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Runtime BrokerがCPUとメモリを大量消費。その概要を確認してみた

Windows 10の起動直後やスリープからの復帰後のタスクとして、以前から気になっていたのが「Runtime Broker」。

私の場合、CPU・メモリともに使用率が高くなり、CPUの30%も使用していることもあります。ただし、これは一時的なもので、すぐにCPU・メモリの使用率とも著しく低下。

あくまで一時的なものであるため、使用率を制御する必要もなく、また、Microsoftのシステムアプリであるため制御しないほうがよいとの認識ですが、気になる「Runtime Broker」の概要を確認してみました。

 

関連記事 Runtime BrokerのCPU使用率の激しさのあまり、レジストリをいじって動きを封印

Runtime BrokerのCPU使用率が約94%に。レジストリにより今後の暴走を停止してみた

Runtime Broker、CPU・メモリの使用率

まずは現状認識として、私のノートPC(Jumper EZBook 3 Pro)でのRuntime BrokerのCPU・メモリの使用率の一例です。

 

▼こちらはスリープから復帰直後の使用率。

CPU(Celeron N3450)の31%、メモリは6GBのうち240MBを使用しています。特にCPUの使用率はタのタスクと合わせ96%になっています。

 

▼ところが数分もしないうちに、以下のとおり CPU使用率は0%に、メモリは15.9MBの使用とほとんど影響がない程度に低下。

 

他の端末でも、時間を変えても概ね上記のとおり。つまりは、一時的にCPU・メモリ使用率が大きくなるものの、すぐに影響がない程度にまで低下します。

一時的なものであるため大きな影響はないようですが、Runtime Brokerとは何か気になったので、Webサイト他で以下のとおり確認してみました。

 

Runtime Brokerとは、Webサイト他で確認したこと

Windowsをお使いの方は、アプリをインストールする際など「Java Runtime」との言葉を目にしたことがあるかと思います。

私は詳しくないのですが、「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典によると、Runtimeとは「実行時。もしくはもしくは、実行するときに必要な物」の意とのこと。

そして、Brokerは一般的には「仲買人、仲介人」の意味。とすると、「Runtime Broker」とはシステム的に直訳すると、「アプリ・タスクを実行するときに仲介の役目を担うもの」となるのでしょう。

以下はこれを前提に、Webサイトなどで確認した事項です。

 

▼Runtime Brokerプロパティを確認すると、保存場所はWindowsのSystem32フォルダ。システムファイルです。

 

▼Microsoftのアプリです。

 

困った時のMicrosoft コミュニティ「RuntimeBroker.exeとは何ですか?」で確認すると、以下の記載があります(Microsoftの公式見解ではなく、ユーザーの見解です)。

  • RuntimeBroker.exeは、ストアアプリが使用する資源の監視(制限?)をしているようです。
  • タスクマネージャ等で停止すると、EdgeやIEがフリーズするのでやめたほうがよい。
  • 何らかのトリガ(これが知りたい)で暴れ出しCPUとメモリを大量消費します。

 

「何らかのトリガ(これが知りたい)で暴れ出しCPUとメモリを大量消費」とあります。

私はWindows起動時・スリープからの復帰時に大量消費しているのに気がついたのですが、ファンレスのノートPCをメイン使用しているために気がつかないだけで、思わぬところで暴れている可能性もあります。

 

なお、上記のMicrosoft コミュニティ中nリンク先の海外サイト「What is RuntimeBroker.exe in Windows 10 / 8 / 7」には、以下の記載があります。

 

RuntimeBroker.exe monitors access to API’s and ensure that apps do not violate the core security of Windows. (中略)

The process handles the security permission of processes like sensors, cameras, etc. In a way, it thus helps to secure your privacy when using Windows Store apps

 

私はプログラムには全くの素人であることを前提に意訳すると、「Runtime Brokerは、Windows Storeのアプリが、Windowsのセキュリティを冒していないかを監視するもの。Windows Store アプリを使用する際に、プライバシーを保護する機能を持つもの」となるのでしょう。

Microsoft コミュニティに、同様の記載がありますが、Runtime BrokerがWindows Store アプリの起動を前提としたものであるならば、私は常駐するようなWindows Store アプリをインストールしていないのですが、いつのまにかバックグラウンドで起動し、Runtime Brokerが監視していたのかもしれません。

Runtime Brokerが勝手に起動(?)していることに気持ちわるさもありますが、現在のところは CPU・メモリを短時間 大量消費しているにすぎないため、また、Windowsのシステム関連タスクであるために放置しています。

 

2019年2月19日 追記

Runtime BrokerのCPU使用率の激しさのあまり、レジストリをいじって動きを封印しました。

Runtime BrokerのCPU使用率が約94%に。レジストリにより今後の暴走を停止してみた

 

コメント

  1. KK より:

    こんにちはです。 こちらの記事を読みレジストリ変更を実施してみたところ、確かに症状は大人しくなりました。
    けれどWindows10付属のメールソフトにて返事を書こうとしたら一切書き込みができなくなりました。
    今はまたレジストリを戻し、メールも使えることを確認しています。

    • kenken より:

      コメントありがとうございます。私はメーリングソフトを使用していないために気づかなかったのですが、留意事項として 後日、記事に追加させていただきます。

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