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Blackview MP80 実機レビュー、N95 / LPDDR5 16GB RAMを搭載し快適に動作。デザインも秀逸な超小型ミニPC

今回レビューする製品は、CPUにAlder Lake-N N95を搭載するミニPC「Blackview MP80」です。N95、あるいはN100を搭載するミニPCはシンプルなデザインの製品が多いなか、本製品は丸みを帯びたデザインがよく、一般的なミニPCよりコンパクトであることが大きなポイント。

レビューする製品はこちら  本記事でのレビューは、Blackviewさんよりお借りした製品に基づくものであり、記事にはアフィリエイトリンクを掲載しています。また、日本では販売していないモデルです。

Blackview MP80、AliExpress

 

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Blackview MP80のスペック

Blackview MP80のスペックは以下となります。メモリはオンボード、87.8 x 87.8 x 37mmのコンパクトなボディであり、2.5インチ HDD / SSDを増設できないことに留意ください。

CPUAlder Lake N95、4コア4スレッド、最大  3.4GHz
GPUIntel UHD Graphics
メモリ16GB LPDDR5 オンボード
ストレージ512GB M.2 SATA SSD
WiFi11 a/b/g/n/ac
Bluetooth4.2
ポート類HDMI x 3、USB-A 3.0 x 3、有線LAN x 2
サイズ87.8 x 87.8 x 37mm、214g
OSWindows 11 Pro

 

▼電源オン時には、底面のLEDがブルーに点灯します。

 

▼ポート類はサイドの3面に配置されており、HDMI x 3個であることも珍しい仕様です。

 

実機のシステム情報

続いて、実機から抽出のシステム情報を掲載します。

 

▼Windows 11 Pro「設定」のデバイスとWindowsの仕様より。スペックどおり、Alder Lake-N N95 / メモリ 16GBを搭載しています。

 

HWiNFO、Windows PCのデバイス詳細情報やCPU温度など、導入必須のフリーソフトの概要

フリーソフト「HWiNFO」利用による Windows PC バッテリー劣化度の表示事例

 

▲▼上のリンク先記事で掲載のフリーソフト「HWiNFO」から抽出のシステム情報(クリックで拡大できます)。LPDDR5のメモリはデュアルチェンネルで動作、512GBのSSDは SATA接続です。コンパクトなボディサイズから、2242サイズのM.2 SSDと思いきや、製品紹介では2280サイズの画像があり、サイズ的にはギリギリの2280アシズの可能性もあります。

 

▼512GB SSDの型番は「NS512GSSD330」とあります。検索したところ、他のPCでの搭載事例は1つのみですが、後段のベンマークスコアのとおり、SATAとしては一般的な速度です。

 

開封、外観

Alder Lake-N N95を搭載するミニPCは多数販売されていますが、「Blackview MP80」の最大の特徴は、その外観にあります。コンパクトなボディに、デザインも他の同クラスのミニPCよりも洗練されています。また、HDMI / USB / 有線LANのポート類は よくもわるくも 3面に配置されています。

私の個人的な感想ですが、ポート類の配置の「よくもわるくも」の意味合いは以下です。

  • 当クラスの超コンパクトなミニPCの場合、ポート類が1つのサイドのみでケーブル類を接続した場合、部分的に机から浮いてしまう現象もありますが、本製品では僅かな浮きに留まっています。
  • ポート類が3面に配置されているため、それぞれのポート類の配置に余裕がある(ケーブルのアダプター部分が干渉することはない)。

 

▲▼このクラスとしては大きく、しっかりとした外箱です。また、Alder Lake-Nを搭載するミニPCは、価格重視のために、外箱もコストカットの対象となることが多いのですが、本製品は豪華な外箱です。

 

▼HDMIケーブルとVESA ブラケットが付属しています。コンパクトな本体と比較すると、一般的なサイズのACアダプターです。

 

▼他のミニPCと同様に、ビニールで梱包されています。黄色のWarningは、「初期設定中に(マイクロソフトアカウント)にログインしたくない場合、WiFi あるいはLANの接続をオフにしましょう」と記載の、一般的な注意事項です。

 

