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6インチスマホ MAZE Alphaのレスポンス・使用感のレビュー。画像の鮮やかさ・レスポンスともに満足

先日の記事「6インチ 8コアで2万円未満のスマホ、MAZE Alphaの外観レビュー」に続き、MAZE Alphaのベンチマークとレスポンス等の使用感のレビューです。

全般的には、私が1年前以上に購入したオクタコアのスマホ(Huawai honor 6 Plus、goo g07)と比較すると、ディスプレイは鮮やか、レスポンスはサクサクな端末であり、使用していて心地よりものに仕上がっています。

なお、今回レビューするMAZE AlphaはGearbestさんより1週間お借りした端末に基づくものです。長期運用の際には新たな認識などもあるかと思います。

 

MAZE, YOP Communication Technologyの概要

私は6インチスマホに興味を持つ秋までは、MAZEを知らなかったのですが、公式サイトにてその概要を確認してみました。

冒頭から曖昧になるのですが、MAZEはブランド名であり、企業としては中国・深センを本拠とするYOP Communication Technologyとなるようです。

OEM / ODMメーカーとして2012年に設立した若い会社ですが、公式サイトにて確認したMAZE / YOP Communication Technology社の概要は以下となっています。

公式サイトでの情報は少なく深堀できなかったのですが、このような新興メーカーの公式サイトにて、会社の状況などを確認し、社員の写真が掲載されていると、つい応援したくなってきます。

 

  • 2012年にOEM / ODMメーカーとしてスタートし、現在の従業員数は858人であり、うち650人が工場勤務
  • 本拠地は中国 深セン
  • 2017年にブランドとしてのMAZEをスタート
  • スマホの展開は、2018/2/11時点にてAlphaを含め4機種

 

▼MAZEの製品紹介はこちら

MAZE ラインナップ(Gearbestサイト)

 

スペックのおさらい

先の外観レビューで掲載のスペック表の再掲です。

6インチクラスのAndroidスマホのうち、Xiaomi Redmi 5 Plus、Huawei Mate 10 liteを比較対象として掲載しています。

Xiaomi Redmi 5 Plus、Huawei Mate 10 liteとの比較においては、同じくアスペクト比18:9のディスプレイとなるMAZE Alpha Xが妥当と思われますが、ここでは未掲載です。

先の記事「6インチ 8コアで2万円未満のスマホ、MAZE Alphaの外観レビュー」のコメントからの引用ですが、MAZE Alphaのスペック上のポイントは以下。

  • Xiaomi Radmi 5 Plusをはじめ、6インチクラスではアスペクト比18:9の縦長画面の製品が多くなるなか、MAZE Alphaは16:9。Webサイトなどのテキストを大きく表示したい私(老眼対応)としては、逆に16:9のノーマルサイズが新鮮。
  • オクタコア、メモリ4GB、ストレージ64GBと、通常使用には十分なスペック
  • 後述のとおり、完全なベゼルレスではありませんが、ベゼル幅は十分に狭く、他製品と同様に、6インチの割にはコンパクトな横幅に貢献しています。
  • メインレンズにはダブルレンズを搭載し、F2.2と明るく、背景をボカシた写真も撮影可能。
  • Xiaomi Redmi 5 Plusも十分に安いのですが、MAZE Alphaは2万円未満となりコスパ度も高い。
  • ただし重量は225gと重く、手にした瞬間にその重さを感じます。

 

システム情報、ベンチマーク

参考までに、CPU-Zから抽出したシステム情報とベンチマークです。

 

▼バックグラウンドで起動しているアプリが少ない状況での抽出でしたが、右下にあるメモリの使用状況は4GB中2.4GBと良好。なお、ディスプレイのDPIは480とあります。

 

▼AnTuTu ベンチマーク(v7.0.4)のスコア

手持ちのオクタコアのスマホとの比較です。左からMAZE Alpha、Huawei honor 6 Plus、goo g07

▲ベンチマークと実際の体感レスポンスは、搭載するCPU、OSのチューニングなどで異なってきますので参考程度です。

Huawei honor 6 Plusは2年以上前、goo g07は約1年前の発売となりますが、後述のとおり、やや負荷のあるアプリの体感レスポンスはMAZE Alphaが圧倒的に速いものです。

 

▼自宅のWifi環境(Nuro 光)での回線速度

ダウンロード・アップロードともに良好です。ただし、ルーターから至近距離にもかかわらず、アンテナ強度がフル表示となることが少ないことが気がかり。

 

レスポンス・使用感のレビュー

では、体感的なレスポンス・使用感などのレビューです。なお、Gearbestさんから1週間お借りしたなかでのレビューであり、長期運用の場合には異なる見解もあろうかと思います。

また、デュアルカメラの実力を試すべく複数の写真を撮ったのですが、1週間の貸出・返却間際での撮影となり焦ったためか、記事として掲載するほどの写真は撮れず。

カメラのレビューは割愛しますが、手持ちのスマホのなかでは、オートフォーカスの速度・鮮明度はiPhone6に劣るものの、ブログ記事掲載用としては十分に綺麗な写真が撮れそうであり、ボカシも効いていたことを確認しました。

外観

パソコンと異なり、機能と携帯性を追求するとメーカー間のデザインの相違が生じにくいスマホですが、MAZE Alphaも一般的な無難なデザインです。

特徴・他社製品との差別化としては、背面カバーがガラス製であること、ディスプレイ下に物理ボタンのようなホームボタンがあることでしょうか。

▲▼製品情報(Gearbest)ではベゼルレスとしています。ベゼル幅は狭いのですが、製品情報の画像よりもやや幅広(とは言え、実物も十分に狭いベゼル幅です)。

▲中央にGalaxyっぽい物理ボタンのようなものがあります。「ようなもの」と記載しましたが、押して沈みこむボタンではなく、指をかざすと指紋認証・ホームボタンとして機能するもの。

