ロボット掃除機「dreame  D9」の実機レビュー、吸引・水拭き双方に対応し、スマホアプリでの操作・管理も充実した、Xiaomi関連の実力機

テレビのCMなどでもお馴染みのロボット掃除機。在宅勤務が増加するなか、自宅で過ごす時間も増えてきましたが、在宅勤務中にロボット掃除機の自動走行により他の部屋の掃除を行うこともできます。ロボット掃除機にも、吸引・水拭きなどの基本事項以外に、WiFi経由でのスマホとの連携、Alexa対応などの付加価値のある製品も増えてきましたが、楽天市場で販売の「dreame D9」をレビュー用にサンプル提供いただきましたので、その使用感などを記載します。

レビューする製品はこちら

dreame D9 (楽天市場)

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dreame社について

dreame社の製品を取り扱うのは初めてであり、商品を販売する楽天市場にもdreame社の情報がありませんので、公式サイトから引用のdreame社の概要を記載します。なお、私は勘違いしていたのですが、夢の「dream」ではなく「dreame(ドリーメ)」ですね。

dreame Technology 公式サイト(日本語)

 

公式サイトから抜粋のDream社の概要

  1. 正式な会社名は「DreameTechnology」となり、2015年に設立。
  2. DreameはXiaomi Ecological Chainに参加し、スマート家庭用クリーニング機器の推進力および主要企業として参加
  3. Dreameは航空宇宙科学をコア技術とし、150件を超えたコア特許を取得。
  4. 製品の年間生産能力を100万台超も確保。
  5. (本社所在地の記載はありませんが)北京、上海、天津にオフィスあり。

 

スマホアプリでの操作や、Alexaの音声認識にも対応する「dreame D9」。スマホアプリではXiaomiの「Mi Home」を使用することが不思議だったのですが、上記の2により納得。Xiaomiに関連するとのことで、その信頼感は大きく増しました。

ロボット掃除機のほかコードレス掃除機もリリースし、CESなどでの受賞歴もあります。また、海外通販サイトの「AliExpress」ではオフィシャルストアも開設され、以下のリンク先のとおり「Xiaomi ブランド」として周辺機器が販売されている事例もあります。

AliExpress、dreame 製品 ラインナップ

ロボット掃除機「dreame  D9」の特徴

ロボット掃除機のレビューのみならず、使用するのも初めての私のこと。仕様の確認、レビューにあたり多くのサイトを参照しましたが、製品特徴の確認の参考までに、以下のビックカメラの記事リンクを貼っておきます。

ロボット掃除機おすすめ17選【2021】お出かけ中もしっかりお掃除(ビックカメラ)

 


上記のリンク先記事と楽天市場の販売情報、公式サイトから抜粋の本製品の特徴(一部抜粋)は以下です。

  • 吸引と水拭きの双方に対応し、「水タンク」と「モップ」が付属
  • WiFi 通信機能を搭載し、Xiaomiのスマホアプリ「Mi Home」と連携して、管理・操作が可能
  • さらには、Amazon Alexaの音声認識にも対応
  • 床とカーペットを自動識別し掃除が可能
  • 段差センサーを内蔵し、20mmの段差の乗り越え可能
  • LDSナビゲーションを搭載し、掃除をしながら、リアルタイムでマップの作成が可能。
  • 3000Paの強力吸引システム、掃除モードは「マナーモード」「標準」「強」「ターボ」の4種類
  • 最大150分の長時間稼働が可能
  • 距離センサー、圧力センサー、ジャイロセンサー、加速度センサー、壁センサーなど、13種類のセンサーを搭載

 

▼製品の仕様については、楽天市場の情報をそのまま貼り付けさせていただきました。350mmと大柄ながらも 、実機を手にすると 3.8kgの重さは感じません。

 

以下では、上記の特徴を画像などにより、また、使用感の一部を交えて補足します。

 Xiaomiのスマホアプリ「Mi Home」と連携

操作や掃除の履歴管理、モードの設定などは、スマホやPC、その他の家電を多くラインナップする、中国の巨大な優良企業「Xiaomi」のスマホアプリ「Mi Home」との連携により操作します。

詳細については後述しますが、上記の特徴にも記載した「DreameはXiaomi Ecological Chainに参加し、スマート家庭用クリーニング機器の推進力および主要企業として参加していること」、Xiaomiの「Mi Home」を利用することで、その信頼感が圧倒的に増すと感じるのは、私のみではないと思います。

Mi Home - xiaomi smarthome

Mi Home – xiaomi smarthome
開発元:Beijing Xiaomi Co., Ltd
無料
posted withアプリーチ

 

なお、Alexaとの連携については、手持ちのAlexa 対応機器(SwitchBotなども含める)にて連携方法などを確認中です。

床とカーペットを自動識別

以下のMi Homeアプリの設定に「絨毯(じゅうたん)ブースト」の設定があり、これをオンにすることにより、じゅうたん・カーペットなどと床を自動検出し、自動的に吸引力がアップします。

