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One Mix 2S 実機の外観レビュー。精巧・精緻な造りも、キーボードはサイズ的に難あり

2月5日に注文し出荷督促のうえに2月27日に受領したOne Mix 2Sですが、約5時間使用の後にまさかの起動しない事態に。返品修理となること濃厚ですが、そうなるとおそらくは最短2週間ほどは手元にない状況になるため、起動しないままに外観の実機レビュー、むしろ操作時間が短いためにOne Mix 2Sのモックアップの写真集的な記事となります。

※ 本体が起動した段階で写真・コメントを追加しますが、現時点では簡易的なレビューです。

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One Mix 2Sのスペックのおさらい

過去記事「やはりポチったOne Mix 2S、購入した決め手と使用目的。GPD Pocket 2、Falconとのスペック比較も」から再掲のスペック表。

One Mix 2Sのスペックを、One Mix 2、One Mix、3月3日時点ではIndiegogoサイトで先行販売中となりますが GPD Pocket  / One Mixの8インチクローンとなるFalcon、GPD Pocket 2、GPD Pocket 2 Amber Blackと比較しています。なお、スペースの都合上、オリジナルのGPD Pocketは割愛。

上記の機種のうち、私がOne Mix 2Sを購入した決め手はやはりスペックが高いこと。特に、PCIe SSDを搭載していることです。

以前、GPD Pocketのレビュー時に、7インチ端末では快適なタイピングは困難であることを十分に認識しているため、デスクトップ代替としての使用を前提としています。

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One Mix 2Sの外観

起動しない状態のためにディスプレイはブラックアウトしたままですが、一通りの外観レビュー(稼働しないために写真集)です。

外箱・付属品

私がGeekbuyingで購入したのはスタイラスペンとのセット品。上の画像のとおり、スタイラスペンの外箱は潰れています(スタイラスペンには全く影響ない。というよりも、しつこいですが本体が起動しないために未使用)。

照明の関係で外箱は明るめのブルーに見えていますが、紺に近いブルーでしっかりとした外箱です。

 

▼付属品としては、簡単なマニュアルと電源、セット品のスタイラスペン。

 

▲▼PD対応の電源はMacBook Air 11の電源と比較すると一回りコンパクトなサイズ。さすがに中国製PCのなかでは高価なこともあり、安価なPC・スマホの電源と比べるとしっかりしたもので、っ極端な安っぽさはありません。電流・電圧確保のため、ケーブルもネジレに強い太いものとなっています。

サイズ感をASUS T90Chiと比較

UMPCとして私が最適と思うサイズ感は古くはVaio Type P(今さらですが公式サイトはこちら)、現在 中古で流通量が多い機種としては、私が外出先で今なおメインで利用しているASUS T90Chi。

私はOne Mix 2Sを外出先で使用するつもりはなく(タイピングに難ありのため)、今後もASUS T90Chiを使用しますが、参考までにT90Chiとのサイズ感の比較です。

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▼重ねてみると、8.9インチ 横幅 約24cmのASUS T90Chiが大きく見えます。タイピングを快適に行うサイズとしては、私の過去の経験では iPad miniの8インチが最低ライン、8.9インチはさらに快適、7インチは絶望的(Nexus 7の事例より)です。

▼8インチのiPad miniでも快適なタイピングが可能です。

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▼8.9インチのASUS T90Chi、One Mix 2Sともに主要キーの幅は実測14mm。この意味ではOne Mix 2Sも健闘していますが、やはり7インチのキーボードでは、どのようにキー配置を工夫しても無理があります。

 

▼6.5インチのiPhone XS Max、One Mix 2S、ASUS T90Chiを重ねてみました。6.5インチのiPhone XS Maxと比較すると、0.5インチのサイズ差以上にOne Mix 2Sは大きいのですが、キーボードサイズを確保すべく、ベゼル幅も含め大きくしているためでしょう。One Mix 2Sをこれ以上小さくすると、さらに絶望的なキーボードサイズになります。

