Stick PC、動画視聴でCPUが79度に。たまらずファン取付の効果を検証してみた

暑い夏 真っ盛りですが、先日 Stick PC(DG-STK3)にてYouTubeを観ていると、取り付けているヒートシンクがかなりの熱を帯びています。そこで、たまらず手元にあったパソコン用のファンを取り付け、ファンの有無で温度の上昇がどれほど異なるのか検証してみました。

 

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Stick PCにファンの取り付け

私のStick PCは写真のように、既に大きなアルミ製ヒートシンクのサンドイッチ構造にしていますが、それでも先日、HD画質のYouTubeを30分ほど連続視聴すると、CPUの温度が最大79度まで達しました。暑い夏のため温度が上がりやすいのでしょうけど、さすがに79度となると やや不安に感じたため、ファンを取り付けた場合の温度上昇はどこまで抑えられるのか検証です。

Stick PC DG-STK3の冷却に銅板とアルミヒートシンクを利用してみた
安くて便利なStick PCですが、ファンレスであるがために、課題としてあげられているのが排熱・冷却対応。夏には熱暴走してしまうかもと不安がよぎります。今回、この冷却・熱対策のため、銅板とアルミヒートシンクを用いて改造してみました。

 

使用したファンなど

十数年前にPCの自作に凝っていた私。当時は、オーバークロックした場合や、Pentium4やらAMDのCPUやら、いかにしてCPUの冷却効果を高めるかが課題となっていたため、自宅には複数のファンが転がっています。

そして、今回は手持ちの複数のファンの一つを利用し、電源は以前にAmazonで購入した以下の変換ケーブルを利用しました。

 

 

自宅にファンが転がっている方は、そう多くはいないでしょうから、ファンをお持ちでない方は、以下の4cm角の静音ファンがStick PCには程よいイメージです。

 

ファンの取り付け

今回はファンの有無による温度上昇の検証、また、手持ちのどのファンがよいか見極める必要があるため、ファンがすぐに取り外し・付け替えできるよう、ヒートシンクの上にファンを載せただけの簡易的なものです。

また、本体に風をあてるのか、あるいは本体から熱を逃すのか、ファンの向きも温度に影響しますが、今回は後者で対応。

取付にあたっては、大抵のファンにはネジ穴がありますので、ホームセンターで300円未満で販売している、汎用のステイにて取り付けるとよいかと思います。

 

▼ファンの取付には、以下のようなネジ穴の開いたステイがよさそう。ホームセンターで、複数のサイズのものが販売されています。

 

▼もはや、Stick PCとは呼べないほどに巨大化。私は手元に、このサイズ以上のファンしかなかったのですが、先のリンク先の4cm角で十分かと思われます。

 

ファンの取付有無による、温度上昇の相違

では、ファン取付有無での簡易的な温度上昇の相違、効果の検証です。共通する条件は以下です。

  • エアコンをオフにした自室にて
  • 気温測定を失念しましたが、極端に暑くない8月6日の17時半前後に計測
  • HD画質のYouTube(13分の同一動画)を全画面表示にて視聴
  • フリーソフト「Open Hardware Monitor」にて計測

▽Open Hardware Monitorのダウンロード元(海外サイトです)

Open Hardware Monitor

 

▼ファン取付なしのYouTube視聴前。赤枠左のCPU Core #3をベースにします。このときの温度は47度。

 

▼ファン取付なしにて、YouTube視聴後。CPU Core #3は70度まで上昇していました。温度の上昇は70-47=23度。かなりの負荷がかかっているようです。

今回の検証を行う前の計測では、30分のYouTube視聴で79度まで上昇しました。

 

▼こちらはファン取付時。CPUが冷え切る前にYouTube視聴を始めたのですが、赤枠左が視聴前、右が視聴時の最大温度です。65-54=11度の温度上昇。

 

以上のとおり、13分のHD画質のYouTube視聴時には、ファンなしでは23度の上昇に対し、ファンありでは11度の上昇にとどまりました。

さすがに、大きなファンを取り付けているため、効果がないと困ってしまいます。とりあえず、ファンの効果は確認できました。

効果はあるのですが、ファンの音がやかましく、YouTubeの音声もかき消されがちに。冷却効果は、小さなファンを高回転でまわす風量よりも、大きなファンをほどほどの回転数でまわしたほうが、より風量が強く、冷却効果が高いと、古いPC雑誌で読んだことがあります。低回転がより静音性が高いですし。

この意味では、コストをかけずに、Stick PCが熱くなったら卓上扇風機で冷やすのも手段の一つでしょう。

まとめ

取付位置や風の向きも全く考慮しない、単にヒートシンクの上にファンを置いたのみの簡易的なものでしたが、それなりに効果のあるものでした。もう少し煮詰めると、より効果が得られたように思います。Stick PCで、常時 動画を視聴したり、ゲームを行うこともないかと思いますので、繰り返しになりますが、本体を触ってみて熱さを感じる時には、お手持ちの扇風機の風をあてることも効果があると思います。

 

▼私のStick PCはすっかり巨大化しましたが、よりスペックが高く、排熱等の手間がかからない(ファンを組み込み済)安価な製品をお探しなら、以下のようなMini PCがおすすめ。海外通販ですが、以下の製品(CPUはApollo Lake N3450、メモリ4GB)ではUSD 155.99からの価格設定となっています。

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