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yeedi vac 2 pro ロボット掃除機 実機レビュー、集塵ステーションのごみ自動排出は感動もの、アプリの使い勝手も良好

Makuake サイトで、2022年6月20までクラウドファンディングとして販売中の「yeedi vac 2 pro (イーディ バック 2 プロ)」。毎分480回 高周波振動のモップパッドによる強力な水拭き機能と、最大60日間ものゴミ捨てが不要となる「自動集塵ステーション(ゴミ収集ステーション」を装備するロボット掃除機です。

Makuake サイトでは、yeedi vac 2 pro 掃除機単体と、「ごみ捨てお任せセット」とし 自動集塵ステーションのセットの双方が販売されています。

今回はこのうち「ごみ捨てお任せセット」の実機レビュー記事をお届けします。私としては 2製品めのロボット掃除機のレビューですが、精度の高いマッピングと自動でのゴミ収集、yeedi アプリによる操作は感動すら覚えます。

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yeedi vac 2 pro ロボット掃除機

yeedi vac 2 pro ロボット掃除機の特徴

はじめに「yeedi vac 2 pro ロボット掃除機」の特徴について記載します。画像付きの上記の公式サイトを参照いただいた方がわかりやすいのですが、ここでは実機操作の感想の一部も交え記載します。

モップ全面を高周波振動、汚れを一気に拭き取りが可能

付属する「洗浄可能なクリーニングクロス(振動モッピング)」は、毎分480回も高周波振動することにより、一般的なロボット掃除機よりも 格段に汚れを除去することができます。キッチン周りの手拭きでは除去しにくい油汚れにも効果的。また、一度の給水で最大 140畳(200㎡)も水拭きできる効率性も兼ね備えています。

なお、「一度の給水で最大 140畳(200㎡)も水拭きできる」ことについては、5,200mAhの大容量バッテリーを搭載していることで実現し、空拭きの場合にも 同様に1回のフル充電で最大 140畳の清掃を行うことができます。

 

▼汚れ具合などに応じて、「標準拭き」と「ダブル拭き」のいづれかを選択可能。後者は横方向・縦方向のダブルとなり、より強力に水拭きを行うことができます。

ごみを自動でダストパックに排出、約2ヶ月 ゴミ捨て不要

通常の充電用ドッキングステーション以外に、円筒状のセルフゴミ収集ステーションが付属し、本体のチューブから上にゴミを吸い上げ、ダストパックに排出します。排出時には大きな音を伴い 約20秒要しますが、実機で確認すると、これが感動もの。床のゴミや汚れの度合いによりますが、「約2ヶ月 ゴミ捨て不要」との表現も決して誇張するものではありません。

最先端技術による障害物回避機能

製品紹介には「最先端 3D構造化光技術を採用した障害物回避機能」とあり、上の画像のスタンドや靴などを回避可能のようです。私が2週間ほど使用したなかでは、写真右上よりも狭い面積のギタースタンドを回避できないこともありましたが(使用直後であったため、正確なマッピングが完了していなかったと思われます)、その他は概ね回避し 掃除エリアを自動マッピングすることができました。

製品紹介には記載がありませんが、2cm 程度の段差も もちろん乗り越えることができます。その他、これまで使用していたロボット掃除機との比較では、掃除中の騒音も抑えられており、yeedi アプリによる本体の操作(ゴミ収集)も もちろん可能です。

なお、吸引力は最大 3000Pa、yeedi アプリを利用し、4段階の吸引力に切り替えることができます。

Alexa、Google Homeの音声コントロールに対応

掃除の開始や終了、メンテナンスの要否など、本体から日本語で案内してくれるほか、もちろん、AlexaやGoogle Homeの音声コントロールにも対応しています。yeedi アプリによる本体の操作も簡単ですが、音声でより一層 便利に本体を操作することもできます。

開封・外観

続いて外観について記載します。本体・ゴミ収集ステーションともに清潔感のあるホワイトで統一されており、背面や本体の天板を開けての内部の作りに、粗さなどは微塵も感じません。

なお、充電のドッキングステーションのほか、ゴミ収集ステーションも含めると、一般的なロボット掃除機以上に設置面積を確保する必要があります。

本体

ここででは、掃除機本体と充電のドッキングステーションについて記載します。別梱包・セット販売のゴミ収集ステーションは後段で記載しています。

開封・付属品

 

