Onda Xiaoma 21 レビュー 外観編、全面アルミ製のボディはEZBook 3 Proと同等以上の質感とデザインに | Win And I net

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Onda Xiaoma 21 レビュー 外観編、全面アルミ製のボディはEZBook 3 Proと同等以上の質感とデザインに

MacBook Air 11のボディサイズに、12.5インチのディスプレイ、Apollo Lake N3450、メモリ 4GBを搭載した「Onda Xiaoma 21」。2017年4月の発売とやや古めの機種ですが、モバイル用途としては「人気のTeclast F5やJumper EZBook X1に対抗できる機種なのでは」と個人的には思っています。このOnda Xiaoma 21をGearBestさんより提供いただきましたので、何回かに分けてレビューします。

今回は外観編となりますが、別記事となる使用感も含めた概括的なところでは、TecTablets 他での海外ユーザー評価は高いものの、日本での認知度が低いことが不思議なほどに良い端末です。営業・宣伝が効果的であった場合には、昨年度のJumper EZBook 3 Proに準じる人気機種になっていてもおかしくないとの判断です。

 

2018/12/25 追記

GearBestさんより、特別にクーポンを発行いただきました。詳しくは文末を参照。

 

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Onda Xiaoma 21のスペック

現在(2018年12月23日)では海外通販サイトでの流通量の少なくなった、Civiltop Air あるいは T-Bao Tbook Airと同一ODM元の製品となるOnda Xiaoma 21ですが、ポート類はOnda Xiaoma 21が豊富です(Civiltop Air あるいは T-Bao Tbook AirはUSB Type-Cのみ)。

 

Onda Xiaoma 21,旧機種だがTeclast F5,EZBook X1対抗として比較してみたより再掲のOnda Xiaoma 21のスペック


詳細は冒頭のリンク先記事に記載していますので、ポイントのみ補足します。

  • 2017年に発売の他のApollo Lake N3450搭載機と比較すると、メモリ 4GB (6GB搭載機が多い)であること、eMMCが32GB(64GB版もあった。M.2 SSDの増設・換装可能)であることが見劣りします。
  • 2018年発売のGemini Lake機はキーボード面のみプラスチック製であることが多いのですが、Onda Xiaoma 21は全面アルミ製。
  • 見出し下のとおり、同一ODM製品となるCiviltop Air あるいは T-Bao Tbook Airと比較すると、ポート類は豊富。これは大きなメリットです。
  • ボディ色がゴールドのみであることは、私としては残念。シルバーがあるとよかったのですが。なお、13.3インチのXiaoma 31、14.1インチのXiaoma 41もゴールドのみの展開となります。
  • 200ドル台の価格帯で指紋認証がついているのは、私が知る限りではXiaoma 21と、同一ODM製品のCiviltop Air 、T-Bao Tbook Airのみ。

 

Onda Xiaoma 21の外観

中国メーカー製のファンレスノートでは、キーボードを除く外観において、2018年に発売のGemini Lake ノートよりも2017年に発売のApollo Lake ノートがより質感高めと感じているのは、私のみではないと思います。

この点においては、2017年はよりMacBook Airのクローン的な傾向が強かったとも言えますが、Onda Xiaoma 21も全面アルミ製で質感高めに仕上がっています。

 

以降、使用感の一部も添えて、画像に基づきコメントします。なお、ベンチマークと使用感の詳細は別記事にて。

 

▼私にとってOndaの製品は初めてなのですが、ほどほどに重厚な外箱。なお、メーカーとしてのXiaomi (小米)とXiaomaと紛らわしいのですが、XiaomaはXiaomiを真似たわけでもなく、Xiaoma = 子馬の意味となります。

 

▼外観・使用感ともにデメリットの少ないXiaoma 21ですが、マイナスポイントはUSB Type-Cの大きなACアダプター。隣のMacBook Air Mid 2011のアダプターも大きいのですが、それより一回り大きいものです。サイズ感を確認できるよう、iPhone 6を手前に置いていますが、その大きさを感じていただけるでしょう。

▲アダプターはUSタイプのものが付属していますので、そのまま日本で使用できます。なお、付属品はアダプターと簡易的なマニュアルのみです。

 

▼本体にACアダプターを置いてみると、さらにその大きさが際立ちます。手元にあるASUS C101PAのACアダプターを挿してみたのですが、電流の関係からかオーディオ機器と誤認識されてしまい、この大きなACアダプターの代替品探しが課題です。

 

▼実機のゴールド色よりも淡くなっていますが、タッチパッド・ヒンジ部分・ディスプレイの四隅にあるゴムの保護材ともにゴールドで統率がとれています。

▲できればシルバーがよかったのですが、実際に通勤電車内で使用したところ、それほど目立つような派手目な色合いではありません。

 

▼ディスプレイはノングレアですが、色合いも自然で良いパネルです。

Onda Xiaoma 21 斜め上より

 

▼ディスプレイを最大限開いた状況。もちろん、ディスプレイはIPSパネルで視認性も問題なし。

Onda Xiaoma 21 サイドより

 

