UMIDIGI A3 Pro 実機レビュー、安価ながらも質感よくレスポンスも実用的だが一部に課題も

Amazonにて約9,000円で販売のUMIDIGI A3 Pro。5.7インチのコンパクトなボディサイズとなり、通勤電車内での片手持ち・サブ運用として購入したのですが、前回の外観レビューに続き、ベンチマークの実測と使用感のレビューです。

全般的にはエントリー機となるため、ゲームなどの負荷の大きいアプリには向きませんが、ディスプレイも明るく低解像度の粗さも目立たず、Webサイト閲覧などのライトユースでは十分に実用的です。

また、中国メーカー製スマホの場合、スペックの割にはカメラの性能が及ばずといったことも多いのですが、UMIDIGI A3 Proの場合、他のエントリー機と比較すると妥当な実写が可能です。

ただし、私の端末での個体差かもしれませんがエアータッチの現象があり、ケースを使用することで操作上はクリアとなりました。

なお、Amazonレビューでは、UMIDIGI A3 Pro以外の格安機の場合にも「ゲームを行うとモッサリしている。このため評価は低い」といった投稿が多々ありますが、格安機でゲームを操作できるほどの性能を求めるのは難ありです。

 

レビューするスマホはこちら Amazonでの購入です。

UMIDIGI A3 Pro

関連記事 Android 9.0版が販売開始となり、海外通販サイトでは約8,000円での販売事例も。

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UMIDIGI A3 Proのスペック

顔認証付・背面ガラス製の5.5型スマホが9,000円、Amazon’s ChoiceのUMIDIGI A3のスペックと特徴」から再掲ですが、片手操作可能な安価なスマホとして、UMIDIGI A3 / A3 Pro、Xiaomi Redmi 6A、Lenovo A5を比較しています。

いづれも 1万円未満のエントリー機となりCPUはほぼ同じ水準ですが、メモリ・ストレージ搭載量に差があります。また、UMIDIGI A3 / A3 Proの重さは180g台と重めになっています。

私は6インチクラスの重いスマホに慣れているため、実機を手にしても極端に重たいとは感じないのですが、 150g前後のスマホを使用の方はズッシリと重みを感じることでしょう。

外観

外観については、以下の記事に写真を多数掲載していますので、そちらを参照ください。

UMIDIGI A3 Pro 実機レビュー 外観編。約9,000円でこの質感は遅るべし。両面2.5D ガラス製で上位機と遜色なし
通勤電車でつり革につかまりながら片手使用できる、安価なサブ運用のスマホを探していた私。中国メーカー製スマホ・タブレットに厳しいAmazonのレビューのなかで、異例の評価の高さ(※)となっていることに釣られて、「UMIDIGI A3 ...

 

外観のポイントとしては、上記の記事のタイトルどおり、約9,000円の端末であるにもかかわらず、背面もガラス製となり、全般的に質感高めの中国メーカー製の1万円台半ばから2万円までのスマホと比較しても、質感は大きく変わりません。

所有の端末との比較では、古い機種ですが、ガラス製の背面を初めて(?)採用したXperia Z1fよりも質感高く、サイドの処理をもうワンランク上手くすれば「iPhone 4/4Sにも匹敵するのでは?」とも思えるほどです。

 

▼アルミ調塗装のサイドの造り込みを、さらにワンランク上手く処理すれば、全体の質感もより一層上がると思うのですが。

 

ベンチマークスコア

エントリー機のため、他のミドルエンド機以上のベンチマークスコアと比較はさておき、参考程度のスコア情報です。

 

▼ AnTuTuベンチマーク v7.1.4のスコアは46354。

私の経験則では、普段使い・ライトユースの使用(ゲームなどの負荷のかかるものを除く)で遅いと感じることなく操作できるのは、スコア 5万台から。UMIDIGI A3 Proはスコア的にはギリギリのラインです。

 

▼Geekbench 4のスコアは、Single-Coreが663、Multi-Coreが1772となり、概ね 2013年11月に発売となったNexus 5に僅かに劣る程度のスコアです。

ただし、手元にあるNexus 5の動作と比較すると、UMIDIGI A3 Proがアプリの起動・切替など優位のような感覚です。

 

▼自宅のWiFi環境(Nuro 光)で計測の、11aでの回線速度は46Mbps。同時に計測したiPhone XS Maxでは56MbpsでしたのWiFi感度・速度については問題ありません。LTEは試していませんが、WiFi電波の掴みも遅いと感じることはありません。

▲ルーターから至近距離にもかかわらず、アンテナがフル表示になっていないことへの、微かな懸念はあります。

 

体感レスポンス

私はスマホでゲームは行わないのですが、利用するアプリのなかで重めのものはFXアプリ。FXアプリではやや上位機のAnTuTuベンチマークスコアが5万台半ばのスマホでもモッサリしているため、(この2日間の週末はFXが稼働していませんので試せず)UMIDIGI A3 Proでの快適な動作はまず困難。

以下はライトユースでの体感レスポンスです。全般的には、Webサイト閲覧・軽めのアプリでは重いと極端に感じることはなく、AnTuTuベンチマークスコアが8万台以上の機種と比べると、「一瞬タメがあると感じることもある」程度です。

メイン機としてバリバリ使うには、小さなストレスが積み重なる可能性もありますが、サブ運用としては十分です。

 