▼今回はレビュー用のサンプル品でもあり、中国からの発送(DHL)でした。単体・セットで販売していることもあり、上の「セルフ ゴミ収集ステーション」と下の本体は別梱包です。

 

▼内部の梱包がしっかりしていることもあり、本体よりもかなり大きな外箱ですが、サイズ感がわかるようにマウスを置いてみました。

 

▼内箱は2分割ですが(片方のみを撮影)、クッションも厚く梱包も万全。

 

▼「保証書」、「取扱説明書(日本語と英語の2カ国語。うち、日本語は24ページ)」、「クイックスタートガイド(日本語を含め、8カ国語構成)。私は組み立て時に、最初は「クイックスタートガイド」を使用していましたが、ポイントのみとなるため、「説明書」を参照しつつ対応しました。

 

▼本体と付属品の一式。本体は厚めの袋に収まっています。

 

▼本体と付属品を取り出した状態。左から、充電のドッキングステーション、掃除機本体、振動マッピングシステム。本体の上に載せているのは、電源ケーブルと、本体背面に取り付ける エッジブラシ。

 

▼清潔感のある艶消しホワイトの本体。中央のロゴは小さく好感。左右の黄色の保護フィルムを剥がして使用します。

 

▼サイド前面の黒い部分は、3D 検出センサー。このセンサーにより、高精度のマッピングを行います。

 

▼背面全体像。照明の当たり具合でわかりにくいですが、上のシルバーの部分 2つは「充電コネクタ」、左右の駆動ホイールの斜め下と回転ホイールの斜め上にあるのが「落下防止センサー」x 4個。

 

▼ホイールは他の掃除機と同様に、左右の大きなホイールと上の小さな回転ホイール。

▲yeediのプレートの上に小さな穴が3つありますが、水タンクの水道出口です。

 

▼側面より。左右のホイールの大きさを確認できます。

 

▲下の回転ホイールと充電コネクタ・落下防止センサーがわかるように拡大。

 

▼エッジブラシを取り付けた状態。

振動モッピングシステム

続いて「振動モッピングシステム」について記載します。

 

▼掃除機本体に取り付ける向きでの全体像。左の青い部分が吸水口です。

 

▼逆サイドより。

 

▼洗浄可能なクリーニングクロス(振動モッピング)側より。ごく薄いモッピングです。

 

▼写真下のリリースボタンを押下して前方に引き出し、振動モッピングシステムを簡単に交換することができます。交換すると、本体から交換したことを示すアナウンスがあります。

 

▲▼振動モッピングシステムを取り付けた状態。もちろん、ピッタリと収まります。

ドッキングステーション

今回のレビュー機は 「セルフゴミ収集ステーション付き(こちらで充電)」であったため、本体のドッキングステーションは ほとんど使用していないのですが、外観のみ記載します。

 

▼ケーブルとの比較から、コンパクトさを感じていただけると思います。黒い部分は、掃除機が自動で戻る際に使用する「赤外線信号発信部」です。

 

▼底面より ACケーブルを接続。

 

▼床との接地面ですが、上の黒い部分はクッション、グレイの部分は滑り止めです。

 

▼充電の接続部分がわかるよう撮影。

セルフゴミ収集ステーション(自動集塵ステーション)

続いて、本製品の大きな特徴となる「セルフゴミ収集ステーション」の外観について記載します。なお、サイズ・設置時に必要となる広さは以下となり、大きなスペースを確保する必要があります。

  • 掃除機本体とセルフゴミ収集ステーションの合体時のサイズは、高さ 43cm x 奥行き 53cm x 横幅 35cm
  • 設置時に必要となる広さは、セルフゴミ収集ステーションの横幅の左右に 50cm x 2、奥行き 150cm。ただし、これは説明書上であり、これより狭くても運用できています。

開封・付属品

 

▼二分割のクッション材のうち、上側を取り外した状況。写真に映っているのは 掃除機本体からゴミを吸い上げ ダストパックを収納の「ダスト容器」ですが、大きなものでは「ベース」と「スロープ板」が収まっています。

 

▼電源ケーブルと取り替え用のダストパック(ダスト容器に付属しているものと合わせて2個)、ベースとダクト容器を組立用のドライバーとネジ 3個、説明書類。

 

