうか。そんなイメージです。

ただし、上記は決定的なデメリット・マイナスポイントではなく、広い視野角もあり、価格を考慮すると十分。

キーボードとのセットでは重い

Hi10シリーズのように、通常のキーボードと組み合わせる2 in 1の場合、キーボードセットでは重たくなります。Hi10 Xの場合にも、セットで1kg超となりますが、これはディスプレイを開いた際に、本体とキーボードのバランスをとり、倒れないようにするため。

10インチで1kgとなると、毎日持ち運ぶとなると厳しい重量となり、かなりずっしりとした重みを感じます。なお、キーボードには錘が入っているようであり、撤去を試みるもキーボードの底板を外すことができずに挫折。

キーボードのキーがやや硬い

私はHi10 Proのキーボードを流用していますが、キーボードのキーが硬く、特に左のキーの反応がわるいのか、タイピング時に二度打ちを強いられることもあります。ただし、Hi10 Proと同じキーボードを使用しているにもかかわらず、なぜかHi10 Xでは二度打ちの頻度が大幅に軽減。ほとんど気にならない程度です。HI10 ProのAtom Z8350では、高速タイピング時に画面へのテキスト反映が追い付かないことがあるのですが、これが「二度打ちの頻度が大幅に軽減」に影響しているかもしれません。

タッチパッドが敏感すぎて使えない

現行販売のキーボードも同様かと思いますが、以下の課題があり、タッチパッドをほとんど使えません。

  • タッチパッドが敏感すぎて、かなりの割合で誤動作を招く。
  • タイピング時にタッチパッドに触れてしまい、想定外の動作となることが頻繁にあり。

上記により、サイト記事編集中に記事全文の消去、保存できないまま戻ってしまったりと、何度も酷い状況になっています。このため、私は常にタッチパッドを無効化して使用しています。

付属のACアダプター以外は使えない?

上の写真のとおり、10インチタブレットとしては電源アダプターが大きく、また、電圧の関係か、他のWindows 10 USB Type-Cの電源アダプターでは充電できないことが多くなっています。

私のHi10 Proは充電できない・電源オンとならない状況になっていますが、もしかしたら他の電源アダプターを利用し過電流となったことが原因かもしれず、万一の場合に備えて、Hi10 Xの場合には付属の電源アダプターのみで充電しています。

まとめ

CHUWI Hi10 Xを約4ヵ月の利用で感じたメリットとデメリットを記載しました。マイナスポイントで言えば、本文中には記載していませんが、設計が古いためにディスプレイのベゼル幅が太めなこともあります。

多少のデメリット・マイナスポイントはありますが、ここは安価な製品のこと。体感レスポンスに限って言えば、Surface Go 初代、Surface Go 2のPentium Gold 4425Y版と同レスポンスの10 インチ 2 in 1が半値以下で購入できることが最大のメリットであり、マイナスポイントは妥協する必要もあります。

 

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Chuwi
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