▼樹脂製のボディに金属調の塗装はミニPCによくあるパターンですが、天板の控えめなロゴと角の丸みの度合いにより、他の同スペック帯のミニPCよりもデザイン性に優れています。

 

▼写真ではわかりにくいですが、天板は他の面よりも金属に近い模様であり、指紋や油脂の付着も目立ちにくい。

 

▼前面は電源ボタンと通風孔のみ。前面から空気を取り入れ、背面の通風孔から排出します。

▲▼電源ボタンにLEDのインジケーターはありませんが、電源オン時には以下の写真のように底面がブルー(スリープ時はレッド)に点灯します。

▲▼以下の背面の周囲の明るいグレイの箇所が発光します。なお、付属品のVESA ブラケット取付用のネジ穴が備わっています。

 

▼電源ボタン面から見て左サイドは、HDMIが3個並列で備わっています。HDMIを3個装備のミニPCは珍しく、多くのミニPCをレビューしている私にとって、初めての端末です。

 

▼右サイドは USB-A 3.0を3個装備。

 

▼背面は左から電源、有線LAN x 2、イヤホンジャック。下に通風孔があり、こちらから内部の熱が排出されます。

 

▼コンパクトな本体のサイズがわかるよう、マウスを並べて撮影しました。

 

 

Beelink Mini S12 実機レビュー、Alder Lake N95 / PCIe SSD搭載でキビキビ動作、Jasper Lake 搭載PCよりも高コスパ
今回レビューする製品は、CPUにインテル 第12世代 Alder Lake-N N95を搭載のミニPC「Beelink Mini S12」。レビューするメモリ 8GB / PCIe SSD 256GBの場合、2023年4月22日現在の通...

▲▼上の記事で実機レビューの、同じくN95を搭載するミニPC「Beelink Mini S12」との比較です。S12も一般的なミニPCよりも一回り小さなサイズですが、MP80は比較にならないほどにコンパクトです。コンパクトなサイズながらも、後段のCPU温度とファン音量に記載のとおり、CPU温度は許容範囲の静音仕様です。

 

ベンチマークスコア

実機で計測の、Geekbench 5 / 6、ドラクエベンチマーク、CrystalDiskMark、メモリのベンチスコアを掲載します。比較対象は、以下の記事で実機レビューの、同じくN95を搭載する「Beelink Mini S12」、Core i5-8279Uを搭載の「Beelink SEi 8」です。

 

Beelink Mini S12 実機レビュー、Alder Lake N95 / PCIe SSD搭載でキビキビ動作、Jasper Lake 搭載PCよりも高コスパ

Beelink SEi 8 ミニPCの実機レビュー、Core i5- 8279Uを搭載しサクサク動作、大手ブランド RAM・SSDの安心感、特筆すべき静音性

 

Geekbench 5

Geekbench 5のスコアは「シングルコア 930、マルチコア 2462」。シングルコアのスコアは、中央のN95を搭載の「Beelink Mini S12」、3つ目のCore i5-8279Uを搭載の「Beelink SEi 8」と同水準です。

Core i5-8279Uは、インテル 第8世代のモバイル向け ハイエンド寄りのCPUであり、N95のコスパの高さ(2023年9月11日現在のAliExpress 価格は 194.99ドル)がわかります。

 

Geekbench 6

Geekbench 6のスコアは「シングルコア 1154、マルチコア 2814」。Geekbench 5 vs 6では、スコア判定の仕様とベースとなるPCが異なるため、6のスコアは5よりも高くなります。

 

Geekbench 6 vs 5のスコア、M2 / M1 Macなど、数台のPCで実測スコアの相関を確認してみた

 

ドラクエベンチマーク

このクラスのPCでは CINEBENCH R23での計測には向いていないため、軽めの「ドラクエベンチマーク」での確認です。

FHD 標準画質でのスコアは「1972 重い」となり、ゲーム向けのCPU / GPUではありません。上記のとおり、CPUベンチマークのシングルコアのスコアは高く、Web サイトのブラウジングや動画視聴、在宅勤務などの普段使いに適しています。

 

