XiaomiからリリースされているXiaomi Redmi Note 7。CPUはSnapdragon 660、メモリは4GBとよくあるパターンですが、なんと、背面のカメラは48百万画素と想像もできない仕様となっています。
2019年1月28日時点では日本語に対応する国際版(International Version)は出荷待ちですが、この48百万画素のカメラの実力はいかがなものか。既に動画レビューを公開しているTectabletsの情報により確認してみました。
Xiaomi Redmi Note 7のスペック
まずはXiaomi Redmi Note 7のスペックの確認から
CPU | Qualcomm Snapdragon 660、オクタコア |
GPU | Adreno 512 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 6.3インチ、解像度 2340 x 1080 |
WIFI | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
カメラ | リア 48百万画素 + 5百万画素、フロント 13百万画素 |
バッテリー | 4000mAh、USB Type-C |
OS | MIUI 9 (Android 8.0) 多言語対応 |
SIM | DSDS対応、Nano SIM |
4G LTE | FDD B1 2100MHz,FDD B3 1800MHz,FDD B5 850MHz,FDD B7 2600MHz,FDD B8 900MHz,TDD B34 2100MHz,TDD B38 2600MHz,TDD B39 1900MHz,TDD B40 2300MHz,TDD B41 2500MHz |
サイズ | 15.92 x 7.52 x 0.81 cm、186g |
Snapdragon 660、メモリ 4GBはよくあるパターンですが、他にない大きな特徴はやはり 48百万画素のカメラ。ここではこのカメラに限定して確認してみます。
▼AnTuTu ベンチマークスコア 144,599となるSnapdragon 660のレスポンスもさることながら、気になるのはやはり 48百万画素のリアカメラ
48百万画素のカメラってどうなの?
製品紹介では、単純に画素数のみをとらえて(?)「一般的な12百万画素のカメラと比較すると4倍クリアに」としていますが、実際にはいかがなものか。ここは他サイト頼みですが、実機レビューを行っているTectabletsサイトより引用させていただきます。
▼Tectabletsサイトでは、Redmi Note 7の通常のレビュー動画(上記リンク先参照)も公開していますが、興味深いのは以下のRedmi Note 7 vs Redmi Note 5の撮り比べ。2分32秒めから静止画像の比較が掲載されていますので、動画・写真の画質に鈍感な私でも何とか評価できます。
リアカメラの仕様は以下
- Redmi Note 7、48百万画素 f1.8 + 5百万画素 f2.4
- Redmi Note 5 (AI Dual)、 12百万画素 f1.9 + 5百万画素 f2.0
リアカメラに限定すると、上記動画・記事の引用では以下と読み取れます。
- Redmi Note 7が優位な点は、暗所での描写
- Redmi Note 5が優位な点は、色の再現、フォーカス、露光
確かに、静止画比較をみても室内の暗い状況ではNote 7が断然よいのですが、自然な色合いではNote 5が優れているようです。動画レビュー、記事の文面からは全般的にNote 5が優位なように読み取れます。
また、やや厳しめの表現で「Note 7は本来の48百万画素ではなく、センサーにSony IMX586を搭載したRedmi Note 7 Proのリリースを望む」とあります。「本来の48百万画素ではなく」の表現の理由・背景が読み取れず、消化不良ではありますが。
まとめ
過去のレビュー記事から、私はTectabletsサイトにかなりの信頼をよせているのですが、カメラにの比較では、170ドル前後で販売しているRedmi Note 5が優位とは、Redmi Note 7の48百万画素のカメラは微妙なところ。
メモリ 3GB・ストレージ 32GBの中国版となりますが、Geekbuyingでは225.99で販売しており、コスパが高いのは確かなのですが、今後 国際版の価格を下げてくることに期待です。
▼GearBestでは、1/28時点では出荷待ち・プレセールの位置づけのNote 7 国際版。370.77ドルとなっていますが下げてくるでしょう。
▼現時点では、Snapdragon 845、メモリ 6GB、Dual AIカメラ搭載のPocophone F1が無難な選択か