広告 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

Let’s note CF-SZ5 実機レビュー、849gの軽量でレスポンスもよく、液晶も綺麗、購入して後悔なしの12型ノート

外出先で多少 雑に扱えるPCとして、中古のLet’s note CF-RZ4を物色していたのですが、私が希望する価格帯で画面に黄色味を帯びていない端末が少なく、検討を一時停止。そこで、たまたま 12.1インチのCF-SZ5が目に留まり、1万円ちょっとで、メモリ 8GBのSSDレス・DVDドライブレス版を購入したのですが、SSDを取り付けて使用してみると大当たり。驚くほどに軽量な CF-SZ5であるうえに、全面ともに傷も少なく、Core i5-6300Uとメモリ 8GBにより、サイト記事の編集や Web ブラウジング程度なら、キビキビと動作します。

今回はこの中古のLet’s note CF-SZ5の実機レビューです。

関連記事

Let’s note CF-RZ4、765gの軽量 10型 2 in 1、中古の魅力と端末選択の注意事項

スポンサーリンク

Let’s note CF-SZ5のスペック

私が中古で購入した製品の品番は「CF-SZ5PDYVS」、2016年6月に発売の法人向けモデルであり、そのスペックは以下となります。ピンク網掛けは私の中古品に固有の事項です。

CPUCore i5-6300U、2コア4スレッド、最大 3.0GHz
GPUIntel HD Graphics 520
メモリ8GB LPDDR3 SDRAM、オンボード、換装・増設不可
ストレージSSDなしの中古を購入、2280 サイズ M.2 SATA SSDを購入後に搭載
ディスプレイ12.1インチ、IPS パネル、解像度1920 × 1200ドット(16 : 10)、非光沢
WiFi11a/b/g/n/ac準拠
Bluetooth4.1
ポート類USB 3.0 x 3、HDMI、ミニ D-sub、有線LAN
バッテリー容量6700mAh
サイズ283.5 × 203.8 ×  25.3mm、本体 849g、AC アダプター 220g(コード(60g)を除く)
OSSSDなしのため、購入後に Windows 10 Proをインストール

スペック、一部の使用感について補足します。

  • 冒頭に記載のとおり、メモリ 8GB版、SSDなし、AC アダプターなし(別途 メルカリで購入しました)DVDドライブレス版を1万円ちょっとでラクマから購入。
  • Windows 10 Proが導入済のM.2 SATA SSDを、使用していない他のPCから流用(CF-SZ5にてデジタル認証済)
  • 12~13インチの軽量ノートPCとしては、MacBook 12、NEC VesrsaProを所有していますが、CF-SZ5も驚くほどに軽量です。
  • CPUは第6世代のCore i5-6300Uであり、私は同世代のCPUを搭載する製品を他に2台所有していますが、これらよりキビキビと動作するイメージ。私の使用目的の記事編集では余裕です。
  • ディスプレイの解像度は1920 × 1200、アスペクト比 16 : 10となり、縦の情報量が多いため、記事編集などで重宝します。

実機のシステム情報

 

▼CPUはインテル 第6世代のCore i5-6300U、2コア4スレッドです。SSDなしの中古を購入したのですが、M.2 SATA SSDを搭載し、Windows 10 Proにて使用しています。

 

メモリは8GB オンボードですが、デュアルチェネルで動作しています。

▲▼フリーソフト「HWiNFO」で抽出のCPU情報。

HWiNFO、Windows PCのデバイス詳細情報やCPU温度など、導入必須のフリーソフトの概要。投稿数 約4万件のフォーラムも充実
Windows PCのレビューを行うことの多い私ですが、その際に必ずインストールしているフリーソフトが「HWiNFO」です。システム情報はもとより、メモリやストレージの製造元やCPUの温度も参照・動態管理可能な優れもの。これが無料で使え...

 

詳細は別記事としますが、ホイールパッドのドライバーは別途導入し動作しています。

 

▼私はフリマ(ラクマ)で購入しましたが、国内通販の中古の販売事例はこちら。

外観、その他の12インチ PCとの比較

続いて外観について記載します。DVDドライブ装備のモデルもあるために厚みはありますが、所有するノートPCは薄型が多いため、私にとっては逆に新鮮さもあります。

中古での購入ですが、全面ともに大きな傷はなく、天板やその他の面の角などに傷・塗装の剥がれが多少あり、また、液晶の1カ所に小さなコーティング剥げがある程度。

サイド

 

▼USB 3.0は右サイドに集中しています。AC アダプターの写真は省略しましたが、コンパクトなものです。

 

▼USB ポート、HDMI ポートを拡大。12.1インチクラスでフルサイズのHDMI搭載はありがたい(中国ブランドのPCは、Mini HDMI搭載が多い)。

▲右側に塗装の剥げが2つありますが、傷はこの程度のものが数カ所あるのみで程度は良好です。なお、搭載したSSDのテスト中であり、底板のネジを締めていない状態での撮影です。このため、サイドの底板との接地面の隙間が僅かにある状態です。

