Windows 11 PCにて、無料のメモリベンチマークソフト「RAM Benchmark」と「AIDA64」を試してみましたので、インストールとベンチ結果事例について掲載します。
シンプルに動作の確認・計測したい場合には「RAM Benchmark」、ユーザーが測定した他のメモリと比較したい場合には「AIDA64」の使い分けがよいと思います。
なお、双方のソフトともに、詳細に条件などを設定して確認したものではなく、デフォルトの設定にて簡易的に確認・計測したものです。
Windows PCのメモリ帯域幅のベンチ計測に「SiSoftware Sandra Lite」を使用してみた。インストールと計測方法
RAM Benchmark
シンプルにRAM Speedを計測するソフトです。ほんの数秒で、手軽に確認することができます。
▼ダウンロード先はこちら
▼2023年4月9日時点では、上記サイトに以下の「Download」ボタンがありますので、これを押下します（ボタン押下により、InstallerとPortableの2つのコースがありますが、前者の押下）。
▼メールアドレスの入力画面に遷移しますが、入力なく「Start Download」の押下でOKです。
▼ダウンロードしたexeファイルを開くと、最初に言語の選択画面となります。
▼画面指示に従いインストールします。特に紛らわしい工程もないため、画面の掲載は省略します。
テストの実行、結果事例
Block Sizeの指定もできますが、デフォルトの状態でOKです。「Run Benchmark」を押下して テストを実行。数秒で結果が表示されます。
▼DDR4 16GB RAMでのテスト結果。Speed (Avg)の項目にて平均 2,352.77MB/sとあります。
AIDA64
「AIDA64」のトライアル版（本来は有料ソフト）にて、メイン用途となるストレステストのほか、メモリも含めた各種ベンチマークを計測することができます。
シンプルな「RAM Benchmark」に対して、AIDA64は多少の計測時間（数十秒程度です）を要しますが、読み書き別の表示や他のメモリとの比較もでき、私としては「AIDA64」が好みです。
▼インストール手順・ストレステストの概要は、以下の記事においても掲載しています。
Windows PCのストレステストに「AIDA64」を試してみた。トライアル期間は無料、簡単操作でテスト可能
▼ダウンロード先はこちら（上の記事で掲載のAIDA64のアップデート版です）。
▼ダウンロードしたexeファイルを開くと、最初に言語の選択画面となります。
▼インストールは画面指示に従うのみのため、プロセスの画面掲載は省略しました。以下の画面にてインストール完了です。
▼インストール後の注意事項は2つあります。下の一つめの画像に記載のとおり、30日間無料のトライアル版であること。二つめの画像に記載のとおり、「AIDA64」の他のバージョンのスコアと比較できないこと。同一PCにて「RAM Benchmark」と「AIDA64」の双方にて計測したところ、大きく異なる結果となったことから、異なるベンチソフトの結果との比較にも適さないようです。
テストの実行、結果事例
左のメニューから「ベンチマーク」を押下すると、右にベンチマークのコースが表示されますので、「メモリリード」あるいは「メモリライト」を押下します。
▼上の注意事項の画像を経て、ベンチ結果が表示されます。DDR4 16GBの事例では「メモリリード 39,024MB/s」。なお、RAM Benchmarkの計測結果とは一桁異なり、また、計測時間も大きくことなることから、Block Size、その他の詳細条件が異なるようであり（詳細は未確認）、RAM BenchmarkとAIDA64のスコアとの単純比較には適していません。
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