POCO X3 Pro 実機レビュー、AnTuTu ベンチスコアは55万越え、ストレージもSSD並みの実力機 | Win And I net

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POCO X3 Pro 実機レビュー、AnTuTu ベンチスコアは55万越え、ストレージもSSD並みの実力機

200ドル台前半の価格で、Snapdragon 860、ストレージにUFS 3.1、6.67インチのディスプレイは120Hzのリフレットレートに対応と、同価格帯としては高スペックの「Xiaomi POCO X3 Pro」。4月に発売されるや否や、そのコスパの高さから 特に海外にて大人気製品となっています。

この「Xiaomi POCO X3 Pro」を、Banggoodさんよりレビュー用にサンプル提供いただきましたので、ベンチマークスコアや使用感などを記載します。

AnTutu ベンチマーク v9のスコア 55万越えでレスポンスは快適、高速なUFS 3.1により 大容量アプリのインストールは快速。人気の高さも納得のスマホです。

レビューする製品はこちら 文末にセール情報を記載しています。

POCO X3 Pro (Banggood)

スペック、実機のシステム情報

「POCO X3 Pro」のスペック情報は以下の記事にて記載していますが、4Gではフラッグシップとなる Snapdragon 860を普及価格帯の製品として搭載し、AnTuTu ベンチマーク v9のスコアは約 55万とハイスコア(後段のベンチマークスコアを参照)、ハイレスポンスであることが大きな特徴。

POCO X3 Pro、スナドラ 860 / UFS3.1を搭載する6.67型スマホ

スペック

CPUSnapdragon 860、8コア
メモリ6GB / 8GB
ストレージ128GB / 256GB UFS 3.1
ディスプレイ6.67インチ、解像度 2400 x 1080、120Hz リフレッシュレート
リアカメラ48百万画素 + 8百万画素 + 2百万画素 + 2百万画素、AI 4カメラ
フロントカメラ20百万画素
WiFi11a/b/g/n/ac
Bluetooth5.0
SIMNano SIM x 2
バッテリー5160mAh、33W Fast Charge
サイズ製品情報に明記なし、実測では 77 x 165 x 10mm
OSMIUI Global版 12、Android 11ベース
その他サイドの指紋認証

 

Snapdragon 860のほか、ストレージは高速な UFS 3.1を搭載しています。後段のベンチマークスコアで掲載していますが、ベンチスコアはPCのSATA SSD並で、大容量のアプリのインストールもあっけないほどに短時間で完了します。

また、6.67インチの大型のディスプレイは、120Hzのリフレッシュレートとなり、ゲームなどでの滑らかな動きを期待できます。

 

▼リアカメラは48百万画素をメインとする4カメラですが、実機のシステム情報によると 48百万画素のイメージセンサーは SONY IMX 582。

実機から抽出のシステム情報

システム情報を抽出の便利なアプリ「Device Info HW」のスクショの貼り付けにとどまりますが、実機のシステム情報です。画像は2画面分を結合し小さくしていますが、クリックして拡大できます。

 

▼こちらは全般情報とSoC。CPUは Snapdragon 855+ / 860、GPUは Adreno 640とあります。Snapdragon 860が出始めた頃は 価格的に購入しにくい存在でしたが、今や200ドル台前半で購入できるとは。

 

▼システムの詳細とメモリの情報。私の端末はメモリ 6GB、ストレージ 128GB版。128GBのうち、使用可能な容量は107.07GB。

 

▼カメラとバッテリーの情報。左側の上段に、48百万画素のイメージセンサーは SONY IMX 582とあります。

外観

続いて外観について記載します。今回 レビューの背面はブルーですが、多くの他製品のように艶ありの塗装ではなく、指紋や油脂がほとんど目立たないのが有難い。

また、先日 レビューした以下の「realme 7 5G」は 6.5インチのスマホですが、6.53インチのXiaomi Redmi Note 8 Proよりも横幅が若干狭く、私にとってはしっくりこないものでした。一方、6.67インチのPOCO X3 Proは横幅も私好み。

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▼ブラックにイエローの文字の外箱。シンプルなXiaomiの外箱と比べると豪華に見えます。

 

▼内箱はしっかりとした作りのイエロー。

 

▼説明書とPOCOのステッカー、TPUのクリアケース。保護フィルムはディスプレイ面に貼り付け済の状態ですが、小傷がつきやすいフィルムのため、交換したほうが無難です。私は、普段と同じ使い方をしていましたが、数日でフィルム面に小傷がついてしまいました。

 

▼メジャーなXiaomiのスマホでさえ、iPhone以外ではガラスフィルムの当たりハズレは多く、(今回は未購入ですが)私はPET製フィルムを好んで使用しています。うち、私は「ミヤビックス」の製品を購入することが多いです。

 