あいにく、我が家ではじゅうたん・カーペットを使用していないために試すことはできませんでしたが、ぜひ利用したい機能です。ちなみに、コタツのしき布団は使用しているのですが、生地が薄過ぎ、掃除機を利用中にしき布団がめくれてしまい機能しませんでした。

 

▼「Mi Home」の「絨毯ブースト」設定を有効にすると、じゅうたんを自動識別し、吸引力アップが機能します。

20mmの段差を乗り越え可能

本体裏に段差センサーを備え、引き戸のレール、ラグ、マット、カーペットなど、20mmの段差なら乗り越えることができます。実際に何度も検証したところ、20mm程度の段差なら難なく乗り越え可能です。ただし、あまりにも柔らかいラグなどの場合には、引っかかってエラーとなることもあります(音声にて通知があります)。

LDSナビゲーションを搭載し、掃除中にリアルタイムでマップの作成

多くの上位となる他製品も同様かと思いますが、自動走行中・掃除中にリアルタイムで部屋のマップを作成し、次回以降の掃除をマップに従い行うことができます。ソファやテーブルなどの障害物・家具類がない場合には、上の画像のように綺麗にマップを描くことができます。以下は私の極端な事例ですが、家具類が多い場合には複雑に入り組んだマップとなります。

リアルタイムでのマップ作成も感動しますが、ロボット掃除機を初めて利用した私ですので、より驚いたのが、スマホアプリ・本体のワンタッチで自動的に充電ベースに戻ること。これには家族ともども、特に感動です。

 

▼私の自宅でのマップの事例。

テレビ、コタツ、家具などを多く設置しているために、複雑なマップに(マップを作成中、精度を高めている最中のため、歪なマップになっています)。なお、LDSとは「スマートナビレーザースキャン」のようですが、この恩恵により複雑なマップの作成が可能になっています。

3000Paの強力吸引システム

3000Pa(ゴミや空気を吸い込む圧力の単位)強力吸引システムとあります。Amazonや楽天市場などで多くの他製品を参照したところ、3万円前後の同価格帯では2500Paの吸引力の製品も多くあり、スペック上の吸引力では優位です。

 

▼こちらはアプリの掃除モードの選択画面。

モードの切替で本体が即反応します。「マナーモード」「標準」「強」「ターボ」を選択でき、吸引力・運転音ともに変化します。吸引力はそれほど強くはなく、また、運転音も静かとは言えない音量です。

最大150分の長時間稼働が可能

1回の充電で250平方メートルの清掃可能、連続稼働時間は150分とあります。自宅はそれほど広くないために試すことはできませんが、感覚的にはバッテリー消費量は大きくなく、2時間程度の連続稼働はできそうなイメージです。

dreame D9の外観

続いて、開封直後・使用前の「dreame D9」の外観を記載します。

 

▼日本語表示の、日本の製品であるかのような外箱です。

 

▼全て日本語の説明書とクイックガイド。日本語訳も適切で好感が持てます(ごく一部に妙な訳もありますが、十分理解できます)。

 

▼中国ブランドの製品では多国語構成の説明書が多いなか、本製品は日本語のみの20ページでの構成。出荷先に応じて、説明書と外箱の言語を切り替えているようです。

▲私のように、初めてロボット掃除機を使用する場合には、製品の組み立てや使い方もわからないことが多いと思いますが、初心者向けにも丁寧に記載された説明書です。

 

▼本体以外の付属品の一部ですが、充電台、モップと水タンクのセット、エッジクリーニングツール、充電台の電源ケーブル。

 

▼充電台の背面は滑り止めのゴム素材が付いています。

 

▼充電台に電源コードを接続した様子。本体が自動で充電台に戻る際に充電台が動かないよう、充電台は壁側に設置し、壁面以外の3面は50cm以上の空間が必要です。

 

▼モップと水タンクのセットを拡大。水拭き時には、こちらを取り付けます。

 

▼水タンクの裏側。

 

▼本体の全景。私としてはシックなブラックかグレイが好みですが、ホワイトも清潔感がありよいものです。

 

▼上の中央に3つのボタンがありますが、左から一定面積の集中掃除ボタン、電源・掃除開始のボタン、充電台に戻るボタン。当初はこのボタンが活躍しますが、スマホアプリ「Mi Home」の使い勝手がよく、アプリインストール・アプリでの設定後は本体のボタンを使用する頻度が少なくなります。

 

▼カバーを開けた様子。詳細説明は省略しますが、右側に小さなリセットボタン(初期化、工場から出荷時の設定に戻す)があります。

 

▼背面には駆動輪、段差センサーなどがあります。中央のメインブラシは、ワンタッチで簡単に取り外すことができます。

 

