国内では あまり馴染みのない「CUBOT」のスマホとタブレットですが、海外通販のAliExpressでは Android 13を搭載する 10.1インチタブレット「CUBOT TAB20」が販売されています。
CPUには 8コアの「UNISOC SC9863A」、メモリ 4GB、ストレージ 64GB、HD画質とエントリークラスですが、2023年4月22日時点の価格は 95.99ドルと安価であり、Android 13のお試し用としてはよいかもしれません。
CUBOT TAB20のスペック
100ドル未満の安価なタブレットですが、対応バンドは狭いながらも LTEに対応、GPSを搭載しています。また、リアカメラは13百万画素と、上位のタブレット並みの画素数です。ただし、このクラスでは、メモ書き代替としての使用に限定されます。
| CPU | Unisoc SC9863A 8コア、最大 1.6GHz |
| GPU | IPowerVR Rogue GE8322 |
| メモリ | 4GB |
| ストレージ | 64GB |
| ディスプレイ | 10.1インチ、解像度 1280 x 800、IPS |
| LTE 対応バンド | FDD-LTE: B1 /3/7 /8 /20 |
| WiFi | 11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth / GPS | Bluetooth / GPS 搭載 |
| カメラ | 13百万画素 リアカメラ + 5百万画素 フロントカメラ |
| バッテリー容量 | 6000mAh、充電はUSB Type-C |
| サイズ | 未確認 |
| OS | Android 13 |
| その他 |
▼CPUに同じく「SC9863A」を搭載し、HD画質の10インチタブレットとしては、2020年9月に以下のレビュー記事を投稿しています。現在でも、動作確認のために使用することがありますが、FHDのタブレットと比較すると、文字などが粗くなります（多少、ドットが目に付く）。ただし、最初からHDの10インチを使用していると、それほど気にならない程度です。
▼直近でレビューしたSC9863Aを搭載するタブレットのレビューは、以下の記事を参照。AnTuTu ベンチスコアは約10万となり、普段使いでサクサク動作と言うにはやや厳しいレベルです。Web サイトのブラウジングや、解像度の高くない YouTubeの視聴などに適しています。
▼樹脂製の背面となりますが、画像を見る限りでは 安っぽさもなく、また、ディスプレイ面のベゼル幅も一般的。少なくとも、Fire タブレットよりも上質に思えます。
価格情報
「UNISOC SC9863A」は 2020〜2021年のエントリークラスのAndroid 10 タブレットに多く搭載されていました。今となっては、レスポンスがよく コスパの高い「UNISOC T310 / T606 / T616 / &618」あたりのタブレットをおすすめしますが、いち早く Android 13を搭載し、価格を抑える意味では「CUBOT TAB20」の仕様もありです。
▼AliExpressでは 4月17日から新発売セールを開催し、セール価格は24ドルオフクーポンの利用により 95.99ドル。
▼こちらは直近でレビューの「N-One NPad Pro」。UNISOC T616を搭載し、18Wの急速充電にも対応しています。
