MINISFORUM UM560 / 580 / 590 / 690、スペック・装備・機能の比較

MINISFORUM 公式ストアや国内外通販サイトにおいて 人気のミニPC「MINISFORUM UMシリーズ」。UMで始まる型番はAMD Ryzenを搭載する製品を意味していますが、なかでも同一ボディのUM560 / 580 / UM590 / UM690が人気です。今回はこれら4製品のスペックと装備・機能の違いについて記載しました。

参照・引用元

MINISFORUM 公式サイト

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UM560 / 580 / 590 /690のスペック比較

下表は上記のMINSFORUM 公式サイト、および下記の過去記事から抜粋のスペック比較です。

 

▼クリックで拡大できます。最下段に記載の価格は 2023年1月3日時点の、メモリ・ストレージ・OSなしのベアボーンの価格です。

UMシリーズは大きく2種類

MINISFORUMのUMシリーズはの「M」はAMDのCPUを搭載することを示しており、今回紹介の4製品以外にも同じボディを採用する「UM480」、「UM350」などの他のボディを採用するモデルが存在します。

UM560 / 580 / 590 /690の場合、MINISFORUM 公式サイトの販売ページでは、以下の2つのモデルが同一ページに表示されています。

 

上記の販売ページが2種類であること、また、上のスペック表でわかるとおり、UM560 / 580 / 590 /690は大きく以下の2種類の分別できます。

  • GaN 電源アダプターが付属のUM560 / UM580
  • GaN 電源アダプターが付属せず(一般的な電源アダプターが付属)、よりハイエンドのUM590 / UM690

CPUの相違

CPUは、UM560のAMD Ryzen 5 5625U、UM580のRyzen 7 5800H、UM590の Ryzen 9 5900HX、UM690のRyzen 9 6900HXと順当にスペックアップしています。

MINISFORUMの型番は「UM」始まりがAMDのCPU、UMxxxの下3桁がRyzenの型番を示しており、わかりやすいです。なお、CPUはいづれも ノートパソコン向けとなりますが、型番末尾の「U」などは以下を表しています。ただし、こちらは一般的な事項となり、CPUの世代(Ryzenの場合にはRyzen 5 Xxxの「X」が世代を示す)により異なります。

また、大雑把なくくりでは(インテルのCPUと同年に発表のCPUでは)、Ryzen 5の「5」はインテル Core i5の「5」に相当し、5、7、9と数値が上がるほどにハイエンドです。

 

▲こちらは、Geekbench 5のCPU ベンチマークのスコアです。下段の3つは手元にあるPCのスコアが近い製品と、参考情報としてのM1 MacBook Airのスコア。

私としては、以下のAMD Ryzen 5 5560Uを搭載するミニPCにおいても、普段使いでは これ以上のレスポンスは必要ないほどにキビキビと動作します。この意味では、あるいはゲームや動画編集などの負荷を要する作業を行わない場合には、UM560 / 580 / 590 /690のどれを選択しても、レスポンスとして十分です。

メモリ、ストレージの相違

「UM690」に搭載のRyzen 9 6900HXは「Zen 3+」のアーキテクチャ(設計)となり、他より新しい世代のもの。メモリはDDR5となり、DDR4との比較では周波数が向上しています。

また、「UM690」のM.2 SSD ポートは、PCIe 4.0 x 4レーンに対応し、対応するSSDを搭載した場合、Windowsの起動や終了がより高速となります。ただし、発熱も増えるため、上の画像の右側のように、M.2 SSDのヒートシンクが用意されています。なお、公式サイトの書き込みによると、2.5インチ HDD / SSDを取り付けた際に、ヒートシンクと干渉するとの記載もあり、注意が必要です。

 

「UM690」のメモリはDDR5、M.2 SSD ポートはPCIe 4.0 x 4と、メモリ・ストレージともに高速な構成

USB ポートの相違

上の画像は「UM690」の前面パネルですが、「UM690」は理論値 40Gbpsの転送速度、8K@60Hzの映像出力となる USB4を搭載しています。ミニPCにおいて、USB4を搭載する製品は多くなく、大きなメリットです。また、公式サイトでは、Alt モード、外部GPU接続に対応とあります。

Alt モードは、モニターがUSB PD(電力供給)に対応している場合、モニターへの映像出力と同時に、モニターからミニPCに給電することができる機能ですが、UM690の場合には 消費電力の関係から対応するモニターは多くないように思います。

 

「UM690」は、理論値 40Gbpsの転送速度、8K@60Hzの映像出力となる USB4を搭載。

電源の相違

UM590とUM690が一般的な電源アダプターであるのに対し、UM560は65WのGaN 電源アダプター、UM580は100WのGaN 電源アダプターが付属します。

また、電源のUSB Type-C(背面に搭載)はAlt モードに対応し、モニターがUSB PD(電力供給)に対応している場合、モニターへの映像出力と同時に、モニターからUM560 / UM580に給電することができます。

例えば、私がメイン利用の以下の40インチ ウルトラワイドモニターは 90WのPDに対応しており、65WのUM560に給電しつつの映像出力が利用できそうです。

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今回レビューする製品は、Amazonで展開している「innocn」社の40インチモニター「WR40-PRO」。大型のワイドモニターでは、34インチの平面、あるいは曲面の製品が主流ですが、同社は44インチと40インチの製品を販売してい...

 

「UM560」と「UM580」はGaN 電源アダプターが付属し、Alt モードにも対応。

まとめ

私自身、多少ボヤッとしていた UM560 / UM580 / UM590 / UM690のスペック、装備と機能の相違を確認してみました。

この4製品で迷っている場合、目的などに応じて選択肢は異なりますが、GaN 電源アダプターが付属し Alt モードに魅力を感じる場合には UM560 / UM580、よりハイエンドな製品を求める場合には UM590 / UM690となります。

メモリ・ストレージ・OSなしのベアボーンの場合、UM580とUM690の価格差は約1万円となりますが、私としては、UM560 / UM590よりも、この2製品(UM580 / UM690)のバランス・コスパが高いように感じます。

 

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