 

▼左サイドは有線LANポートとミニ D-Subのみ。

 

▼私の好きな角度より。天板に1カ所 1cm程度の小傷があります。

天板

 

▼強度確保のため、天板の凹凸が特徴のLet’s note。前述のとおり、右下に小傷があります。

 

▼多少汚れているように感じるため、後ほど 「激落ちポイポイ」で簡易的に清掃してみます。

 

▼「激落ちポイポイ(激落ちくん)」と使用事例はこちら。PCの素材によりますが、頑固な汚れも除去できます。

10年落ちのThinkPad、天板の汚れ落としに「激落ちくん」を試してみた。ラメ感やザラつきが復活
ThinkPad ピーチスキンの天板の汚れ落としに効果抜群の「激落ちくん」。以前、ThinkPad X220を試してみて大きなな効果があったのですが、以降に購入した 10年落ち(2011年製)のThinkPad T420sとE130でも...

キーボード、タイピング感

キーピッチは19mm(横)/16mm(縦)(一部キーを除く)、ストロークは2mmのキーボードです。「変換」キー周りが他のキーより小さいものの、使い始め当初から、快適にブラインドタッチ・高速タイピングできています。私の好みのキーボードは、MacBook、ThinkPadですが、NECや富士通の13インチクラスのノートPCよりも軽快なタイピング感です。

ただし、12.1インチのため、12.5インチのPCや 12インチでもキーボードが横幅いっぱいのMacBook 12と比較すると、やや窮屈です。

 

▼「変換」キー周りが他のキーより小さいものの、これらのキーのタイピングも大きな違和感はありません。なお、打鍵音も大きくなく一般的。

 

▼白のキーのために使用時には気が付かなかったのですが、サイドから撮影するとスペースキーなどにテカリがあります(私としては、ほとんど気になりません)。

背面

SSDなしを購入したため、既に底板を開けて SSDを導入していますが、底板を開けるにはネジ 18本を外す必要があり、他社製よりも大変です。

 

▼詳細は後日 別記事で投稿予定ですが、DVDドライブレス、HDD搭載モデルではないため、内部はスカスカです。

ディスプレイ、表示品質

ディスプレイについては、表示品質とあわせて記載します。当初、10インチのCF-RZ4を物色していたのですが、液晶が機種固有の黄色味を帯びている中古品が多く、CF-ZS5に変更して物色。経年劣化を感じない液晶であり、正解でした。具体的には以下となります。

  • MacBookと比較するのは酷ですが、明るさは控えめ。同世代のThinkPad IPS パネル(X1Carbon 2016モデルなど)と同程度の明るさです。
  • 12.1インチと小さなサイズでのFHDであり、テキストの粗さは全く感じず。
  • 発色も自然で、IPS パネルの視野角もかなり良好です。
  • 最近、MacBookなどの光沢パネルを利用することが多いのですが、非光沢のパネルは落ち着きがあり、よいものです。
  • 所有するWindows ノートは、アスペクト比 16 : 9の製品ばかり(ThinkPad、中国ブランドPCなど)ですが、やはり 16 : 10の縦長ディスプレイは、サイト記事編集やWeb サイトなどの縦の情報量が多く重宝します。

 

▼古い製品でもあり上のベゼル幅は広いですが、液晶の発色は自然な発色で良好。私が所有する Windows ノート(20台ぐらい?)のなかでは、トップクラスの表示品質。

 

▼この角度から見ても、発色・視野角は良好です。

その他の12インチ PCとの比較

サイドのみとなりますが、所有する12インチクラスのPCのうち、極端な事例として、厚みのある 12.5インチの「Lenovo ThinkPad X220」、薄さが特徴の一つの 12インチの「MacBook 12」と比較してみました。

 

▼快適なキーボードが特徴のThinkPad X220ですが、10年以上の製品でもあり、厚みはかなりのもの。

 

▼横幅と奥行きは MacBook 12とほぼ同じですが、さすがに厚みはかなり異なります。

 

▼ThinkPad X220、MacBook 12のレビュー記事はこちら。

9年落ちのThinkPad X220の中古を購入、格別なタイピング感で体感レスポンスもGemini Lake以上の快適さ
先日(2020年3月末)、2011年5月の発売から約9年経過した、中古の「Lenovo ThinkPad X220」を購入。評価の高いキーボードを活かしたサイト記事の編集用に、各種増設のカスタマイズのお遊び用に、最大のポイントはHack...
M1 MacBook Air vs MacBook 12インチ、今さらながらの外観比較
M1 MacBook Airを使い始めて 1年以上経過したなか、今さらながらに購入の中古のMacBook 12インチ。さすがに、レスポンスは M1 Macに劣りますが、1kg未満の軽さも含めて、ブログ記事編集のライトユースなら、使い勝手...