▼今回、Banggoodさんからサンプル送付いただいた製品のアダプターはEUタイプ。変換アダプターがサービスで付属していました。

 

▼付属のクリアケース。保護機能が高いのですが厚みがあり、また、ケーブル挿入口にキャップがあり、これが開け閉めしにくい。このため、ケースが出揃ったのちの交換がよいと判断。

 

▼Snapdragon 860、120Hzのリフレッシュレート、UFS 3.1の高速ストレージと、スペック面の特徴が記載された梱包フィルム。

 

▼背面より。

 

▼背面は艶あり・艶なしの中間的な塗装であり、指紋や油脂は付着は ほとんど目立ちません。これはスペックや製品紹介では記載されていない、さりげなくも大きなメリット。

 

▼電源ポート部分より。薄っすらと見える POCOのロゴも控えめでよい感じ。

 

▼スピーカー、USB Type-Cポート、イヤホンジャック部分を拡大。

 

▼暗くて見えにくいですが、音量調整ボタンと電源 兼 指紋認証ボタン。同じくサイドの指紋認証がある「realme 7 5G」と比較すると、指紋登録に要する時間は短い。指紋認証の精度は realme 7 5Gと同様に良好。

 

▼リアカメラの出っ張りはやや大きい。

ディスプレイ

6.67インチ、解像度 2400 x 1080、120Hz リフレッシュレートのディスプレイは、明るく鮮やかなものです。Xiaomiのミドルハイレンジ以降に搭載されることの多い AMOLED パネルではありませんが、iPhone 12 Pro Maxと比較すると、やや明暗の差の描写が劣る程度。

なお、外観でも記載しましたが、この数ヶ月間 サブとして使用していた「realme 7 5G」は横幅がやや狭く、メインで iPhone 12 Pro Maxを使用している私としては、realme 7 5Gのホールド感にやや違和感があります。POCO X3 Proの場合には、通常の横幅でしっくりきます。

 

▼もちろん視野角も広く、この角度から見ても鮮やかさを保持しています。

 

▼色彩(彩度、色温度)とリフレシュレート(120Hz or 60Hz)の変更画面。鈍感な私には、120Hzと60Hzの相違をイマイチ感じ取ることができず。

ベンチマークスコア

POCO X3 Proとほぼ同時期に販売された、Snapdragon 870搭載の「POCO F3」には敵いませんが、一般的には POCO X3 Proで十分。ベンチマークスコアはハイスコア、レスポンスも快適です。

AnTuTu ベンチマーク v9

AnTuTu ベンチマークは バージョン 9となりましたが、POCO X3 Proのスコアは 550,918。一方、比較対象とした、Dimensity 800Uを搭載する「realme 7 5G」のスコアは 384,642。

私が実機で確認する限りでは、AnTuTu v9はv8よりも高めのスコアとなるようですが、「realme 7 5G」の AnTuTu v8の30万超えでも驚きだったのですが、200ドル台前半の価格で 55万超えとは驚愕です。

 

▼上は POCO X3 Pro、下は realme 7 5Gのスコア。

 

▼ランキングを参照すると、POCO X3 Proのメモリ 8GB、ストレージ 256GBのスコアは 566,331とあります。下の赤枠は 今回計測の実機のスコア。

 

▼AnTuTu ベンチマーク v9のダウンロード・インストールは、v8と同様に以下の記事で記載の手順で可能でした。

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Geekbench 5

Geekbench 5のCPUベンチマークスコアは「Single-Core 770、Multi-Core 2715」。

 

▼2番目の画像は realme 7 5Gのスコア。POCO X3 Proと比較すると、特に Multi-Coreのスコアが低くなっています。

ストレージ

ストレージのベンチマークは、以下の「CPDT Benchmark」により計測しています。

CPDT Benchmark〉Storage﹣Memory﹣RAМ﹣Disk﹣SSD

CPDT Benchmark〉Storage﹣Memory﹣RAМ﹣Disk﹣SSD
開発元:Maxim Saplin
無料
posted withアプリーチ
Androidでストレージの速度計測なら「CPDT Benchmark」、メモリの速度も計測可能で、機種により大きな相違も
UMIDIGI A9 ProやCHUWI HiPad Xなど、安価なAndroid スマホやタブレットでも、eMMCよりも高速なUFSストレージを搭載する製品が増えてきました。そこで、お使いのAndroid スマホやタブレットのストレー...

