ドンキ NANOTEでCloudReady (Chrome OS)をUSB ブート。Win 10より快速で安定するも、ポインティングデバイスなどの課題あり

私がドンキ NANOTEを購入して試してみたかったことの一つが、CloudReady (Chrome OS)をUSB ブートし、レスポンスの変化と動作する機能を確認すること。ストレージが64GBと少ないNANOTEですが、あわよくば Windows 10 とデュアルブート環境を構築する作戦です。

CloudReadyをUSB ブートした結果、Windows 10でのGoogle Chromeのブックマークの表示などのモッサリ感が見事に軽減されています。現在のところはタッチパネルとポインティングデバイス、Bluetoothが機能しないなどの課題がありますが、課題がクリアされた場合には(私にとっては、ポインティングデバイスが重要)Windows 10とのデュアルブートも面白そうです。

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NANOTEでのCloudReadyのUSB ブートの過程

USB ブートディスクの作成方法については、以下の記事にて記載していますので、そちらを参照ください。

CloudReady (Chrome OS)のUSB ブートディスクの作成・USB ブート方法を画像と写真で概説
私にとって、非力なWindows 10 PCでの楽しみの一つが、CloudReady (Chrome OS)をUSB ブート、あるいはストレージにインストールし(Windows 10とのデュアルブート)、そのレスポンスの変化を試して...

 

ドンキ NANOTEでは、フルサイズのUSBポートが1つのみですが、USB ハブに無線マウスとUSB ブートディスクを挿入し、USB ブートできました。

 

▼CHUWI MiniBookも同様ですが、NANOTEの場合、BIOSのテキストが異様に小さく、ブート順位の変更を行いづらい。

 

▼他の2 in 1タブレット(ASUS T90Chi、CHUWI Hi10 Pro)やCHUWI MiniBookも同様ですが、USB ブート直後の設定画面は縦表示となります。ただし、USB 無線マウスとキーボードが使えるため(タッチパネルとポインティングデバイスは動作せず)、簡単に設定することができます。

 

▼英語表記のままですが、WiFiの設定、Google アカウントの入力を経て設定完了。他のPCよりも、短い時間で終了しました(10分もかからず)。

 

▲▼横向きに変更後。もちろん、NANOTEのディスプレイの視野角の広さ・発色のよさはそのままです。

 

▲▼アプリ一覧と当サイトの表示。アプリ一覧の動き、Webサイトの表示やスクロールもスムーズです。

 

▼CloudReady (Chrome OS)であることがわかるよう、一部を拡大して撮影。

動作する機能、動作しない機能

私がこれまでCloudReadyをインストール、あるいはUSB ブートした機種は、このNANOTEで7機種めとなりますが、NANOTEで機能する事項は他のPCよりも多くなっています。ただし、Bluetoothが機能しないことは、他の機種と同様です。

動作する機能

動作する機能は以下です。

  1. 純正のACアダプターによる充電と、バッテリー使用量の確認。
  2. ディスプレイを閉じた際、一定期間を経過後のスリープ、スリープからの復帰。
  3. Google Chromeの起動と各種動作。
  4. キーボードのタイピング(英数・かなの切替も有効。ショートカットの多くは試さず)。
  5. ディスプレイの解像度の変更。ただし、表示の解像度と実際の解像度がリンクしていないものの、運用面では影響なし。
  6. WiFiによる通信(安定しています)。
  7. USB 無線マウスの動作。

 

後述のポインティングデバイスが機能しないことが致命的ですが、それ以外は良好。以下のCHUWI HI10 Proと、ASUS T90Chiでは絶望的な状況でしたが、NANOTEはかなり良好です。

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動作しない機能

私の場合には、タッチパネルはともかく、外出先での使用も考慮し、ポインティングデバイスさえ機能すると、Windows 10とのデュアルブートを行ってもよいのですが、解決策を要検討です。

設定を見直すと即機能するものがあるかと思いますが、短時間操作した範囲で動作しない機能は以下です。

  1. ディスプレイの明るさ調整。スライダーは動くのですが、明るさは変化せず。
  2. Bluetoothは設定画面でオンオフできず=機能せず。
  3. 設定画面の英語から日本語の設定(これは設定を確認するとできるはず。現時点では設定の言語を変更しても、実際には変更できず)。
  4. ポインティングデバイス。同じくUMPCのCHUWI MiniBookの場合には、ポインターは動くものの、クリックできず。
  5. タッチパネルの操作。
  6. 音声出力はできますが、音量がかなり小さく実用的ではない。

CloudReadyのレスポンス

今回試したのはUSB ブートであり、ストレージへインストールした場合には、よりサクサクとした動きとなることは確実ですが、USB ブートとは思えないほどにサクサクと動作し、Windows 10よりは確実に速いです。

  • Windows 10ではモッサリしていた、Chromeのブックマークの表示やタブの切替に遅さを感じず。Webサイトの表示も、Windows 10よりは即体感できるほどに速い。
  • Google Chromeの起動もWindows 10と同等以上。
  • YouTubeの動画はやや乱れることも。
  • Webサイトを閲覧する限りでは、Windows 10でのApollo Lake N3350より速く、N3450に迫るほどかも。
  • CloudReadyとChromeの設定の変更時も動きも遅くはなく、挙動も安定しています。
  • スリープからの復帰後に、稀に画像が短時間乱れますが、すぐにおさまるため大きな影響ではありません。

まとめ

過去にCloudReadyをUSB ブートしたWindows PCのレスポンスなどの記憶が薄れつつあるのですが、ドンキ NANOTEは、これまで私が試したタブレット・UMPC 4製品(ASUS T90Chi、CHUWI Hi10 Pro、CHUWI MiniBook)のなかでは最も安定し、レスポンスアップの効果が高いことは確実。ポインティングデバイスを使用できない課題がクリアされた場合には(これが難航しそうです)、Windows 10とのデュアルブートを前向きに検討します。

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