2018年1月に発売の古いモデルですが、「NEC LABIE NM（Note Mobile）」の分解、内部の構成について記載します。先日、ヤフオクにてバッテリーなしのジャンク品を購入したのですが、私の今回の分解の目的は、バッテリー取付時に備えてバッテリー端子、その他ポート類などの確認のためです。なお、ジャンクと言っても、ボディに大きな傷もなく、液晶も綺麗で普通に動作しています。
NEC LABIE NM 2018年モデルのスペック
レビュー記事は後日投稿しますが、参考までに ヤフオクで購入した「NEC LABIE NM（Note Mobile）2018モデル」のスペックを掲載します。バッテリーレスなうえに、タッチパッドの不具合ありとあったためか、他の入札者はなく、5,500円で落札しました。
タッチパッドの不具合は確認中ですが、ボディに大きな傷もなく液晶も綺麗で、ACアダプターも付属し、よい買い物でした。
| CPU | 第7世代 Core i5-7Y54、2コア 4スレッド |
| GPU | インテル HD グラフィックス 615 |
| メモリ | オンボード 8GB LPDDR3 デュアルチャネル |
| ストレージ | 256GB SATA M.2 SSD、PCIe SSDに換装可能 |
| ディスプレイ | 12.5インチ、IPS、解像度 1920 x 1080 |
| Web カメラ | HD解像度(720p)対応カメラ |
| WiFi | 11ac/a/b/g/n |
| Bluetooth | 4.1 |
| ポート類 | USB-A 3.0 x 2、HDMI、 |
| サイズ | 289 × 197.5 × 17.0 mm、約924g |
| OS | Windows 10 Pro |
| その他 | 1W x 2 スピーカー |
底板を外す手順
裏面の合計11個のネジとサイドのツメを外すと、底板を外すことができます。注意点としては、目に見える10個のネジ以外に、中央のゴム足の裏にネジがあること。
▼こちらが中央のゴム足の裏にあるネジ。使用時に多少のガタツキがあったのですが、ゴム足の両面テープがねじれており、高さが揃っていませんでした。
▲写真は割愛しましたが、11個のプラスネジは長短などの差がなく同じものです。
▼ツメはやや硬く、カードなどを入れて外します。
▲▼底板を外しました。ボディは全面ともに樹脂製ですが、しっかりとしています。軽量ノートの場合、アルミ、もしはマグネシウムのボディの製品が多いのですが、以下の記事でレビューのVersaProのように、不安になるほどに底板が薄いものもあります。
内部の構成の確認
▼全体像。バッテリーなしのジャンクな中古を購入のため、下半分を占めるバッテリーがない状態です。左中央に、2280サイズのSATA M.2 SSDがあります。ちなみに、ポートは PCIe SSDにも対応しており換装可能です。
▼サイドより。WWANのM.2 空きポートの存在を期待していたのですが、ありませんでした。
▼全体を別の角度より。
▼256GBのSSDはSanDisk製、その上はWiFi カード。
▲▼電源、USB-A、HDMIが集中している後ろ側。約4年半落ちの中古ですが、内部は極めて綺麗です。
▼私が分解した目的となるバッテリー端子は中央やや左にあります。
まとめ
これまで、ThinkPadやLet’s note、富士通 LIFEBOOKに中国ブランドのノートPCなど、多くの製品の内部を確認しましたが、作り込みとしては一般的。底板の開けやすさは、ツメがやや硬く ThinkPadと同程度です。
レビュー記事は後日投稿しますが、バッテリーレスでタッチパッドがジャンクとあったものの、液晶やボディは綺麗な製品でした。以下の写真は、同じく12.5インチのThinkPad X280を並べたものですが、一回り小さく 1kg未満でファンレスであることもメリットです。
▼レビュー記事を投稿しました。
▼純正ではなく互換品となりますが、NEC LABIE NM 2018年モデルに適合するバッテリーはこちら。中古の本体が安かったため、私は購入を躊躇しています。