私がM1 MacBook Airを購入した目的の一つが、24インチのディスプレイに接続して、ミニPC / Mac mini ライクに使用すること。実際に外部ディスプレイの大画面に接続して使用してみると、ミニPCを使い慣れた私としては、そのレスポンスと静音性から使い勝手のよいものです。
今回は、M1 MacBook Airを外部ディスプレイに接続し、上の写真のようにクラムシェル型・MBAのディスプレイを閉じた状態で、デスクトップ代替・ミニPCライクに利用しての使用感を記載します。
外部ディスプレイ接続時に使用した周辺機器
前提として、私は外部ディスプレイをM1 MacBook Airのセカンドスクリーンではなく、クラムシェル型として接続、MacBook Airの画面を閉じて、Bluetooth キーボードとマウスを接続し利用しています。画面を閉じてもスリープとなることなく利用するためには、バッテリー駆動ではなく、電源を接続して使用する必要があります。
Bluetooth キーボード
USB Type-Cが2つとポートの少ない M1 MacBook Air。クラムシェル型で外部ディスプレイに接続する場合、映像出力と電源で、2つのポートを使用してしまいます。このため、ディスプレイを閉じて使用する場合には、Bluetooth キーボードが必要となります。
私が利用しているBluetooth キーボードは、以下の旧型のApple ワイヤレスキーボード。MacBook Airのキーボードよりもストロークが深く、確実なタイピング感があります。

▼安価な汎用のBluetooth キーボードとしては、以下のロジクール K380がおすすめ。主としてWindows用ですが、Macでも使用でき、MacBook Airと同様に浅めのストロークであり、軽快にタイピングできます。

映像出力ケーブル
HDMIケーブル、あるいはDisplay Portのない MacBook Airのため、一般的には 以下のような USB Type-C to HDMI ケーブルが必要(私が利用しているケーブルは以下の製品ではありませんが、参考情報として掲載しています)。
なお、M1 MacBook Airでの利用できる、HDMIポートのあるUSB ハブがあるとよいのですが、手元にある以下のハブのHDMIポートは機能せず。M1チップに対応すると謳うハブは多数販売されていますが、Amazonのレビューコメントを見ると、購入に値する製品の見極めが難しい状況。

▼こちらの写真は記事への掲載用に、15.6インチのポータブルモニターに接続したものですが、使用したモニターは Mini HDMIポート、USB Type-Cでの入力であり、USB Type-Cケーブルを利用して接続しています。
外部ディスプレイ接続時のメリット、使用感
冒頭でも一部を記載しましたが、(ありきたりな事項となりますが)M1 MacBook Airを外部ディスプレイに接続した際のメリットは以下です。セカンドスクリーンとしての使用時ではなく、デスクトップPC / ミニPC / Mac miniの代替として利用の場合です。
- ハイエンドなミニPCよりも動作は機敏で快適。心地よいレスポンスです。
- ファンレス・無音であることは大きなメリット。PCでの作業に集中できる。
- 24インチクラスのディスプレイでの作業は快適。
- 私の環境設定によるものかもしれませんが、Chromeなど、Windowsよりもフォントが太くなり、目に優しい。
- M1 MacBook Airのキーボードも快適ですが、好みのキーボードを使用できる。
- 上記4において、24インチのFHDでは全体・テキストがやや大きく、15.6インチのFHDでは小さく感じられます。FHDの場合には20インチクラスが適切かも(20インチは所有していないので想像です)。
- 上記5において、MacBook Airのキーボードの使用もわるくはないのですが、私には外付けキーボードがより快適。ノートPCとして、視線の近くにあるMacBook Airのキーボードはよいのですが、ストローク浅めのペタペタ感の強いタイピングは、デスクトップ代替のキーボードとしては違和感があります。
▼使用している 24インチのディスプレイは、現在は販売していない Phillips製。1920 x 1080のFHDではテキストがやや大きく表示されます。
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