▼日本語と英語併記の取扱説明書とクイックスタートガイド。後者はポイントのみとなるため、組立時には取扱説明書を参照する必要があります。

 

▼ダスト容器を横に寝かせて撮影。黒い部分は、掃除機が自動で戻る際に使用する「赤外線信号発信部」です

 

▼サイドより。

 

▼天板より。写真右側をプッシュすると簡単に開き、ダストパックの脱着を行うことができます。

 

▼横にした状態ですが、開封時には既に取付済みのダストパックを撮影。

 

▼「赤外線信号発信部」を拡大。

 

▼ダストパックを拡げた様子。

 

▼ベースを床との接地面から撮影。コの字型の透明な部分は、掃除機本体からゴミを吸い上げる「ダスト排出チューブ」。こちらからダクト容器を通じ、ダストパックにゴミを吸い上げるのですが、実によくできており、実際にゴミを吸い上げる際には(目に見えませんが)感動ものです。

 

▼保護フィルムを装着したままですが、ベースの上側より。

 

▼左側のスロープ坂も含め、組み立てた状態。家族には本製品の特徴を説明していなかったのですが、ゴミの自動吸い上げと聞いて かなり驚いていました(私も実機を操作し、大きく感動)。

 

▼掃除機本体とのドッキング。合体時のサイズは、高さ 43cm x 奥行き 53cm x 横幅 35cmと大きなもの。

WiFi、yeedi アプリの設定

本製品に限らずですが、ロボット掃除機は掃除エリアのマッピング・スマホでの操作など、WiFi接続・スマホアプリとの連携を行うことにより、大きな威力を発揮します。

本製品では「yeedi アプリ」を使用しますが、説明書には設定方法が詳しく記載されていないものの、アプリの手順に従うと簡単に対応することができます。

 

▼こちらの「yeedi アプリ」を使用します。

yeedi

yeedi
開発元:YEEDI TECHNOLOGY LIMITED
無料
posted withアプリーチ

 

以降のアプリ(iPhone)のスクショは2画面を連結しており小さくなっていますが、クリックで拡大できます。

 

▼「地域」と「言語」を選択して次へ。

 

▼左の画面でメールアドレスとパスワードを入力し登録、右の画面で「ロボットの追加」の+を押下します。

 

▼左の「ロボットの追加」にて、中央の「yeedi vac 2 pro」を選択します。

▲▼掃除機本帯の上蓋を開けると、右上に赤の電源スイッチがあり、その右にWiFiの設定ボタンがあります。このボタンを押下すると、上の右の画像のように「yeedi_0052」と表示されますので、これをタッチします。

 

▼準備・接続のプロセスを経て、数分で設定完了。戸惑うことなく、一回で設定できました。

yeedi アプリで可能なこと

yeedi アプリの豊富な機能も本製品の特徴の一つです。ロボット掃除機の場合、アプリの使い勝手が全体の良し悪しに大きく影響しますが、本製品のアプリは評価に値する機能との認識です。yeedi アプリで可能なことのポイントは以下となります。

なお、Amazon Alexaとの音声による連携・操作については、後日あらためて追記、あるいは別記事にて記載します。

  1. 掃除機本体のバッテリー残量の管理。
  2. センサーの汚れや、掃除中の障害物などのエラー表示(一部は本体の音声での通知もあります)。
  3. 運転、停止、充電スタンドに戻る、ゴミ捨て(ゴミ収集ステーションへの吸い上げ)などの本体の操作。
  4. 自動でマッピングした掃除エリアの編集。マッピングしたエリアのうち、掃除範囲を狭めての掃除指定も可能。
  5. 「吸引力」「水量調節」「掃除予約」などの掃除機操作。
  6. 「音声レポート」の音量・言語の切り替え。言語は日本語のほか、13ヵ国語が用意されています。
  7. 本体のファームウェアの更新。
  8. 掃除の履歴表示。
  9. メインブラシ、サイドブラシ、フィルターの使用状況、推定残り時間の管理。

 

上記のとおり、機能はかなり充実しており、音声レポートは13ヵ国語も用意されていることから、世界展開への意気込みも伝わってきます。

逆に言えば、本製品(一般的なロボット掃除機も含めて)の使用においては、「yeedi アプリ」は必須となります。また、たまたまかもしれませんが、ファームウェアを未更新の状態では、アプリから本体を操作できませんでした。