 

UFS 3.1の高速ストレージを搭載していますが、そのスコアは「Write 365.3、Read 831.6」と、特にReadにおいては、パソコンのSATA SSDのスコア(500前後)を大きく凌駕しています。Writeもハイスコアであり、大容量アプリも「本当にインストールが終わったの?」と疑いたくなるほどに、短時間でインストールできます。

 

▼比較対象の「realme 7 5G」のスコアは「Write 83.9、Read 371.3」。POCO X3 Proとのスコアの差は歴然です。

体感レスポンス

体感レスポンスにおいては、メイン利用の iPhone 12 Pro Maxのほか、以下のスマホと比較しています。

  • iPhone XS Max
  • Xiaomi Redmi Note 8 Pro (AnTuTu v8のスコアは約28万)
  • realme 7 5G (AnTuTu v8のスコアは約33万)

 

全般的には、Webサイトの閲覧、サイト記事の管理、写真の編集、SNS関連、FXなどの軽いアプリがメインの私の使い方の場合、上記のクラスのスマホでは、大きな体感レスポンスの相違はありません。小さな相違も含めて記載すると以下となります。

  • 上記の使用範囲での体感レスポンスに順位をつけると、上から順に、POCO X3 Pro、iPhone 12 Pro Max = realme 7 5G、iPhone XS Max = Xiaomi Redmi Note 8 Pro
  • ただし、Andorid スマホでは、アプリの起動や画面遷移などにおいて、POCO X3 Proとrealme 7 5Gに、体感できるほどの相違は感じません。この意味では、ライトユースの場合、AnTuTu ベンチスコアが30万超のスマホでは十分に快適と言えます。
  • 一方、Redmi Note 8 Proと POCO X3 Pro / realme 7 5Gは、体感できる相違があり、後者がよりキビキビと動作します。
  • iPhoneとAndroid スマホ 3製品には大きな価格差がありますが、単にレスポンスのみを考慮すると このクラスのAndroid スマホで十分。アプリの起動は 3製品ともに iPhoneよりも速く感じます。
  • POCO X3 Proと他のAndroid スマホ 2製品の大きな相違は、UFS 3.1の高速ストレージによる、アプリのインストール。これは大きなメリットです。

バッテリー消費

バッテリー消費においては、Android スマホ、iPhoneともに省電力設定や、位置情報にBluetooth、各種通知などの設定しだいとなりますが、POCO X3 Proの場合、スリープ時のバッテリー消費はかなり少なく重宝します。

私は、ほぼデフォルトの設定のままに、アプリ通知をGmailなどの一部のアプリに限定していますが、スリープ時のバッテリー消費は、ほとんど気にする必要がないほどに少ないもの。たびたび、比較対象としている realme 7 5Gは、気がつくとバッテリー残量ゼロであることも多いです。

私は ドコモ回線のOCN モバイル ONEのSIMにて運用していますが、SIM運用の場合には バッテリーをほどほどに消費します。

カメラ

カメラについては、現在は屋内での撮影のみにとどまっているため、撮影した写真は1枚のみの圧縮画像ですが、気づき事項は以下です。

  • 現在、記事の写真は、iPhone 12 Pro Maxで撮影したものがメインですが、発色としては、POCO X3 Proが自然なもの。
  • ただし、Redmi Note 8 Proと同様に、暗めの描写となるため、記事の写真として iPhone 12 Pro Max or POCO X3 Proのどちらにするか悩みどころ。
  • 48百万画素、64百万画素のカメラとなると、室内では使用できない製品もあるなか、POCO X3 Proの48百万画素は室内撮影も可能です。

 

▼相違をうまく表現できていませんが、上はPOCO X3 Proの48百万画素、下は iPhone 12 Pro Maxで撮影。POCO X3 Proは自然な発色だが やや暗く、iPhone 12 Pro Maxは黄色味が強いものの 明るい。

まとめ

Snapdragon 860、ストレージにUFS 3.1、6.67インチのディスプレイは120Hzのリフレットレートに対応と、200ドル台前半の価格としては高スペックの「Xiaomi POCO X3 Pro」。AnTuTu ベンチマーク v9のスコアは 55万越え、UFS 3.1のストレージは、ベンチマークスコアではSSD並み、体感レスポンスも快速と期待どおりの端末です。

サイズとしては、iPhone 12 Pro Maxとほぼ同サイズとなるため、その大きさに躊躇する方もいるかと思いますが、特に海外で人気のあるとおり、安価で高スペックなスマホをお探しの場合には「買い」となる製品です。

 

▼Banggoodの価格情報。9月10日まで 15周年記念セールを開催していますが、その一貫として 予約金 3ドルを支払うことにより、 RAM 6GB / ROM 128GB版が208ドル、RAM 8GB / ROM 256GB版が 248ドルのセールを行っています。予約金と残金の支払期間は以下です。

  • 予約金の支払期間:8月31日 日本時間 17時まで
  • 残金の支払期間:8月31日〜9月1日 日本時間 17時まで

RAM 6GB / ROM 128GB版

 

RAM 8GB / ROM 256GB版

 

 

▼こちらは Amazonでの販売情報。Banggoodとは かなりの価格差があります。

 

▼ケースは POCO X3用の薄いハードケースを購入し、使用しています。

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