ホームボタンはディスプレイのアイコンで機能するものであり、この物理ボタンをなくし指紋認証は背面に設置したうえで、縦幅を短くコンパクト度をアピールしたほうがよかったかもしれません。

 

▼写真では質感のよさが出ていませんが(周辺の物が映り込まないように撮影したため)、背面カバーはガラス製であり質感は高いもの。ただし、防指紋のコーティングがないためか、指紋の付着は激しいです。なお、周囲は艶消し黒のプラスチック製となっています。

 

▼電源ボタンと音量ボタン

押しやすい位置にあり戸惑うこともありません。

 

▼逆サイドより

写真では光の当たり具合でわかりにくいですが、SIMトレイがあります。

 

▼外観の詳細は以下の記事を参照ください。

6インチ 8コアで2万円未満のスマホ、MAZE Alphaの外観レビュー
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6インチのサイズ感

所有するスマホ・タブレットとのサイズ比較です。

他メーカーの6インチスマホと同様にベゼル幅が狭いことから、横幅・縦ともに6インチとしてはコンパクトな部類でしょう。所有の5.5インチスマホ(Huawei honor 6 plus、goo g07)と比較しても、極端に大きいと感じることはありません。

ただし、重量は225gとなりズッシリと重みを感じます。同じく6インチのXiaomi Redmi 5 Plusは180gであり、また、バッテリー容量も同じ4000mAhなのですが、この差がどこから生じるものか不明です。ガラス製の背面カバーはそれほど重量はないはずですし。

なお、今回はお借りした端末であり自宅のみでの使用となりましたが、255gの7インチタブレットを電車内でつり革につかまりながら1時間ほど使用することの多い経験から、225gの本機は使っていて疲れるほどの重さではありません。他製品と比較すると重いものですが、十分に実用的な範囲の重さです。

 

▼上から、5インチ、5.5インチ、6インチ(本機)、7インチ

5.5インチと6インチの当機に大きな差はなく、横幅においては5.5インチにTPUケースをつけた場合と同様の横幅となります。

ディスプレイ

私は1年以上前に販売のAndroid スマホ(goo g07)をメイン使用し、サブ的にiPhone6を使用しているのですが、これらのディスプレイと比較すると、明るさ・鮮やかさ・繊細さともに、MAZE Alphaの優位性は圧倒的です。

また、MAZE Alphaのアスペクト比は通常の16:9のため、テキスト表示が大きくなるのは老眼の私にとっては格別なもの。

アスペクト比18:9の6インチスマホが多くなってきたなか、16:9のMAZE Alphaは貴重な存在かと思います。

体感レスポンス

同じオクタコアでも1年以上前に販売されたエントリー機(Huawei honor 6 plus、goo g07)を使用している私。MAZE Alphaは上述のベンチマークのスコア差以上の体感レスポンスです。

Huawei honor 6 plus、goo g07との相違では参考にならないかと思いますが、これらとの比較も含めた体感レスポンスは以下です。

  • ホーム画面・各種設定画面の遷移は当然ながらサクサクと動きます。 honor 6 plusはホーム画面の横遷移ですらカクツキを感じるものでした。
  • Huawei honor 6 plusでは、その独自CPU(Kirin)が初期の段階であったためか、Google Chromeのタブを20個程度開くと、タブの切替・画面スクロールがカクカクする状況ですが、MAZE Alphaは滑らかな動きです。
  • 最も驚いたのが、やや負荷のあるFXアプリ(Lion FX)のレスポンス。g07での挙動とは別アプリのようにサクサクとレート・チャートが変動し、画面の切替などもかなり速いものです。

 

搭載するMediaTek Helio P25はSnapdragon 625と同程度の性能とのことであり、しばらくSnapdragonから離れていた私は「次のスマホはSnapdragon」と思っていたのですが、Helio P25で十分です。

 

バッテリー

長期運用・外出先での使用ではなかったため、バッテリー持ちは記載できないのですが、Webサイト閲覧程度では使用していると目に見えて残量が減少することもなく、通常のAndroidスマホと同様のバッテリー持ちとの認識です。

また、特にスリープ時のバッテリー持ちは以下の省電力設定などで、ある程度は制御できますしね。

Andoridの節電アプリならiBattery、スリープ時の電力消費が2.5倍も改善した
iPhoneのスリープ時のバッテリー消費が優秀な一方、バッテリー消費がよくないのがAndroidスマホ。Androidスマホにてインストールしたアプリで最も効果が高いのがiBattery (アイバッテリー)。このiBatteryを複数台にて検証し、かなりの効果がありました。

 

なお、Amazonサイトのレビューで散見されるコメントと同様に以下の現象があり、不具合と言うべき課題ではないのですが、じっくりと検証する必要があります。

  • 他製品のケーブルを利用するとUSBポートからケーブルが抜けやすい。
  • ACアダプターによっては充電速度が遅いことも。

 

まとめ

6インチスマホのなかでも特に重いボディであり、ドコモのプラチナバンド・auには未対応ですが、ディスプレイの鮮やかさ・レスポンスは十分なMAZE Alpha。

2018年2月11日時点のGearbestでの価格は19,236円となり、6インチスマホとしてのコスパは十分。最近多くなってきた縦長ではなく、通常のアスペクト比16:9をお探しなら候補の一つになると思います。なお、以下の項目においては未検証となることをお含みおきくださいませ。

  • 音量、音質
  • 4Gでの通信・通話
  • カメラ性能の詳細
  • 長期運用での使用感

 

▼価格はGearbestサイトでの2018年2月11日現在となります。

 

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