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CPUとメモリ強化の「ドンキ NANOTE P8」、Amazonで販売の7型 Micro PCのスペック比較

ドンキより従来の「NANOTE」のCPUとメモリを強化した「NANOTE P8」が、ドンキ店頭で税込32,780円で販売されています。そこで、同じく7インチで価格帯の近い、海外通販のAliExpressやAmazonで販売のMicro PC(AliExpressではMicro PCと表現されているため、当記事ではMicro PCと記載)とスペックを比較してみました。私の好みとしては、デザインはMicro PCですが、スペックはディスプレイの解像度の相違が大きく NANOTE P8が優位とみています。

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2022年4月9日追記。CPUが変更、ストレージがeMMCからSSDにスペックアップした「NANOTE NEXT」の記事はこちら。

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NANOTE P8、7インチ Micro PCとのスペック比較

上の写真は、所有する8インチのUMPC「CHUWI MiniBook」と、CPUにAtom Z8350、メモリ 4GBを搭載の従来版の「NANOTE」を並べたものです。スペックを比較する「NANOTE P8」、Micro PCともに7インチですが、7インチでは快適なタイピングは困難であることに留意ください。また、ディスプレイが360度回転する「NANOTE P8」に対して、Micro PCは通常のクラムシェルタイプとなります。

 

▼Micro PCはご存知ない方も多いと思います。販売ページのリンクは以下です。

 

Pentium N4200 vs Celeron J3455

上のスペック表では、優位となるスペックに黄色網替しましたが、まず 気になるのは Pentium N4200 vs Celeron (Apollo Lake J3455)。以下はGeekbench 5のCPUベンチマークスコアです。

 

▲画像上は体感レスポンスに直結する Single-Core、下はマルチメディア系のMulti-Coreのスコアです。この程度の相違であれば、ほぼ同水準と言えます。NANOTE 従来版のAtom Z8350と比較すると、Web ブラウザを数分利用すると、よりキビキビと動作していることを実感できる水準です。

私はCeleron J3455と同水準のPCを複数所有していますが、Web ブラウジングやWordなどのライトユースでは、遅さを感じないレベルで、サブのPCとしては十分に活用できます。

 

▼Celeron J3455と同水準のN3450を搭載するミニPC「BMAX B2」のレビュー記事

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その他のスペックの相違

CPU以外のコメントは以下です。

  • ストレージは、容量を選択可能で、ユーザーで換装可能なM.2 SSDを搭載のMicro PCが優位。
  • NANOTE P8は HDMIポートが Micro HDMIですが、Micro PCはMini HDMI。小さなMicro HDMIポートでは、Micro HDMI to HDMIに変換アダプターに負荷がかかり 折れやすいもの。この点でもMicro PCが優位。
  • NANOTE P8のOSは Windows 10 Home、Micro PCは Windows 10 Proですが、一般的にはProの恩恵を受けることがないため、ここでは差がつかず。
  • 最大の相違はディスプレイの解像度。Micro PCは 1024 x 600と昨今のPCでは珍しいほどに低い解像度。NANOTE P8のディスプレイが従来版 NANOTEと同じ製造元のディスプレイの場合には、明るく、自然な色合いのディスプレイであり、上位のUMPCと比較しても遜色ありません。

 

▼折れやすい Micro HDMi to HDMI 変換アダプターの補足記事

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外観の相違

ディスプレイが360度回転する Yoga スタイル、UMPCの王道の「NONOE P8」と、クラムシェル型のMicro PC、シルバーのNANOTE P8 / ブラックのMicro PCと外観は明らかに異なります。

Micro PCの実機を確認していないために誤解があるかもしれまさせんが、双方ともアルミ製であるものの(全面アルミ製ではなく、樹脂の部分もあります)、NANOTEはエッジの丸め処理が弱いなどの粗さがあります。それに対して、Micro PCはヒンジ側の角が削られたデザインや、ツートンカラーなどデザイン的にも優れています。このため、やはり悔やまれるのはディスプレイの解像度が低いこと。

 

▼シルバーの天板にキーボード面はブラックのツートンカラー、ヒンジ側の角の処理など、デザイン的には Micro PCが好み。

 

▼NANOTE P8の外観・デザインは、以下のNANOTEの実機レビュー記事を参照

429 Too Many Requests

 

▼ドンキ NANOTEはエッジの丸め処理が中途半端なため、タイピング時にエッジにあたると痛く感じることがあります。なお、ディスプレイの明るさと鮮やかさは上位のUMPCと変わらず、トラックポイントの動きもスムーズです。

まとめ

ドンキ NANOTE P8と、AliExpressやAmazonで販売の7インチ Micro PCとのスペックを比較しました。ストレージは M.2 SSDを搭載する Micro PCが優位であり、デザイン的にも 上の画像のMicro PCがよいのですが、ディスプレイの解像度が低すぎるために、総合的には NANOTE P8が優れているように思います。

販売サイト

 

▼7インチ Micro PCの詳細記事はこちら

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▼ドンキ NANOTE P8はドンキ 楽天市場店でも販売していました。

 

▼2021年11月14日追記。CHUWI MiniBookが充電・起動しない状況となり、7インチのMicro PCの購入を検討していましたが、MiniBookと同型の以下のUMPCの中古を購入しました。

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2022年4月9日追記。CPUが変更、ストレージがeMMCからSSDにスペックアップした「NANOTE NEXT」の記事はこちら。

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