Let’s note CF-SZ5にWindows 11をクリーンインストール。インストールのポイントとWin 11の使用感 | Win And I net

広告 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

Let’s note CF-SZ5にWindows 11をクリーンインストール。インストールのポイントとWin 11の使用感

Windows 11に更新のシステム要件を満たしていない「Let’s note CF-SZ5」ですが、先日 Windows 11 Proをクリーンインストールしましたので、システム情報、インストールの手順、CF-SZ5でのWindows 11の使用感を記載します。

なお、クリーンインストールの手順は、以下の記事にて詳細に記載していますので、当記事ではポイントのみを記載しています。

関連記事

Win 11 システム要件を満たさないPC用に、要件チェックを回避するインストールディスクを簡単に作成する方法

CF-SZ5、Windows 11のシステム情報

CF-SZ5にWindows 11をクリーンインストール後のシステム情報を記載します。

 

▼「設定」画面より、CPUは Core i5-6300U、メモリ 8GB、OSはWindows 11 Proのバージョン 22H2

 

▲▼Geekbench 5のスコアとシステム情報。CF-SZ5 / Windows 11 Proと正しく認識しています。

 

Windows 11 クリーンインストールの手順

CF-SZ5にて Windows 11のシステム要件を満たしているかを「 Windows PC 正常性チェックアプリ(記事はこちら)」にて確認すると、以下のとおり、CPUとTPMが満たしていません。

パフォーマンスとしては下位の(インテル 第8世代以降の)モバイル向けCeleron(Gemini Lake / Jasper Lake)は要件を満たしていますが、第6世代のCore iでは「TPM 2.0」を満たさず、概ねインテル 第8世代以降のCPUを搭載するPCが更新の対象となります。

 

Windows 11のシステム要件を満たしていないPCに Windows 11を導入する場合には、システム要件のチェックを回避しての対応となりますが、10からの更新ではなく クリーンインストールとなります。

なお、システム要件のチェックを回避して Windows 11をインストールした場合、今後の更新ができなく可能性があるなど、留意する必要があります

 

詳細は以下の記事に記載していますが、Windows 11のシステム要件を満たしていないPCに Windows 11をインストールする場合、フリーソフト「Rufus」での インストールディスク作成が簡単です。

Windows 11のインストール過程で システム要件のチェックがありますが、「Rufus」ではこのシステム要件チェックを外す設定のあるインストールディスクを作成することができます。

Win 11 システム要件を満たさないPC用に、要件チェックを回避するインストールディスクを簡単に作成する方法
上の写真は、Winodws 11への更新要件を満たしていない「Let's note CF-SZ5」に、Windows 11をクリーンインストールしたもの。クリーンインストールを行う過程で、Windows 11のシステム要件のチェックを回...

 

詳細は上の記事に記載していますが、「Rufus」によるWindows 11 インストールディスク作成、CF-SZ5へのインストールの大きなフロー・ポイントは以下となります。

  1. Microsoft 公式サイトより、Windows 11 iso ファイルのダウンロード
  2. RufusをPCにインストールし、Rufusの利用により、USB メモリ あるいはUSB接続のSSDのインストールディスクを作成。この過程で システム要件のチェックを回避する設定あり
  3. CF-SZ5のBIOSを起動し、ブート順位をUSB メモリ あるいはUSB接続のSSDに変更し再起動
  4. Windows 11のインストール画面に従いインストール。上の記事に記載していますが、インストール過程で「インストールの種類を選んでください」の1カ所のみ留意する必要あり

 

▼上記3のBIOS / ブート順位の変更画面はこちら

ホイールパッド、ドライバーの導入

Let’s note CF-SZ5に Windows 11をクリーンインストールした場合、円形タッチパッドは機能せず、ドライバーを導入する必要があります。ドライバーの導入方法は、Windows 10の場合と同じとなり、以下の記事に掲載していますので、そちらを参照ください。

Let's note、ホイールパッド機能ドライバーの新規インストール方法。Windowsのクリーンインストール時などに有効
ホイールパッド機能のある Let's noteにWindowsをクリーンインストールした場合、ホイールパッドは動作しませんが、ドライバーをインストールし、ホイールパッド機能を有効とする方法について記載します。なお、記載の方法は、20...

 

▼ホイールパッド機能の設定は、Windows 10と同様に行うことができます。

 

CF-SZ5、Windows 11での使用感

私のCF-SZ5はメモリを8GB搭載しています。これまで、Windows 10から11に更新したエントリークラスのPCのレスポンスを振り返ると、メモリ 4GBでは レスポンスが若干 悪化したような感覚があります。

私のCF-SZ5はメモリ 8GBであるものの、同時に新規インストールにより最新版となった Google Chromeのレスポンスがやや悪化したように感じます。その他のレスポンスも含めて、感覚的なものは以下です。

  1. SATA SSDを搭載していますが、Windowsの起動は速く、より高速なPCIe SSDと比較しても大きな差はありません。
  2. CF-SZ5に起因するものではなく、新規インストール時に同時に更新となった Google Chromeの影響ですが、Chromeの起動時に数秒間 背景が白い画像のままとなる現象が生じています。
  3. 上記のChromeの記載は、私の環境での固有の現象、しばらくすると課題解消となる可能性もあります。
  4. その他の動作においては、Windows 10でのキビキビとした動きが、エクスプローラーや設定画面の展開など、やや弱くなったような感覚があります。ただし、これは、他のエントリーよりのPCでも同傾向。

 

上記2,3のChromeの現象は、Windows 11のセキュリティアップデートで解消となりました。Windows 11の更新待ちの状況で、全般的にレスポンスがわるくなっていた可能性もあります。
プチフリーズするWindows 11 PC、セキュリティアップデートにより不具合解消となった事例
先日、Windows 11に更新した「Let's note CF-SZ5」ですが、スペック的には下位の他のPCよりもレスポンスが劣る状況でした。ところが、Windows 11のセキュリティアップデートにより、レスポンスやChromeのプ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました