Win 10 ミニPC Gemini X45、マザーボードなどの内部を確認。造り込みのよさはさすがにBeelink | Win And I net

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Win 10 ミニPC Gemini X45、マザーボードなどの内部を確認。造り込みのよさはさすがにBeelink

Beelink Gemini X45 Premium motherboard

Gemini Lake N4100よりも僅かながらも優位なJ4105、メモリ 6GB、mSATA SSD 128GBを搭載するミニPC「Beelink X45 Premium」。先のレビュー記事「Win 10 ミニPC Beelink Gemini X45の実機レビュー、Gemini Lake/RAM 6GB搭載でサクサク動き、静けさも特筆もの」にて記載していますが、ファンを搭載しながらもかなりの静音なこと、そして他のミニPCと同様に2.5インチのドライブを接続できることも特徴とします。

今回はこの「Beelink X45 Premium」の裏蓋を外し、マザーボード他のパーツなどの内部を確認してみました。内部を確認してみてあらためて感じたのが全般的な造りのよさ。さすがに多くのミニPCをリリースするBeelinkであり、静音性への考慮などにこだわりを感じます。

 

▼掲載したミニPCはこちら

Beelink Gemini Lake X45 Premium (Geekbuyingサイト)

Beelink X45 Premiumのスペックのおさらい

以下の過去記事にレビューも含め記載していますが、あらためてスペックのおさらいです。

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▼Gemini Lakeを搭載するミニPCのうち、Beelink Gemini X45を同シリーズのX55、Beelink S2 = Alfawise T1(AlfawiseはBeelinkの別ブランド)、Chuwi GBoxと比較しています。なお、Chuwi GBoxのストレージ容量に誤植がありましたが64GBです。

他のミニPCと比較し、Beelink X45 / X55シリーズの特徴は以下に尽きます。

  • 他のミニPC以上に小さなボディに、他のミニPCと同様の拡張性
  • CPUファン付ながらもファン音が聞こえないほどに静か
  • メモリ 4GB/6GB/8GB、CPUはJ4105/J5005から選択できる

 

なお、私はファンレスのAlfawise T1も所有しているのですが、Alfawise T1のCPUはGemni Lake N4100となり、X45 Premiumとほぼ同性能なのですが、全般的にX45 Premiumがよりサクサクな感覚です。

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Beelink X45 Premiumの内部の確認

では、本題のBeelink X45 Premiumの内部の構成の確認です。

 

▼裏蓋の四隅にあるネジを外し、下のゴールドの部分に小さなドライバーなどを突っ込み手前に引くと、パかッと裏蓋が外れます。ツメはないので外しやすい部類です。

 

Beelink Gemini X45 Premium motherboard 上から 

▲▼内部を上側より。左上にmSATA SSDがあります。ミニPCの内部を確認するのは、以下のACEPC AK1、Alfawise T1に続いて3製品めですが、いつもながらにこの小さなマザーボードによく収まっているものだと感心します。

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▼こちらは裏蓋の反対面にある2.5インチドライブのホルダー。このホルダー=裏蓋はプラスチック製ではなくスチール製です。プラスチック製のホルダーが多いなか、さすがはBeelink。冷却効果はさておき、重厚感が違います。なお、左上にあるケーブルにより、2.5インチドライブとマザーボードを接続します。

Beelink Gemini X45 Premium motherboard 裏蓋

△▽後日、HDDを増設しました。

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▼右側にあるアダプターにケーブルを接続するしくみ

Beelink Gemini X45 Premium motherboard HDD 取付位置

▲側板はプラスチック製と思っていたのですが、内側はプラスチック製・外側はスチール製でした。

 

▼mSATA SSDを拡大。なお、他のミニPCよりも高さがあるので、背面の冷却にも一定の効果がありそうです。

Beelink Gemini X45 Premium motherboard M.2 SSD

▲▼デフォルトでは128GBのSSDですが、より大容量のSSDに換装する場合には以下のSUNEASTのSSDがおすすめ。私は2280サイズのM.2 SSDを購入しましたが、安価な割にはベンチマークスコアもなかなかのもの。日本のメーカー?(販売店)であり、3年保証もあるので安心です。

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Beelink Gemini X45 Premium motherboard

▲アルミ製ではなく銅製のヒートシンクとは驚き。

マザーボード背面もじっくり見たかったのですが、ケースとマザーボードにアース?か何かのコードが接続されており、ケースとの分離を断念。隙間から見える範囲ですが、CPUファンに防振シートと思えるものがあり、このあたりの造り込みにもこだわりが感じ取れます。

まとめ

Beelink Gemini X45 Premiumの内部の構成を確認しましたが、さすがは多くのミニPCとTV BoxをリリースするBeelink。内部の造り込みの上手さはさすがです。ミニPCのメーカーで迷った場合にはBeelinkを選択して間違いないでしょう。

私はBeelinkのGemini Lake搭載機種としてはファンレスのAlfawise T1(Beelinkの別ブランド)も所有していますが、このGemini Xシリーズがおすすめ。ファン付ながらも静音で小さなボディのミニPCには感動すら覚えます。

 

▼2018年9月9日時点のBeelink Gemini X45 Premiumの価格情報です。

Beelink Gemini Lake X45 Premium (Geekbuyingサイト)

 

コメント

  1. 鯖男 より:

    mSATAモデルにはeMMCは載っていないのでしょうか。
    また、2.5インチベイは15mm厚のHDDも入りそうですか?

    • kenken より:

      eMMCは搭載されていません。また、HDD増設についてはhttps://www.sumahoinfo.net/entry/gemini-x-hdd/にて、9.5mm厚のHDDを取り付けた写真を掲載しています。
      取付枠はネジ穴が開いているのみで厚みには制限がないようで、また、内部のスペースにも余裕があるため、15mm厚でも問題ないと思います。手元に15mm厚のものがないのですが、仮にネジ穴の位置が合わない場合にも、それほどグラつきがないかと思われます。

  2. 鯖男 より:

    早速ありがとうございます。
    2.5インチ4TBを入れてファイルサーバー兼メディアプレーヤーに良いのではないかと思った次第です。
    下手なNASを買うより安いしOSついてるしNTFSのHDDがそのまま入るので本体故障しても救出が楽そうです。
    こういうローエンドCPUが普通に使えるようになって来てるのは驚異的ですね。
    また数年後にはSSDの価格破壊でもっと高コスパになるかもですが。

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