Amazonでの取扱日 2022年8月と新製品ではありませんが、今更ながらに アイリスオーヤマの15.6インチ Android タブレット「LUCA 15.6インチ、TM152M4N1」が気になりましたので、スペックについて掲載します。
アイリスオーヤマ 10インチ / 8インチの旧製品は割高なイメージだったのですが、10インチ / 8インチのスペックアップとともに、15.6インチモデルも妥当なスペックとなっています。
LUCA 15.6インチのスペック
スタンドの溝に本体を置いて使用する、上の画像のスタンドが付属しています。なお、本体背面の中央・円形の裏には端子があるようです（周辺機器は見当たらず）。
スペックは以下となりますが、AliExpressやAlibabaで探してみても、オリジナルの製品は見当たらず。なお、メモリ 4GB / ストレージ 64GB モデル、メモリ 8GB / ストレージ 128GB モデルの２つがありますが、後者のスペックを掲載しています。
| CPU | MediaTek MT6779（Helio P90）、8コア 2×A75（2.2GHz＋6×A55（2.0GHz） |
| GPU | Power VR GM9446 |
| メモリ | 8GB |
| ストレージ | 128GB |
| ディスプレイ | 15.6インチ、IPSパネル、解像度 1920 x 1080 |
| WiFi、Bluetooth | 11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
| LTE | 未対応 |
| カメラ | フロント 8百万画素、リア 8百万画素 |
| バッテリー容量 | 8000mAh、USB Type-C |
| サイズ | 22.4 x 36.4 x 1.1cm、1.25kg |
| OS | Android 12 |
| その他 | スタンド付属 |
CPU（SoC）のMT6779（Helio P90）は、以下のスマホにも搭載されています。AnTuTu ベンチ v9のスコアは約22万となり、CPUは異なりますが、Teclast / Alldocube / Blackviewなどの主力の10インチタブレットと同水準のパフォーマンスです。
- Helio P90,UFS 2.1 eMMC搭載のタフネススマホ「Blackview BV9900」。-30℃の耐寒性も
- Alldocube X GAME、Helio P90搭載 10.5型タブのスペック、iPlay 40との簡易比較
- OUKITEL WP22 タフネススマホ、4W 大型スピーカーを搭載し RAM 8GB UFS 256GBの基本スペックも充実
▼直近で実機レビューしたタブレットのなかで、同水準のレスポンスとなる製品はこちらの「Oscal Pad 10」。Web サイトのブラウジング、一般的なYouTubeの視聴などでは、遅さを感じることなく動作します。
その他、スペック面でのコメントは以下です。マイナス的な要素も含めて記載していますが、全般的にはスペックのバランスのよいタブレットです。
- LUCA 10インチのMT6769（Helio G70）と比較すると、やや優位なCPUを搭載しています。
- 15.6インチの大柄にしては、バッテリー容量は8,000mAhと控えめです。
- 15.6インチでFHDとなると、一般的なポータブルモニターと同じ解像度ですが、私のポータブルモニターの使用感からすると、文字の粗さが多少気になる水準です。
▲▼さすがに15.6インチともなると大きいものの、PCと比較すると タッチしやすい Android タブレットですので、しかも 15.6インチでFHDの解像度ですので アイコンなども大きく、私のように老眼での視認性・操作性は抜群でしょう。
価格情報
8GB / 128GBモデルの 2023年5月4日現在のAmazonのセール価格は 49,000円。15.6インチのAndroid タブレットとなると事例がないために、価格の比較検討を行い難いのですが、Helio G90を搭載、家族でも共有しやすい 大型ディスプレイを考慮すると、妥当なところかでしょうか（正直ベースでは、もう少し安いとコスパ度抜群になりますが）。
