2018年度の人気製品「Teclast F5」が復活です。11.6インチの360°回転機構付きのタッチパネル、Gemini Lake N4100、メモリ 8GB、SSD 256GBを搭載する製品ですが、インテルによるGemini Lake N4100の供給難から、F5に替え Apollo Lake N3450を搭載する F5Rとして販売。全くの同モデル（配色や天板ロゴは異なる）でGemini Lake N4100を搭載のBMAX Y11の対抗としては弱く、ここにきてF5の復活。
Teclast F5のスペック
Teclast F5のスペックについては、過去記事で何度も掲載していますが、あらためての記載です。
- CPU : Gemini Lake N4100、4コア
- GPU : Intel UHD Graphics 600
- メモリ : 8GB DDR4
- ストレージ : 256GB SSD
- ディスプレイ : 11.6インチ、IPS、タッチパネル、解像度 1920 x 1080 (FHD)
- WIFI : 11b /g/n/ac
- Bluetooth : 4.2
- フロントカメラ : 1百万画素
- ポート類 : Micro USB、USB Type-C、Micro HDMI
- バッテリー : 26.6Wh(7000mAh/3.8V)
- OS : Windows 10 Home
Gemini Lake N4100のF5が復活したことについては、通販サイトの誤植とも思ったものの、以下のように製品紹介で堂々と掲載しているために間違いではなさそう。
Apollo Lake N3450とGemini Lake N4100では、劇的なレスポンスの相違はないのですが、以下の記事に記載のとおり、長時間の小さな作業の積み重ねでその違いを体感できます。このため、同価格帯であれば Gemini Lake N4100をおすすめします。
なお、同デザイン・機能のTeclst F5/F5RとBMAX Y11、同一製造元・同コンセプトのJumper EZBook X1に共通ですが、USBはType-CとMicro USBとなり、フルサイズのUSB 3.0を持たないことに留意する必要があります。
▼フルサイズのUSBではなく Micro USBであること以外に、もう一点 留意すべきことは、Teclastのイメージ画像は特にディスプレイのベゼル幅を狭く見せる傾向にあること。以降の画像では、極端にベゼル幅が狭く、また、厚みも薄くなっていますが、これほどまでではありません。
▼ディスプレイが360°回転するYOGAスタイルのため、このようなテントモードで動画視聴などを楽しめます。
▼筆圧1024レベルのスタイラスペンにも対応しています（ペンは付属しません）。
まとめ
11.6インチのYOGA スタイルのPCとしては、Teclast F5R、BMAX Y11、XIDU PhilBook Pro、Jumper EZBook X1などがあり、これまではBMAX Y11がスペック的に優位（Gemini Lake N4100を搭載）でしたが、BMAX Y11と同モデル（配色がやや異なる）Teclast F5の復活により、キーボードの視認性（黒に白の印字のF5に対して、Y11はグレイに白の印字）と天板のロゴが控えめであることで、Teclast F5の人気の復活となるような予感です。
▼クーポン「BGJPF520」の利用により 289.99ドル。1/10まで
Teclast F5 (Gemini Lake N4100)
▼こちらはApollo Lake N3450のTeclast F5R。クーポン利用ではF5が安い逆転現象。
Teclast F5 (Apollo Lake N3450)
▼こちらは引用したBMAX Y11とXIDU PhilBook Proの記事