ベンチマークスコア

搭載する Core i5-6300U 他のベンチマークスコアを掲載します。

 

▼Geekbench 5のスコアは、Single Core 740、Multi Core 1563

▲▼下の画像のスコアは、以下で実機レビューのCore i5-6200Uを搭載する「Lenovo ThinkPad X1 Carbon 2016モデル」。体感レスポンスとしては、CF-SZ5がややキビキビ動作するように感じます。

中古購入 ThinkPad X1 Carbon 2016の実機レビュー。Celeronクラスの新品PCよりも安価で実用的
中古のThinkPad X1 Carbon 2016モデルをヤフオクで落札しました。サイト記事編集用あるいは在宅勤務でのサブ機としての使用が目的ですが、以前に同じく中古で購入のX220のトラックポイントとキーボードの使い勝手がよいために...

 

▼ドラクエベンチマークは「快適、6307」。2つめの画像のスコアは 上記と同様に Core i5-6200UのThinkPad X1 Carbon 2016モデル。スコアに開きがあるのは、CF-SZ5のメモリが8GB デュアルチャネル、X1 Carbonが4GBの影響かと思います。

古いThinkPad(T550)のメモリ増設、デュアルチャネル化でGPUベンチスコアが約44%アップ」で記載のとおり、メモリのデュアルチァネル化でGPU系のベンチマークスコアはアップします。

 

▼使用していない他のPCから流用の M.2 SATA SSDですが(高速なPCIe SSDは装着できず)、Writeが控えめなスコアです。

 

Fast.comで計測の、自体のWiFi 環境の回線速度は、他のPCで計測のものと同水準。

体感レスポンス

私は同世代のCPUを搭載するPCは、以下のThinkPad X1 Carbon / ThinkPad L560に続いて3製品目ですが、これらの2製品よりもキビキビと動作します。Web サイトのブラウジングや、サイト記事の編集・画像編集などのライトユースでは、第8世代のCore i5クラスと遜色ないレスポンスです。

また、同じ2016年に発売の製品となる Core m3を搭載のMacBook 12 2016モデルよりも、かなりサクサクと動作します。

この意味では、2022年5月現在では、第6世代のCore i3 / i5を搭載する中古PCはフリマなどで安く購入できるため、コスパが高く狙いめです。

その他の使用感

その他の使用感について、ランダムに記載します。

  • CPUファンの音量は予想よりもやや大きく、ファン音のしない静かな時が多いものの、時おり 静かとは言えないファン音がします。ただし、許容範囲の音量です。
  • 内部の熱は右サイドから排出されますが、マウス使用時には熱風を感じることが、ややマイナスポイント。
  • スピーカーはモノラルであり、音質はよいとは言えず。
  • タッチパッド、ホイールパッドの操作性はわるくはないのですが、昨今の大きなタッチパッドを使い慣れているため、小さなタッチパットはやや使いづらく、違和感もあります。
  • さすがにバッテリーは 10%ほど劣化していますが、バッテリーは割高(Amazonの販売事例はこちら)であるために様子見です。

 

▲▼フリーソフト「BatteryBar」で計測のバッテリーの劣化状況。9.9% 劣化しています。

Windows ノートPCのバッテリー劣化を確認可能な「Battery Bar」と「Battery Report」の導入方法
使い古した、あるいは中古で購入したWindows ノート PCで気になることの一つが、バッテリーの劣化状況。今回はこのバッテリーの劣化状況を確認するソフトを2つ紹介します。その2つとは、フリーソフトの「Battery Bar」と、Win...

まとめ

本体 849gの軽量感、ライトユースでのCore i5-6300Uのレスポンス、液晶の発色のよさ、タイピング感とも、かなりよい出来の「Let’s note CF-SZ5」。頑丈なボディで中古でもあるため、軽量ボディとあわせて、外出先に気兼ねなく持ち運びできそうです。

先日、携帯用にMacBook 12を購入したばかりですが(MacBook 12の使用頻度が M1 MacBook Airよりも増えた3つの理由)、外出先で場所をキープできる場合には MacBook 12、隙間時間を利用して使用することを想定している場合には CF-SZ5と使い分ける予定でいます。

 

▼私はフリマ(ラクマ)で購入しましたが、国内通販の中古の販売事例はこちら。

 

▼「オークファン」では、ヤフオク・Amazon 他の中古相場を確認できます。

オークファン

▼取扱注意となりますが、PD トリガーケーブル(アダプター)の利用により、PD対応のUSB Type-C ACアダプターから充電できました。

Let's note CF-SZ5とCF-RZ5、PDトリガーケーブル経由でUSB Type-C PDアダプターから充電してみた
一般的な充電・給電方法ではないため「取扱注意・自己責任」となりますが、USB PDに未対応のLet's note「CF-SZ5」と「CF-RZ5」に、USB PD対応のACアダプターから PD トリガーケーブル経由よる、USB Type...

 

▼こちらは参考情報ですが、Panasonic 公式サイト、直近のPC ラインナップです。

Panasonicのパソコン直販サイト

コメント

タイトルとURLをコピーしました