Xiaoma 21 ベゼル幅 MacBook Air 11との比較

▲▼特筆すべきは左右ベゼル幅の狭さ。上の画像はMacBook Air 11、下の画像はJumper EZBook 3 Proとの比較ですが、太すぎるMacBook Air 11は別にしてもXiaoma 21の狭さが際立ちます。

Xiaoma 21 ベゼル幅 Jumper EZBook 3 Proとの比較

▲▼ベゼル幅においては、他製品のイメージ画像では狭さを強調しがちですが、ほぼイメージ画像どおりのベゼル幅。Ondaの製品画像には好感が持てます。

 

▼同一ODM製品のT-Bao Tbook Airと異なり、天板にロゴなしであることも好感。

Xiaoma 21 ロゴなしの天板

▲▼下の画像はTbook Airのロゴ入り天板。私は以前、Tbook Airの購入を検討したことがあるのですが、この不格好なロゴが購入を躊躇った要因の一つ。

 

▼右サイドのポート類は右から、USB 3.0、Micro HDMI、USB Type-C。電源となるUSB Type-Cはコード部分も太く硬いためにマウス操作時に邪魔になり、左サイドにあるとなおもよかった。

また、イヤフォンジャックがなく、代替としてUSB Type-Cを利用することになるのですが、充電中はイヤフォンを使用できないことに難あり(私はイヤフォンを使用することは皆無ですが)。

 

▼左サイドのポート類は右から、カードスロット、USB 3.0。なお、TecTabletsのレビューによると、USB 3.0ポートの1つは実際にはUSB 2.0で稼働とのことですが未確認。

▲サイドはポート類がある箇所を除いて絞り込まれていることも、デザイン面での特徴の一つ。

 

▲▼参考までに手持ちの端末の一部を並べてみました。下から、Jumper EZBook X4 (14インチ)、Chuwi LapBook SE(13.3インチ)、MacBook Air 11 (ケース装着、11.6インチ)、Onda Xiaoma 21。Xiaoma 21とMacBook Air 11は、ほぼ同サイズであることがわかります。

 

▼Jumper EZBook X4 とChuwi LapBook SEの実機レビューはこちら

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▼キーボード・タッチパッドをサイドより。

▲▼使用感の詳細記事の前に、キーボード・タッチパッドの使用感のポイントのみを記載すると以下となります。

  • キーボードのキーはプラスチック製ですが、安っぽい感じはありません。指の油脂はChuwi  LapBook SEやJumper EZBook 3 Proと付着しにくく、メリットとなります。
  • キーボードの打鍵感は、カチャカチャ系ではなく、ややパタパタ系の音質。打鍵音は並みですが、タイピングは僅かに硬めのような感覚もありますが良好。購入直後から快適にブラインドタッチできます。
  • タッチパッドの正確さ、指紋認証ともに良好。特にタッチパッドは上下に狭いのですが、中国メーカーのPCとしてはかなり上位となる操作のしやすさ・滑らかさがあります。

 

▼MacBook Airのキーボード・タッチパッドと比較してみました。タッチパッドは小さいものの、キーボードは横幅いっぱいに拡がっています。

 

▼キーの質感がわかるよう拡大。実測ではキーの横幅は16mm、キーピッチは19mm。

▲電源ボタンはキーボード内ではなく、キーボード右上に独立していることも大きなポイント。タイピング時に誤タッチすることもありません。

 

▼アルミ製の背面も質感高く仕上がっています。ゴールドに白のロゴもシブいです。

 

▼背面より、2242サイズのM.2 SSDを簡単に増設することができます。

 

▲▼私は既に以下のSSDを増設、起動ドライブをSSDに移行済。なお、SSDスロットにアクセスする扉ですが、手元にあるJumper EZBook X4とChuwi LapBook SEは明らかにプラスチック製とわかるのですが、Xiaoma 21の場合には、「これもアルミ製?」と思える質感です。アルミ製かプラスチック製か識別できません。

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まとめ

今回は外観をメインとしたレビューですが、あらためて外観のポイントを記載すると以下となります。別記事で投稿予定の使用感を含め、かなりよい端末に仕上がっており購入を検討している方は「買い」の端末で間違いありません。端末が約1kgと軽いこともあわせ、Apollo Lake ノートとしては、Jumper EZBook 3 Proよりも満足感を得られるかも。

 

  • キーボード面も含め、全面アルミ製のボディは質感高し。
  • 絞り込まれたサイド、電源ボタンがキーボード上の配置されていること、指紋認証など、デザインと機能性もよく考慮されています。
  • また、ベゼル幅の狭いこと、横幅いっぱいに拡がったキーボードも特筆事項。
  • 反面、USB Type-Cの電源アダプターが大きく、右サイドあることも含め取り回しにやや難があることがマイナスポイント。

 

▼こちらはJumper EZBook 3 Proとのベンチマーク比較と、1週間使用後のレビューです。

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▼GearBestでの販売情報。2018年12月23日時点の価格は243.99ドルのところ、クーポン「QWYNJ13U90635」の利用により 225ドルに、20個限定 1月3日まで。

Gearbest Onda Xiaoma 21
Onda Xiaoma 21

 

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