Blackview Oscal S60 Pro、タフネススマホの実機レビュー、ナイトカメラは暗闇での撮影で想像以上の効果を発揮

Blackviewより販売の「Oscal S60 Pro」。Oscal シリーズは同社のエントリースマホの位置づけとなりますが、従来版のタフネススマホ「S60」のCPUとメモリなどを強化した Pro版となり、暗闇での写真撮影に効果的なナイトカメラを装備するバージョンも販売されています。今回はこの「Oscal S60 Pro ナイトカメラ版」の実機レビューです。

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Blackview OSCAL S60 Proのスペック

Oscal S60 Pro、従来版のS60のスペックは以下の記事にて掲載していますが、下表は投稿済の記事から再掲、S60と比較してスペックアップしている項目に黄色網掛けしています。

 

CPUHelio A25、8コア
GPUMG GE8320
メモリ4GB
ストレージ32GB
ディスプレイ5.7インチ、解像度 1440 x 720
リアカメラSony IMX258 13百万画素
フロントカメラSony IMX219 8百万画素
WiFi11 b/g/n
Bluetooth4.2
SIMDual Nano SIM
LTE 対応バンドFDD spec :B1/B3/B7/B8/B20
TDD spec : B40
バッテリー5580mAh、充電はMicro USB
サイズ161.7 x 78.5 x 14mm、255g
OSDoke OS 2.1、Android 11ベース
その他IP68&IP69Kの防塵・防水、顔認証

 

冒頭、スペック表に記載の事項と重複しますが、スペックについて補足します。

  • CPUのHelio A25のAnTuTu ベンチスコアは約10万
  • 充電はUSB Type-Cではなく、Micro USBとなります。
  • タフネススマホであり、IP68 / IP69の防塵防水に対応。
  • フロント、リアともにシングルカメラとなりますが、リアカメラは暗闇の撮影で効果のある Night Visionを搭載するバージョンがあることが大きなポイント。

 

▼こちらが暗闇での写真撮影に効果的なNight Vision。深夜の工事現場など、仕事でも役に立ちそうです。

 

▼急速充電には対応していませんが、5,580mAhの大容量バッテリーを搭載しています。

 

▼従来版のS60は、TPUと ガラス繊維入りの樹脂の複合素材を採用しいるのですが、S60 Proも同素材と思われます。

実機のシステム情報

上記スペックそのままの情報となりますが、アプリ「Device Info HW」から抽出の実機システム情報を掲載します。2画面並列の画像を小さくしていますので、必要に応じてクリックして拡大ください。

 

▼CPUは Helio A25(MT6762V/WD、Cortex A53 / 4 x 1.8Ghz, 4 x 1.5GHz)、GPUはPowerVR Rogue GE8320

 

▼ディスプレイの解像度は 1440 x 720。解像度は低いですが、後述のディスプレイの項目に記載のとおり、粗さを感じません。

 

▼アプリを複数インストール・起動した状態で メモリ残量は745MB、ストレージ残量は 18.68GB。動画などを保存しない限り、ストレージは余裕です。

 

▼ホーム画面とアプリドロワー。壁紙は派手すぎず、地味すぎず、変更なしでそのまま利用できます。

 

▼タフネスアプリでもあり、上のアプリドロワーの2行目に「ツールボックス」アプリがプレインストールされています。起動してみると、方位磁針・騒音計・分度器・歩数計などの便利なアプリが10個もあります。

 

▼上記のうち「分度計」を起動し、簡易的に測定している様子。

外観

外観については、外箱・付属品、サイド・背面・ディスプレイに分けて記載します。ディスプレイについては、FHDではなく、解像度 1440 x 720のHD画質となりますが、粗さは目立たず、5.7インチのエントリークラスのスマホとしては十分に明るく・鮮やかなもの。

充電がMicro USBとなる マイナス要素、タフネススマホ故の各種キャップの外しにくさもありますが、硬質樹脂の背面は 指紋や樹脂がつきにくく、好感が持てます。

外箱、付属品

 

▼ブルーをメインとした外箱ですが、外箱・内箱ともに厚めのしっかりとしたものです。

 

▼内箱には本体がピッタリと収まっています。

 

▼本体の裏には付属品一式が収まっています。

 

▼やや太めの充電用ケーブル(スマホとの接続は Micro USB)とAC アダプター。海外から取り寄せの製品のために EUプラグですが、Amazonで販売される製品は日本仕様です。

 

