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PCIe SSDとSATA SSD、ベンチマーク・体感レスポンスの比較。価格差以上の体感差でWin 10起動の速さは圧倒的

Amazonなどの通販にて安価で購入できる M.2 SSD。HDDからSSDに換装した場合には、その速さに感動するほどですが、SATAとPCIe SSDを比較するとベンチマークスコアほどの体感差を感じることはありません。しかしながら、私の体感では確かにベンチマークスコアほどの差はないものの、双方の価格差以上(私が購入した256GBクラスでは約2,000円の価格差)の体感レスポンスの相違があるため、マザーボードがPCIe (NVMe)に対応している場合には、PCIe SSDをおすすめします。今回は、PCIe SSDとSATA SSDのベンチマーク比較、体感レスポンスの相違を整理してみました。

購入した M.2 PCIe SSD

購入したPCIe接続のM.2 SSDは、以下(上の画像下)の2280サイズのシリコンパワー SP256GBP34A80M28。2019年10月26日時点のAmazonでの販売価格は 5,496円。この2,3年で、SATA接続のSSDもかなり安くなっていますが、PCIe接続のSSDも同様に安くなったものです。この価格で、PCI Express 3.0 (第3世代)x 4に対応です。

なお、PCIe 接続のSSDの購入・取付に際しては、マザーボードが対応している必要がありますので、PC・マザーボードのスペックに「PCIe対応」の文言があることを確認しましょう。

ただし、他のPCIe NVMe対応のSSDと同様に、使用時の発熱はかなりのもの。本体を触ってみると、マザーボードの他のチップよりも熱くなっており、未計測ですが50°は軽くありそうです。このため、以下のようなヒートシンクは必須。

 

▲▼取り付けたPCは、こちらのWhiskey Lake Core i7-8565Uを搭載するミニPC ベアボーン「NVISEN Y-MU01」。Core i7-8565U、PCIe SSDと相まって快速仕様です。

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PCIe vs SATA SSD ベンチマークスコアの比較

続いて、手元にあるPCでのSATA SSDとの、CrystalDiskMark v6のベンチマーク比較です。

 

▼こちらは、今回購入・取付のシリコンパワー製 PCI Express 3.0 x 4のSSD。

▲▼こちらはSurface Goに搭載の東芝製のSSD。PCIeですが、PCI Express 1.1でありスコアは控えめ。この程度のスコアの場合、SATA SSDと体感は変わりません。

意外とサクサク、Surface Go 実機のベンチマークスコア、Gemini Lake N4100の比較も
使用して即感じた、モバイル端末としてはかなり使い勝手のよいSurface Go。私が購入したSurface Goは、メモリ 4GB / PCIe SSD 128GBのUSAモデルとなり日本モデルと異なるのですが、メモリとSSD容量の組み合わ

 

▼こちらはAmazonで販売の240GBで3,000円台のSATA 2.5インチ SSD。国内販売のPCに搭載のSSDと遜色ないスコア。一般的にはSATA SSDの速度で十分です。

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▼2242サイズとなりますが、こちらも240GBで3,000円台。上記の製品よりもスコアは劣りますが、体感的には同じです。

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PCIe vs SATA SSDの体感比較

上記の事例では256GBクラスの場合、PCIe SSDとSATA SSDとの価格差は約2,000円。HDDからSSDに交換したほどの感動と体感レスポンスの相違、あるいはベンチマークスコアほどの相違はありませんが、私の場合にはPCIe SSDとして正解。劇的ではありませんが、小さな感動が多々あります。その小さな感動とは以下のとおり。

なお、比較にあたっては今回購入・取付のPCIe 3.0 x 4のSSDの前提です。前述のとおり PCIe 1.1ではSATAと体感できるほどのレスポンスの相違は感じません。

 

  • Windows 10の起動・終了ともにSATA SSD以上に速く、上記ミニPCの場合には、Windows 10の起動に10秒52、終了に1秒91とかなりの高速。あまりに速く、ストップウォッチを停止する際についていけないほど(記載の秒数よりも実際にはコンマ数秒速い)。
  • 容量の大きいソフトのインストールも速く、私の場合は数GBクラスのベンチマークソフトをインストールすることが多いのですが、体感的にはSATAよりも3~5倍程度の速さでインストールできます。
  • 300MBクラスのソフトインストールでは、インストールしていることを意識しないほどに速く、SATAではもどかしさを感じるソフトもスムーズにインストールできます。
  • サイト記事の編集上、私は大量の画像編集・保存を行うのですが、効果の大きいのが大量の画像の並び替え。SATAでは数秒から十数秒 待たされ感のある場合も、PCIeでは快速です。

 

唯一、ネックとなるのはその発熱。発熱によりフリーズするようなことはありませんが、12cm角のミニPCでの使用でもあり、マザーボードの他のパーツにもSSDの発熱が影響、CPUファンの高回転にもつながっているような感覚もあります。

 

▼Windows 10の起動(PW入力画面まで)までは 10秒52、終了は1秒91とかなりの速さ。

まとめ

PCIe SSDとSATA SSDを比較した場合、HDDからSATA SSDへの換装と異なり、大きく感動することはないのですが、頻繁にPCを使用する場合にはその効果は大きくなります。Windows 10の起動や終了、ソフトのインストール、大量ファイルの並び替えなどで威力を発揮。

SATAとの価格差も大きくないため、マザーボードが対応している場合には、PCIe SSDをおすすめします。ただし、PCIeの第1世代では、SATAとの体感レスポンスの相違を感じないため、可能な限り PCIe 第3世代です。

 

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