ドンキより税抜19,800円のUMPC「NANOTE」がリリース。2台目のUMPCとしても魅力の格安機 | Win And I net

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ドンキより税抜19,800円のUMPC「NANOTE」がリリース。2台目のUMPCとしても魅力の格安機

ドンキから7インチの格安UMPC 「NANOTE (ナノート)」がリリースです。5/1から店頭販売となりますが、その価格はなんと税抜 19,800円。格安機のため、CPUはAtom Z8350、メモリ 4GB、64GB eMMCと必要最低限となるものの、上位機と同様にタッチパネルのディスプレイは360°回転機構付き。ハイエンド志向のモデルが多いUMPCのなかでは、この価格はかなりの魅力です。

2020年5月8日 追記。以下のウィンタブさんの実機レビュー記事によると、ボディの造り込みやWindowsのアクティベーションなど、不具合が多いようです。価格は魅力であるものの、やはり品質は価格なりか? 私は逆に、ネタ的にも欲しくなってきました。

NANOTEのスペック

正直なところでは、ハイエンドを求めるあまりに価格的には遠くへ行ってしまった某ブランドのUMPCよりも大いに魅力的。私は7インチのUMPCでは、GPD Pocket 初代とOne Mix 2Sを短期間使用したことがありますが、7インチのキーボードでのタイピングはかなり厳しいものがあります。

ただし、NANOTEの価格を考慮すると、そのキーボードや以下のコストカットのための控えめなスペックも許容範囲。

CPUAtom Z8350
メモリ4GB
ストレージ64GB eMMC
ディスプレイ7インチ 高彩度液晶、タッチパネル、解像度 1920×1200
WiFi11b/g/n
Bluetooth4.0
ポート類USB Type-C、USB3.0、Micro HDMI、SDカードスロット
バッテリー容量5000mAh/3.8V
サイズ181 × 113.6 × 19.6 mm、520g
OSWindows 10 Home

 

「控えめなスペック」と表現しましたが、格安機であるために以下のスペックを犠牲にしています。

  • CPUにAtom Z8350、メモリ 4GB、ストレージ 64GB eMMCと必要最低限となり、Webサイト閲覧やWordなどの軽めの用途向き。
  • WiFiは11a/acに未対応。
  • ボディの素材の記載はありませんが、この価格では間違いなくプラスチック製。
  • 「高彩度液晶」との記載が謎。IPSパネルの明記していないことでは、視野角の狭いTNパネルとも思えますが、後述の同型かもしれない「Peakago」はIPSパネル。IPSの可能性もあります。実機レビュー記事を参照すると IPSパネル。しかも、表示品質はよいようです。

 

ただし、この価格でディスプレイはタッチパネルでFHD、他のUMPCと同様にYOGAスタイルとは立派です。私が惹かれるのはこの点で、UMPCのなかでは安価な8インチのCHUWI MiniBookを利用している私ですが、MiniBookの半分以下の安価なNANOTEですので「より気軽に扱える」という点において、2台目のUMPCとして欲しくなってきます。

また、ドンキのNews Releaseでは安易に高性能と謳わずに、以下のとおり率直に「必要最小限」のスペックとしていることに好印象。

(「ジブン専用PC&タブレット」・「MUGA ストイックPC」・「液晶一体型PC MONIPA」と同様に)必要最小限にスペックを絞りこむことで、お求めになりやすい 低価格を実現

 

▼引用したUMPCのレビュー記事はこちら。通常利用のUMPCとしては、質感・レスポンス・タイピング感ともにCHUWI MiniBookがおすすめ。

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NANOTEの外観

ドンキ公式サイトやNews Releaseでは外観の詳細を確認できないのですが、以下の記事で紹介の「Peakago」と同型では?と思われます。価格はNANOTEがより安価ですが、大量発注により価格を下げているのかもしれません(勝手な想像です)。

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▼「Peakagoと同型では?」と記載した理由は、以下のポート類の配置。下のブラックのボディはPeakagoですが、位置が同じように思います。中国製PCではOEM提供がかなり多いために、同型であっても不思議なことではありません。

 

▲▼GPD、One-netbook、CHUWIのUMPCと比較すると、サイドのエッジの部分の滑らかさに欠けますが、税抜 19,800円のUMPCですので、これもまた許容範囲。

キーボードの拡大写真が公開されていないのですが、特殊なキーサイズにポインティングデバイスが採用されていることは上位機と同じ仕様です。

 

▼イメージ画像では判断できませんが、シルバーというよりもホワイトに近いかも。

まとめ

私個人としては、2台目の弄り用のUMPCとして欲しくなってきました。スペック的には必要最小限であるものの、安価であるために通勤電車内などで気軽に取り扱うことができ、通勤カバンや冬場であればコートのポケットに無造作に放り込む、どこにでも持ち運べる手軽さもあります。

引用元

ドンキ公式サイト

News Release

2020年5月4日 追記。購入すべきか否か、かなり迷ったうえで近所(千葉市内)のドンキに突撃したのですが、訪れたドンキでは現在のところ販売なし。迷いはさらに続きます。
2020年5月8日 追記。冒頭の繰り返しですが、以下のウィンタブさんの実機レビュー記事によると、ボディの造り込みやWindowsのアクティベーションなど、不具合が多いようです。価格は魅力であるものの、やはり品質は価格なりか? 私は逆に、ネタ的にも欲しくなってきました。

 

初めてのUMPCをより安価にとのことでしたら、こちらのCHUWI MiniBookを強くおすすめします。Gemini Lake N4100、メモリ 8GB、eMMC 128GB + SSD 128GBで、クーポン「BG364890」の利用により 389.99ドル、5/14まで

Gemini Lake N4100、メモリ 8GB、eMMC 128GB + SSD 128GB版

▲▼MiniBook Core m3-8100Y版の実機レビュー記事はこちら

CHUWI MiniBook 実機レビュー。サクサク動作のCore m3-8100Yに明るい液晶、タイピング感も想像以上。これで5万円台とは満足度高し
7インチのUMPCのキーボードがイマイチだったため、8インチのUMPCにも抵抗があったのですが、CHUWI MiniBookの実機はその懸念を吹き飛ばす出来栄えです。Core m3-8100Yのサクサク動作に明るい液晶、想像以上に快適なキーボード。これで5万円台とは恐るべしコスパ

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