▼SIM トレイ用のピンと クイックスタートガイド。クイックスタートガイドは多言語構成で、日本語は8ページ分。本体のボタン類の説明と、SIM トレイの取り出し方がメインとなります。

 

▼他のスマホと同様に梱包され、PUフィルムが貼り付けられています。ここで私は失敗したのですが、勢い余ってPUフィルムを剥がしてしまし、再装着を試みるも埃と気泡が多く入り込んでしまいました。現在のところ、フィルムなしで使用しています。

 

▼背面より。

 

▼前述のとおり、こちらが勢い余って剥がしてしまったPUフィルム。慎重に対応したつもりだったのですが、ディスプレイ面と保護フィルムの密着が強かったのかも。

サイド・背面

 

▼右サイドの全体像。サイドが暗くなってしまいましたが、左から音量調整ボタンと電源ボタン。タフネススマホでもあり、指紋認証は未装備です。

▲▼サイドの右(上の画像、および下の画像)に「WATTERPROOF」と、防水機能を備えていることが明記されています。

 

▼左サイドの全体像。SIM カード、メモリカードのトレイのみが備わっています。

 

▼SIM カードトレイ、ドコモ SIMでの運用は後段を参照。

 

▼右サイドの「WATTERPROOF」に対して、左サイドは「SHOCKPROOF」と耐衝撃であることが明記されています。

 

▼背面の全体像。ややザラつきのある硬質プラスチック(従来版のS60は、TPUと ガラス繊維入りの樹脂の複合素材TPUと ガラス繊維入りの樹脂の複合素材。S60 Proも同素材と思われます)で覆われています。中央のOSCALのロゴの部分はNFC(Near field communication、近距離無線通信)。

▲艶消しブラックでもあり、指紋や油脂の付着は全くと言えるほどにありません。

 

▼リアカメラを拡大。クイックスタートガイドによると、4つのレンズ形状のうち、右上は13百万画素のメインカメラ、右下はIR暗視カメラ。左2つはダミーですね。

 

▼下部のベゼルは太めです。中央の充電ポートの左にマイク、右にスピーカー(シングルカメラ)があります。

 

▼Micro USBの充電ポート。防水機能のため、よくもわるくもキャップは硬めです。

 

▼上側のイヤホンポート。下側と同様に端の部分は、耐衝撃のために厚くなっています。

▲イヤホンジャックのキャップも硬く、しっかりと防水機能が働きそうです。

 

ディスプレイの表示品質

タブレットの場合には、製品により、明るさ・鮮やかさ・色温度が異なることも多いのですが、私が実機レビューする Android スマホでは、製品毎の偏りが少なく、ブランド毎にある程度の傾向があるものの、どの製品も概ね同様の表示品質。Oscal S60 Proの場合も良好です。

  • 解像度 1440 x 720とFHDではありませんが、5.7インチと小さな画面でもあり、十分に綺麗。6.5インチクラスのFHDと遜色ありません。
  • かなり明るい液晶で、私は明るく設定することが多いのですが、明るさ 70%で程よい明るさ。
  • 色温度は、標準設定で寒色・暖色にも寄らず一般的。
  • もちろん、視野角も良好です。

 

▼段落見出し下とは異なる角度での撮影。この角度でも、色相の変化を感じず、視野角は良好。

 

▼下の部分はグレーがかっていますが、照明によるもの。

 

▼上下のベゼル幅が広いことが、やや気になります。

 

▼鮮やかさをより表現できるよう、壁紙を変更して撮影。

ベンチマークスコア

エントリークラスのスマホのため、ベンチマークスコアで一喜一憂するものではありませんが、参考までに AnTuTu Lite、Geekbench 5、eMMCのスコアを掲載します。

同じく、CPUにHelio A25を搭載するスマホとして、以下の「OUKITEL C21 Pro」を実機レビューしていますが、ベンチマークスコアは本製品が高くなっています。

OUKITEL C21 Pro 実機レビュー、指紋付着が目立たない ガラス製の背面が美しく好感。エントリーだが実用的な6.39型スマホ
海外通販サイトのBanggoodでは、7月後半の発売直後には99.99ドルで販売されていた(8月24日時点では 129.99ドル)「OUKITEL C21 Pro」。CPUにMediaTek 6762D (Helio A25)、メモ...