One Mix 2S単体の外観

続いて、One Mix 2S単体の外観です。くどいですが起動しない現在では、返金・修理・他製品への代替も含め検討しており、これが見納めになるかも。写真は他にも多数撮っていますので必要に応じて追加します。

 

▼GPD Pocketのクローンですので、GPD Pocketのレビュー時ほどの衝撃はないのですが、アルミ削り出しの質感の高いボディで絵になります。

 

▼ロゴなしの天板もスッキリしています。見た目では重厚感があるのですが、アルミ製でもあり約500gと軽いです。

 

▼ディスプレイ開閉のヒンジ・キーボード面のヒンジ側端のカーブも精巧・精緻に造り込まれています。GPD Pocketがオリジナルですが、かつての日本製の造形美があります。

▲ディスプレイの回転、特に180度の水平以降は力を要しない程度にやや硬め。柔らかく簡単に回転するのも困るため、ほどよい硬さと言えるでしょう。

 

▼天板とキーボードの合わせ面もピッタリあう丁寧な造りです。

▲▼ポート類は、右からUSB 3.0、Micro HDMI、電源となるUSB Type-C、カードスロット、イヤフォンジャック。

右端にPower LEDがありますが、これは充電時にも点灯するのでしょうか。私のOne Mix 2Sは現在 起動しない(通電しない)ため、その機能を確認できず。

 

▼左サイドには何もなし。なぜこちらのポート類がないのか不思議。後述のとおり、右サイドのみではポート類の取り回しが窮屈なため、例えばこちらにMini HDMIなどがあるとよかったのですが。

 

▼ディスプレイ面を360度回転。面が合っていませんが、回転するのみでよしとしましょう。

 

▼底板は他の中国製PCと同様に数本のネジで固定されています。本来なら即 底板を外しマザーボードを確認するのですが、返品・修理を予定しているために止めておきます。

 

▲▼評価が難しいのがキーボード。7インチにしてはキーの配置などかなり工夫しているのですが、快適にタイピングできると言えばウソになります。

私は2時間のみの使用ですが、誤タイピングを頻発、「慣れれば」とのコメントも多いのですが、慣れるのは難しそう。

ただし、ポインティングディバイスの操作感は良好です。短時間の使用でしたが、2万円前後の安価なPCのタッチパッドと比較すると滑らかに操作できます。短時間のみの使用のため、詳細は記憶が薄れていますが。

▲間違いやすいのが、最下段にある左右クリックキー。ポインティングディバイスの下にある、分割されたスペースキーをついタイプしてしまいます。

 

▼キーの質感は「プラ製がどうの」とのコメントも多いのですが、それほどわるくはない質感。高級感はないのですが、打鍵音が静かなこと、キーの沈みこみも滑らかなことから、これが8インチクラスであれば相応に使えるキーボードとなるはず。

 

▲右サイドに、USBメモリ、Micro HDMI ケーブル、USBの電源ケーブルを接続した様子。このなか、Micro HDMIケーブルがグラつきがちに。やはりここは左サイドにMini HDMIとすべきだったのではないでしょうか。

まとめ

アルミ削り出しの精巧・精緻な造り込みのOne Mix 2S。初代 GPD Pocketのレビュー時にも感動しましたが、所有して微笑んでしまう造りのよさがあります。

さて、おそらくは初期不良(内部の電源ケーブルの断線と推定)の私のOne Mix 2Sをどうしたものか。Geekbuying、PayPal、One-netbookの保証で対応するのは当然として、返品・交換・修理・代替製品のいづれとなるのか、いづれにすべきか。One Mix 3のリリースの話もあり、返品・代替製品で対応可能なら悩ましいことになります。

 

▼私が購入したGeekbuyingでは、スタイラスペン付きで669.99ドルが定着しています。

One Mix 2S スタイラスペン セット(Geekbuying)

 

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