  • アプリの起動・切替、画面遷移はサクサクとは言わないまでも、「遅い」と感じるレベルではありません。
  • サイト記事編集のテキスト入力では、上位機と比較しても全く違和感なく作業できます。
  • 数MBクラスの画像編集(サイト記事編集用の切り取り・圧縮など)では、普段利用しているiPhone XS Maxと比較するとさすがにキビキビ感に欠けますが、十分に実用的。
  • YouTubeの視聴も全く問題なし。
  • 私が頻繁に利用するGoogle Chromeでは、タブの切替にモタツキを僅かに感じる程度。
  • 体感レスポンス的には想定以上なのですが、課題としては後述のタッチパネルがあります。

 

2019年8月18日 追記。購入してから半年以上を経過しましたが、当初以上にレスポンスの遅延を感じ始めています。詳細は以下の記事を参照

UMIDIGI A3 Pro 半年使用後の簡易再レビュー。やはり厳しいレスポンス、随所にモタツキも
UMIDIGI A3 Proを購入して半年以上経過しましたが、あらためてレスポンスなどのレビューです。購入当初も感じた動作の遅延ですが、最近ではより感じつつあります。約1万円のスマホですので仕方がないのですが、参考までに動作の遅延な...

ディスプレイ

解像度は1512 x 720のため多少の粗さを想像していたのですが、19:9の5インチクラスのディスプレイであるためか粗さを感じることはありません。

また、手元にあるXiaomi Redmi 5 Plusと比べると、かなり明るいディスプレイであり光度を1/4程度に下げるとちょうどよい明るさになります。

なお、安価なタブレットの場合には淡い発色のディスプレイもあるのですが、UMIDIGI A3 Proの場合には逆に「発色が強すぎないか」と感じることもあります。

タッチパネル

以下の操作が上手くできないと思っていたところ、エアータッチが生じていることが判明。私は少しでも横幅を抑えるためにケースなしで使用していたのですが、ケースを装着することでこれも解決。ケースを装着しないと解決しないのも嫌なのですが、これでしばらく様子見です。

ちなみにエアータッチが生じていた際の現象は以下です。

  • 左手片手持ちでディスプレイ右側をタッチした際に反応しない。
  • 左手片手持ちでフリック入力をする際に、右列をタッチしたつもりが「かな・英数・絵文字への切替」となってしまう。

 

これは左手の片手持ちの際に、手のひらの親指側がディスプレイに触れていないにもかかわらず反応しているものでした。私の端末に固有の個体差であればよいのですが。

 

指紋認証、顔認証

指紋認証においては、現在のところ(使用3日)ほどよく反応しています。私が所有する指紋認証を持つ端末としては、Xiaomi Redmi 5 PlusとCUBOT P20のみですが、Xiaomi Redmi 5 Plusと同等レベル(高確率で一発で認証。体感できるほどの認証の遅延はなし)で認証しています。

ただし、Xiaomi Redmi 5 Plus / CUBOT P20ともに、時間の経過とともに(センサーの汚れのため?)認識しないケースが目立ってきたため、UMIDIGI A3 Proもしばらく様子見。

 

一方の顔認証ですが、設定の過程でも「あくまで補助的なもの」との説明書きがありましたが、現在のところは ほどほどに機能しています。iPhone XS Maxではメガネ使用でも認識しますが、UMIDIGI A3 Proはメガネをかけると認識しないことが多くあります。

ただし、認識精度が落ちても、指紋認証と比較すると動作が一つ減りますので、約9,000円のスマホで顔認証できることを評価すべきです。

カメラ

意外なのがカメラの性能。私がこれまで操作した中国メーカーのスマホ・タブレットではXiaomi以外のTeclast、Alldocube、MAZE、CUBOT、Elephoneの10数機種では、いづれもスペックに対してオートフォーカスとシャッタースピードが遅く、使用に難ありなことが多かったのですが、UMIDIGI A3 Proは意外にも暗い室内以外ではサイト記事用の写真にも使えそうであり、オートフォーカスが速いと感じることはないにせよ、遅くはなく実用的なレベルです。

 

画像は640pxの横幅に縮小し、250KB前後まで圧縮したもののため、参考にならないと思いますが、室内外で撮影した写真を掲載します。

 

なお、カメラは12百万画素 + 5.0百万画素のデュアルレンズですが、これがどのように機能するものか未確認です。一方のレンズを覆ったところ映像は映らない状態でしたので、ダミーではなく双方とも機能しているようです。

まとめ

使用期間が短いため、バッテリーについてのコメントは割愛しました。レスポンス的には速くと感じることはなく、また、ゲームなどには向かないものの、Webサイト閲覧やSNS系の軽めのアプリでは大きな違和感や遅さを感じることなく使用できます。

個体差であることを願うのですが、エアータッチの症状があり、これは不本意ながらもケースを装着することで操作に支障なし。このエアータッチの症状を除けば、質感・レスポンスも含めて、サブ運用の機種としては十分なものです。

 

▼気が付いてみると、Android 8.0から9.0にアップデートされ販売されています。

 

しばらく使用していると、随所にモッサリしたレスポンスも感じるため、安価なUMIDIGIのスマホであれば、A5 Proをおすすめ。あるいは、通話SIMとのセットも視野に入れると、OCNで格安販売しているHuawei P30 liteであれば間違いなし

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