 

▼GPUが一定水準以上でないと、通常のAnTuTu ベンチを計測できないため、AnTuTu Lite 版での計測です。スコアは 99,708とHelio A25の標準的なスコア。体感レスポンスは後述していますが、エントリークラスのスマホとしては実用的な範囲です。

 

▼Geekbench 5 CPU ベンチマークのスコアは、シングルコア 125、マルチコア 701。

 

▼32GBのeMMCのスコアはこちら。上位のスマホに搭載事例の多い 高速なUFSではなく 通常のeMMCのため、Write 55.0 MB/s、Read 121.1 MB/sと控えめなスコアですが、アプリインストールなどにおいて遅さを感じることはありません。

 

▼自宅のWiFi環境(Nuro 光の割には遅い)での回線速度は標準的。

ドコモ回線 SIMでの接続

私はサブ回線として、OCN モバイル ONEのドコモ回線 SIMを利用していますが、Oscal S60 Proに挿入してみました。千葉市郊外での自宅での確認ですが、普通に接続でき、一般的な速度が出ています。

 

▼左サイドにある SIM トレイ。

 

▼防水機能のために多少外しにくいのですが、キャップを外した状況。

 

▼SIM トレイを取り出しは、トレイ右の本体の穴にピンを挿入すると外れます。

 

▼ドコモ回線 SIMの挿入前。

 

▼OCN モバイルのアクセスポイントはあらかじめプリセットされいますが、OCN サイトに従い 一部を変更しました。

 

▼OCN モバイル ONE SIMの自宅近辺としては、標準的な速度です。

体感レスポンス

AnTuTu ベンチスコアが 30万超となる上位機と比較すると、さすがにキビキビ感に欠けるものの、エントリークラスのタフネススマホであることを考慮すると、ブラウザ、YouTubeの視聴などでは 十分に実用的な範囲です。

  • ホーム画面やアプリドロワーはキビキビと動作します。
  • Google ChromeやGmailの縦スクロールでの上位機との比較では、多少のカクツキを感じます。価格との見合いですので、やむを得ないところ。
  • 一方、一般的なYouTubeの視聴では、明るく鮮やかな画面と相まって実用的。
  • また、電源オン直後のアプリ初回起動にモタつきがあります(上位機も同傾向ですが、落ち着くまでにやや時間を要す)。
  • ストレージは通常のeMMCですが、アプリインストールでのストレスはありません。

ナイトカメラの効果

リアのナイトカメラ(Night Vision)を搭載するバージョンがあることが、Oscal S60 Proの特徴の一つとなり、上の写真と下の画像のとおり、ナイトカメラ動作時には赤のLEDが点灯します。

 

▼こちらは室内で消灯した状況で撮影した写真です。

消灯・遮光カーテンにより、全く目視できず、また、通常モードでは全く撮影できないものが、見事に写っています。さすがに粗さはあるものの、ナイトカメラの効果は大きいです。

 

▼こちらは自室の窓から簡易的に屋外を撮影したもの。上の写真はフラッシュなしの通常の撮影、下の写真はナイトカメラにて撮影。小さな街灯があるために、効果のほどは明瞭ではないのですが、上の室内撮影からも 暗闇では効果があることは明白です。

その他機能の使用感

その他機能の使用感については、まとめて記載します。

  • 充電は Micro USBですが、Micro USBで充電の機器が少なくなってきた昨今では、本製品向けに用意する必要があり、やや非効率な運用となります。
  • タフネススマホであり、グローブなどでの操作を想定し、指紋認証は未装備となり、顔認証、あるいはPINでのロック解除に頼ることになります。他のエントリークラスのAndorid スマホと同様に、顔認証の精度も高くなく、ロック解除はやや非効率。
  • シングルスピーカーとなりますが、YouTube、Amazon Musicを視聴するなかでは ごく一般的なサウンド。
  • 通常のカメラで撮影した画像の掲載は割愛しましたが、オートフォーカスは速く、撮影から保存のタイムラグもありません。ただし、室内撮影ではやや暗めの描写のようにも感じます。

まとめ

2022年4月28日現在、Amazonではナイトカメラ未搭載モデルが、クーポン利用により 15,499円で販売されています。充電はMicro USBとなるものの、この価格帯としては わるくはないレスポンスに鮮やかなディスプレイとなり、エントリークラスのタフネススマホとしては実用的な端末です。

なお、本製品で特徴となるナイトカメラの効果は想像以上であり、購入を検討される場合には、是非 ナイトカメラ搭載モデルをおすすめします。

 

▼2022年4月28日現在、Amazonではナイトカメラ未搭載モデルが、クーポン利用により 15,499円(ナイトカメラ搭載モデルは販売予定。AliExpressでは ナイトカメラ搭載モデルも販売されています。

 

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