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iOS11「ファイル」にて、ストレージ間コピペの利便性を検証してみた

iOS11にアップデート直後から気になっていた新機能(アプリ)として、「ファイル」があります。事前情報としては、異なるクラウドストレージ間のファイルのコピペにも便利とありましたが、実際のところはどうなのか。

私は現在、iPhone / iPad / Android / Windowsのファイル連携にはOneDriveをメインに利用しているものの、Google Drive / DropBoxも稀に利用し、ローカルドライブを介して、クラウドストレージ間でファイルの受け渡しを行うこともあります。

今回、このファイルの受け渡しに利用できるかもしれない、新アプリ「ファイル」でのOneDriveなどの外部クラウドストレージの使い勝手、異なるストレージのコピペを試し活用できるものか確認してみました。

 

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OneDriveファイルの見え方など

「ファイル」アプリでの、OneDriveにて保存しているファイルの見え方を、私はWindowsパソコンのエクスプローラーや、Androidのファイルマネージャー的なものと想像していたのですが、異なっていました。

 

▼iOSの新アプリ「ファイル」と、自分でインストールした「Google Drive」「OneDrive」

 

▼OneDriveなどのクラウドストレージをインストール済の場合、「ファイル」を起動すると、以下の画像のとおり、クラウドストレージの一覧が表示されます。

▲私の場合、OneDrive / Google Driveが表示されています。

OneDriveがオフとなっていますが、これは私がLTEでのOneDriveの通信設定をオフにしていたためです。

 

▼OneDriveに保存しているファイルを、「ファイル」アプリ経由での表示と、OneDriveから直接表示したものの見え方を比較してみました。

左が「ファイル」経由、右がOneDriveより直接アクセスしたものです。

▲ファイルの見え方は、デザインからフォントサイズまで全く同じです。Google Driveも同様でした。

ということは、「ファイル」からOneDriveなどへのストレージアプリにショートカットしているに過ぎないとも言えます。別の意味では、見え方が全く同じであるために戸惑うことがない、どのクラウドストレージを操作しているのか直感でわかる、とも言えます。

なお、 右の画像上部のアップロード・下部の各種アイコンが左の画像のファイル経由の場合にはないことがわかります。

ファイル経由でのアクセスでは各種アイコンがないために、機能は多くないことが想像できます。

 

▲▼こちらはiPadでの、ファイルアプリからOneDriveの見え方。

子画面表示となっていることからも、「ブラウザ」の「場所」にあるアイコンはOneDriveへのショートカット的なものであることがわかります。

 

▼便利な機能が、「ファイル」アプリから開いたクラウドストレージの画像を、iOSのデフォルト機能を活かし簡易編集できること。右の画像のとおり、文字入れ、吹き出しなどの編集が可能です。

 

クラウドストレージ間のファイルコピー

例えば、Google DriveからOneDriveへファイルをコピペする場合の使い勝手ですが、結論から言うと「コピペはできるのはよい機能ですが、使い勝手は極端によいものではなく、今後の展開に期待」となります。

 

▼iPhoneにてGoogle Driveのファイルを表示した事例

▲ファイルを長押しすると、黒色のメニュー子画面・以下のコマンドが表示されます。

  • コピー
  • 複製(Google Drive内に複製を作成)
  • 名称変更
  • 移動
  • 削除
  • 共有
  • タグ
  • 情報

複製・名称変更・削除・情報は便利なショートカットです。しかしながら、コピーについては、コピーはできているようでも、肝心な貼付コマンドがなくコピーが完了しません。このため、以下の共有にてコピペ対応することになります。

 

結局は、AirDropの機能を活かし、異なるクラウドストレージへコピペ。また、コピペのみの対応となり、ファイルの移動はできないようです。

 

まとめ

iOS11にてリリースされた新アプリ「ファイル」。OneDrive / Google Driveなどの外部クラウドストレージのファイルの見え方、ストレージ間のファイルのコピペの操作感はなんとも微妙なところです。

コピペにおいては、結局はAirDropの機能を活かすことになるようです。コピペができることは良い機能ですが、Windowsのエクスプローラーと同様に、より直感的な操作感であると、さらに利便性が高くなるとの認識です。

私がこの「ファイル」アプリを今後も利用するかというと、おそらくは利用しないはず。というのも、OneDrive / Google Driveを直接操作したほうが手っ取り早いように思います。

 

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