 

以下は2画面を一つにしていますが、アプリの操作・管理画面の事例です。

 

▼自宅でマッピングした掃除エリア(左)と、掃除機の操作画面(右)。吸引力は4段階に調整可能、充電に戻る機能や清掃予約、画面では見えませんが ゴミの排出もアプリで操作できます。

▲右下の音声レポートは Englishとなっていますが、日本語に切り替えることができます。

 

▼メインブラシ・サイドブラシなどの使用状況(推定残り時間の表示)と、センサーのメンテ方法の表示事例。

ロボット掃除機としての使用感

最後になりましたが、ロボット掃除機としての使用感について、項目を分けずにランダムに記載します。通常の掃除機と比較すると、やはり セルフゴミ収集ステーションとモッピング機能が秀逸であり、yeedi アプリの操作性も良好です。

  1. 4段階調節式の吸引力は最大 3000Paとなりますが、こちらはロボット掃除機の標準的な吸引力。自動運転が大きな特徴となるロボット掃除機ですので、一般的な掃除機並みではありません。
  2. 約20秒要するゴミの吸い上げ時には大きな音量となりますが、掃除の際には iPhone アプリの「騒音測定器」により簡易的な測定では 55dB近辺と騒音は抑えられおり、掃除の際に気になるほどではありません。
  3. 「最先端 3D構造化光技術を採用した障害物回避機能」を特徴としており、マッピングの初期の段階では 部屋に散在する物に稀にぶつかることもありましたが、障害物回避も概ね良好。
  4. 充電ステーションに戻る際には、他の製品と同様に多少のもどかしさ(持ち上げて移動したくなる)もあるものの、確実にステーションに戻ります。
  5. フル充電に要する時間は、説明書によると 6.5時間。実際の充電は6時間前後で完了。
  6. バッテリー消費で気になったのは、充電ステーションの電源ケーブルを外し、本体の電源をオンにしていると、1日でバッテリーをフルに消費していたこと。このような使い方はしないと思いますが、参考までに記載します。
  7. セルフゴミ収集は、家族ともども感動もの。yeedi アプリで操作でき、充電ステーションに戻ると約20秒での自動吸い上げと、速く便利な機能です。
  8. 振動モッピングでの水拭きは、掃除中に本体が小刻みに振動しているのがわかります。また、クリーニングクロスを触ってみると適度の水を含み、ごく短時間でクリーニングクロスが汚れることから、水拭き機能は強力なようです。

 

▼こちらは上記2の、吸引力標準での騒音レベル。iPhone アプリ「騒音測定器」での簡易的な測定では、55dB程度と大きな音量ではありません。なお、ゴミ吸い上げ時には、60dB台前半と大きな音量になります。

 

▼現在のところ、水拭きは多用していないのですが、床が汚れていた(?)こともあってか、ごく短時間で以下のとおり汚れが付着。水拭き機能は強力なようです。

 

▼こちらはごく簡易的な動画ですが、ドッキングステーションへ戻る様子と、ゴミ吸い上げ時の音量の参考です。

yeedi vac 2 pro ロボット掃除機、ゴミの吸い上げ
yeedi vac 2 pro ロボット掃除機、セルフゴミ収集ステーションへのゴミ吸い上げ時の音量です。

まとめ

4段階調節式の吸引力は一般的であるものの、毎分480回 高周波振動のモップパッドによる強力な水拭き機能と、最大60日間ものゴミ捨てが不要となる「ゴミ収集ステーション」を装備することが大きな特徴の「yeedi vac 2 pro」。特に後者の「ゴミ収集ステーション」を実際に見ると感動すら覚えます。また、yeedi アプリの機能・操作性も良好で、上述の2つの特徴とあわせて、ロボット掃除機もかなり進化したものです。

Makuake サイト情報はこちら

yeedi vac 2 pro ロボット掃除機

 

なお、価格は上記のMakuake サイトに掲載されています(2022年6月20までのクラウドファンディング)。5月7日時点の Makuake サイトの価格は以下となっています。なお、掲載の価格は超早割の限定個数であり、早期に限定数に到達・売り切れになると思われます。

  • ロボット掃除機の単体、超早割(30個限定)は 税込 39,990円
  • ロボット掃除機と集塵ステーションのセット、早割(150個限定)は 税込 60,190円

 

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