▼左右の駆動輪の右側と、前側に合計 6つの段差センサーがあります。

 

▼前の小さな車輪の両側が充電台との接点です。

スマホアプリ「Mi Home」の使い勝手

dreame D9はWiFI接続により、Xiaomiのスマホアプリ「Mi Home」をリモコン替わりとして「掃除の開始」「充電の開始」などを操作を行うことができます。その他、掃除のエリアマップの確認、掃除の予定時間の設定、掃除の履歴、消耗品の管理(残りの想定使用時間)などが可能ですが、このアプリが秀逸。dreame D9の価値を高めるものです。

なお、さらに使い勝手を高める機能として、Alexaの音声認識にも対応していますが、現在 その連携方法を確認中。必要に応じて追記します。

Mi Home - xiaomi smarthome

Mi Home – xiaomi smarthome
開発元:Beijing Xiaomi Co., Ltd
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2021年1月32日追記。当記事へのコメントをいただきました。Alexaとの連携は「AAlexaスキルにDreameを追加し、Mi homeと紐付ける事で無事に連携出来ます」とのこと。以下の画面のとおり、DreameのAlexaスキルがあり、今度ゆっくりと試してみます。

 

上の「dreame  D9の特徴」の段落でもスクショを搭載していますが、あらためてアプリの機能をスクショとともに概説します。

 

▼「Mi Home」のホーム画面。こちらに対応する家電がラインナップされます。

 

▼こちらは先に掲載の、私が設定中のエリア図。家具などが多いために歪な形になっており、今後 煮詰めていきます。

 

▼各種設定のホーム画面の一部を抜粋。

指定した時刻の自動運転、掃除の履歴管理の項目もあります。

 

▼上の画面の「装置の設定」の抜粋。

音声の言語・音量、絨毯ブースト(じゅうたんと床の自動識別)、バッテリー残量が少ない場合の自動充電機能(自動で充電台に戻る)など、多数の設定項目があります。

 

▼本体からは掃除開始、充電台に戻る、各種エラーなどの様々な音声がアナウンスされますが、アプリで日本語への変更や音量を調整できます。音量はかなり大きく、以下の音量バーの位置で程よい感じ。

 

▼吸引力は4段階に切替可能です。マナーモードにした場合の、動作音もそれなりに大きく、お子さんが昼寝中などの掃除は厳しいかも。

 

▼「サービス予定」とありますが、フィルターやブラシの消耗度を示すもの。目安としては十分です。

 

▼iPhoneでの通知の事例。この通知のタイミングも適切です。

dreame  D9、全般的な使用感

最後に、最も肝心な「dreame D9」の全般的な使用感を記載します。何度も記載していますが、ロボット掃除機の使用は初めての私のこと。他製品との比較はできませんが、ロボット掃除機全般への感想、dreame D9の製品自体の事項を織り交ぜて、ランダムに記載しています。

全般的には、アプリでの操作も含めて楽しさ満載で、ロボット掃除機全般の注目度が高いことを、十分に実感できる製品です。

  • スマホアプリ「Mi Home」とのWiFi 連携は十分に機能し、掃除の開始や充電、履歴やエリアの確認など、本体を操作せずにアプリのみで行うことができる使い勝手のよさは秀逸。
  • 本体とアプリの双方で操作できる、「充電台に戻る(自動帰還)」機能は特に感動。手動で接点を確認しながら、充電台に戻すよりも簡単です。
  • 本体からの各種アナウンスも適切で、ブラシにゴミが絡まった場合などのエラーにも、即座に対応できます。
  • 掃除機本体の吸引力は想像よりも強くなく、大きなゴミ掃除には向かない感覚。ただし、ペットの毛や埃が多く散乱している場合には、かなり有効利用できそうです。
  • また、動作音も想像よりも大きく、同じ部屋で別の作業中の掃除はやや鬱陶しさも感じます。
  • 説明書にも記載がありますが、部屋の整理整頓は事前に行う必要があります。私の失敗としては、WiFi接続のルーターの電源ケーブルを掃除機が抜いてしまった事例があります。
  • 当然のことかもしれませんが、ある程度 大きな部屋での使用を前提とします。狭いスペースに家具が配置している場合には、本体の大きさからも使用は厳しくなります。

 

▼2021年1月24日時点の楽天市場での販売価格は 税込 31,350円(送料無料)。同価格帯、あるいは上位の多くの製品を参照しましたが、掲載した機能を装備しこの価格はかなり安いと言えそうです。

コメント

  1. 通りすがり より:

    Alexaとの連携ですがAlexaスキルにDreameを追加しMi homeと紐付ける事で無事に連携出来ます。

    • kenken より:

      コメントありがとうございます。確認してみると、確かに AlexaスキルにDreameがありました。今度、ゆっくりと試してみます。

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