普通に使える100ドルスマホ、UMIDIGI A5 Pro 1ヵ月の使用感。A3 Pro実機との比較も

UMIDIGIのエントリースマホであるA5 Proを使用し1ヶ月経過しましたので、あらためてその使用感を記載します。全般的には、もう一つのエントリー機であるA3 Proと比較すると、雲泥の差でサクサクと動作し、レスポンス、指紋認証ともに100ドルのスマホとはおもえないほど。カメラはUMIDIGIがアピールするほとではないのですが、そこを差し引いても100ドルスマホとしては十分。

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スペックのおさらい

下表では、UMIDIGI A5 ProのスペックをA3 Proと比較しています。双方ともに、充電がMicro USBであることに、Android 9.0 (A3 Proは当初のAndroid 8から変更)であることは同じですが、その他のスペックではA5 Proが優位。後述しますが、両製品で迷っている場合には、A5 Proを強くおすすめします。

デザインやレスポンスの相違は以降に記載していますが、A5 Proのデメリットは203gの重さ。6.3インチこのスマホでは160gあたりの製品も多いなか、ずっしり感があります。

外観、デザイン

上の画像は、左からUMIDIGI A3 Pro、iPhone XS Max、UMIDIGI A5 Proを並べたものですが、ガラス製の背面はiPhone XS Maxと遜色なく質感の高いもの。

ただし、100ドルのスマホのため、どこかをコストカットする必要があるのか、サイドはプラスチックにスチール調、あるいはメッキ調塗装の無骨な処理となり、サイドの質感をもう少し高めるとより iPhoneに近い質感となります。

いづれにしても、100ドルにしてこの質感は立派で、さらに安価なA3 Proにしても背面の質感は高く、このあたりもUMIDIGIの人気の要因になっているように思います。

 

▼音量・電源ボタンのあるサイドより。

上から、UMIDIGI A3 Pro、iPhone XS Max、UMIDIGI A5 Pro。A5 Proのサイドの処理はA3 Proよりもよいのですが、例えば塗装をブラック調にすると質感はより高まるように感じます。

A5 Proのブルー版にシルバーのサイドは違和感があるかも。

 

▼写真では質感が伝わらないのですが、ガラス製の背面は艶やかであり、かつブラックのために落ち着いたシックさもあります。

 

▼ディスプレイ面は他製品と差別化するのも難しいのですが、しずく型ノッチを採用することによりありがちな、通知領域のアイコンが途切れることもありません。

 

▼外観の詳細は以下の記事に、写真を多数揃えて紹介しています。

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ディスプレイ

上の画像は、UMIDIGI A5 Pro(左)をiPhone XS Maxと並べたものですが、あらためて眺めてみると、A5 Proは青みがかっているように見えます(いわゆる寒色系)。

また、A5 Proの受領後間もなく購入した Huawei P30 liteと比較すると、やや白っぽい、言い換えれば淡い、明るさが足らないような感覚もあるのですが、特に大きな粗もなく十分に綺麗なディスプレイです。

 

▲こちらは鮮やかで明るいディスプレイのOPPO R17 Neoとの比較。R17 Neoは私の手元にあるスマホ 十数台では類を見ないほどの明るさなのですが、それに比べるとA5 Proは明るさ最大にしても控えめです。

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体感レスポンス

上の画像のとおり、UMIDIGI A5 ProのAnTuTu ベンチマーク v7のスコアは約8万。同スコアが約4万6千のUMIDIGI A3 Pro、約14万のHuawei P30 liteと比較しての体感レスポンスの相違は以下です。

  • A3 Proは概ね 何をするにしてもモタツキを感じるのですが、A5 Proはこのモタツキがなく、アプリの起動や画面遷移、Google Chromeのタブの切替ともに、A3 Proとは比較にならないほどにキビキビとしています。
  • 指紋認証においても、A3 Proの精度は高くなく何度か使用していると認証の精度があまくなるのですが、A5 Proはそのような現象もなく、手持ちの端末ではHuawei P30 liteと同様に認証精度の高いもの。
  • さすがに、Huawei P30 liteと比較すると、アプリの起動や起動後の画面表示、アプリの切替など、僅かな遅延を感じます。
  • 私はHelio X27のデカコアを搭載するタブレットを3製品(Teclast T20、ALLDOCUBE M5X、Chuwi Hi9 Plus)所有しているのですが、画面サイズの相違もあるものの、これらの製品とほぼ同水準のレスポンスです。逆にHelio X27のレスポンスが不都合ないながらも、デカコアの響きほどではないのですが。

カメラ

SONYのイメージセンサー IMX398による16百万画素をメインとするトリプルカメラを搭載しています。記事に掲載できる程よい写真が撮れていないのですが、他のUMIDIGIのスマホの傾向と同様に、UMIDIGIがアピールするほどのものではありません。

私の場合、記事掲載用の室内撮影がメインですが、全般的に暗く、色の再現性と鮮やかさも欠けているようなイメージ。

UMIDIGI製品の場合、特にA5 Proのようにエントリー機の場合には、カメラ以外に価値を見出だすべきかと思います。

バッテリー

私はUMIDIGI A5 Proを自宅内でのサブとして運用しているため、バッテリーを長時間利用してのコメントではないのですが、さすがに4150mAhの大容量を搭載しているために、使用中に見る見るうちにバッテリーを消費することはありません。

少なくとも、容量 3300mAhのA3 Proや、3340mAhのHuawei P30 liteよりも、持続期間は長く、プレインストールアプリも少なく、バッテリー消費に影響を与える、特定の得体の知れないアプリがバックグラウンドで暴走するようなこともありません。

あらためてA3 Proとの比較

上記で記載していないことも含め、あらためてA3 Proとの比較コメントは以下です。

  • A3 Proが普通に使えるかと言えば、そのモッサリ感により「No」となるのですが、A5 Proは通常のアプリやWebブラウザなど、遅いと感じることなく普通に使えます。
  • 指紋認証の精度もA5 Proが断然 優秀。私は「安価なスマホの指紋認証の精度は今一つ」との認識だったのですが、あらためる必要がありそうです。
  • 解像度の低いA3 Proのディスプレイもわるくはないのですが、比べてみると FHDのA5 Proがやはり綺麗できめ細やかな描写。
  • 外観としては、背面の美しさはA3 Pro、A5 Proともに同水準で質感の高いもの。ただし、ぱっと見では同じに見えるサイドの処理は、塗装などにおいて A3 Proはやや粗雑なイメージ。
  • リアカメラにおいては、私は意外とA3 Proが好みかも。画素数・レンズ数ともにA3 Proが劣りますが、発色や室内撮りでの明るさではA3 Proはそれなりに活用できます。

 

▼A3 Proの実機レビューはこちら。

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まとめ

海外ではかなりの売れ行きとなっている UMIDIGI A5 Proですが、国内ではさらに安価なA3 Proがより人気となっているように思います。

しかしながら、双方の使用感では圧倒的にA5 Proが優位であり、「レスポンスなどに我慢を強いられる A3 Pro」と「普通に使える A5 Pro」と言い表すことができます。

手元にあるHuawei P30 liteとの比較では、どの操作にしても、レスポンスでは僅かに遅延を感じるもの、カメラを含めたオールマイティさを求めずにサブ運用との前提では、P30 liteのように3万円前後のスマホでなくとも、A5 Proで十分とも思います。

 

▼2019年9月24日時点の、Banggoodでの価格は99.99ドル。海外通販サイトでは概ね同価格です。

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