CrystralDiskMark

SSDのReadは560MB/s、Writeは482MB/sと、SATAとしては一般的なスコアです。なお、N95 / N100を搭載するミニPCでは、PCIe SSDを装備する製品も多いのですが、速度が控えめな(接続が制限される)PCIe SSDの搭載ですので、体感的にはSATA SSDと同水準です。

▲下のスコアは前述の N95を搭載するミニPC「Beelink S12」に搭載のPCIe SSDのスコア。控えめな速度であり、SATA SSDと比較し体感できるほどの相違はありません。

 

メモリ帯域幅

Windowsのメモリベンチマークなら「Sandra Lite」、無料版でも帯域幅をズバリ表示。インストールと計測方法

▲▼上の記事で紹介の「Sandra Lite」にて計測のメモリ帯域幅は 20GB/秒。LPDDR5 メモリの期待値ほどに高くないです。

 

体感レスポンス

過去にレビューした、Alder Lake-N N95 あるいはN100を搭載するミニPCと同様のコメントとなりますが、2018年に多く発売の インテル 第8世代 モバイル向け ハイエンドのCore i5と同水準のレスポンスとなり、キビキビと動作します。

  • 私の普段使い(Web サイトのブラウジング、動画視聴、記事の編集、画像編集、在宅勤務)においては、ベンチマークスコアで比較対象とした Core i5-8279Uと同水準でキビキビと動作します。
  • 上記と関連し、週末に本製品のみを使用して記事の編集を10時間ほど行いましたが、全くストレスなく動作し快適です。この程度の作業では、手元にある上位のPCと遜色ないレスポンスです。
  • また、他のN95/N100を搭載するPCも同様ですが、ほぼ無音であるために作業がはかどります。
  • 前世代のCPUとも言える Jasper Lake (Celeron) N5100クラスにおいては、Windows 更新前後のシステムプロセス動作時に、レスポンスが大きく悪化しますが、本製品ではその現象が大きく抑えられています。
  • ストレージはPCIe SSDではなくSATA SSDとなりますが、大容量ソフトのインストール時など、体感できるほどの大きな相違はありません。

 

CPU温度、ファン音量

省電力のCPUであり、CPU温度・ファン音量ともに抑えられています。上の写真の背面の通風孔から内部の熱が排出されますが、回転数の低いファンで常時排出されています。

 

▼ベンチマーク測定時に前述のフリーソフト「HWiNFO」で計測のCPU温度です。最大でも80℃と許容範囲となり、サーマルスロットリングも発動していません。なお、ボディはほんのりと温もりを感じる程度です。

 

▼ベンチマーク測定時に、iPhone アプリ「デジベル X」で簡易的に計測のCPUファンの音量です。約34dBとほとんど気にならないほどに静かです。Webサイトのブラウジングや記事編集時などの低負荷時には、ほぼ無音とも言えるほどです。

 

まとめ

スペック・機能としては、他のAlder Lake-N N95 あるいはN100を搭載するミニPCと同様ですが、コンパクトなボディサイズでもあり、メモリはオンボード、2.5インチ HDD/SSDは増設できません。

N95/N100のミニPCは複数レビューしていますが、いつもながらにN95のパフォーマンスには驚きです。低価格な製品ですが、インテル 第8世代 モバイル向け Core i5と同水準でキビキビと動作し、普段使いの場合には更に上位のPCと遜色ないレスポンスです。

また、本製品はコンパクトなボディにデザインのよさも特徴となり、コンパクトなN95のミニPCをお探しの場合には候補となる製品です。

 

▼2023年9月11日現在のAliExpressでの販売価格は194.99ドル。日本のAmazonなどでの販売はありません。また、レビューした製品の電源は日本仕様ですが、販売品はEU仕様となります(家電量販店にて、変換アダプターは安価で販売されています)。

Blackview MP80、AliExpress

 

▼国内で販売のミニPCとしては、以下の製品が機能・デザイン的に近いです。

 

参考情報

ミニPCにて使って便利な周辺機器は、以下の記事で掲載しています。狭いスペースでの使用なら 16インチ アスペクト比 3 : 2のポータブルモニター、サブPCとしての使用ならUSB 切替器がおすすめです。

ミニPCで使って便利な周辺機器 10選。MX KEYS mini KX700、16インチモニター、USB 切替器など
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