Jumper EZBook X3 Air、1.18cmの極薄 Gemini Lake 13.3型ノートが新登場。X3 Pro、X3とのスペック比較 | Win And I net

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Jumper EZBook X3 Air、1.18cmの極薄 Gemini Lake 13.3型ノートが新登場。X3 Pro、X3とのスペック比較

Jumperより 13.3インチのスリムノート「EZBook X3 Air」が新登場です。Gemini Lake N4100、メモリ 8GB、eMMC 128GB(M.2 SSDを増設可能)と、多くのGemini Lakeを搭載するPCと同様の構成ですが、Airを名乗るとおり、特筆すべきはその薄さ。厚みは11.8mmと、薄さを主張することの多い中国ブランドのPCのなかでも、その薄さが際立ちます。7月28日時点では、公式サイトや海外通販サイトではEZBook X3 Airの情報がないのですが、私が入手した情報のなかで、EZBook X3 Pro、無印のX3とのスペックを比較してみました。

9月7日追記。GearBestにて339.99ドルで販売開始となっています。文末、以下の記事を参照
Jumper EZBook X3 Airが発売に。最薄11mm、1.1kgの軽量級13.3インチノート
JumperからリリースされたEZBook X3 Air。その名のとおり最薄11mmの薄さを特徴とし、Gemini Lake N4100、メモリ 8GBを搭載する13.3インチノートです。また、EZPad Pro 8と同様に、天板のロゴ...

Jumper EZBook X3 Airのスペック

以下のEZBook X3 Airのスペックは、Jumperの担当さんから入手したものです。X3 Pro、X3との比較において、優位となる箇所に黄色網掛しています。

先ほど、AliExpress サイトを確認すると、いつの間にか X3にApollo Lake N3450を搭載するPremium版が販売されていました。Apollo Lake N3350とN3450では、体感できるほどにレスポンスの相違があるため、これは嬉しい情報です。

さて、4製品の比較におけるコメントは以下となります。

  • 無印のX3のApollo Lake N3350版は、一時期 Amazonで人気となっていたのですが、CPUはApollo Lake N3350と非力。型番が近いN3450と比較すると、ライトユースでもN3350の画像表示などで引っかかるようなレスポンスがわかります。
  • 一方のGemini Lake N4100は、多くのエントリーノートやミニPCに搭載されており、Webサイト閲覧やオフィスソフトに動画視聴など、速さは感じないものの、一通りの作業を普通にこなせます。
  • X3 Proはキーボードのバックライト付であるのに対し、X3とX3 Airはなし。バックライトがどうしても必要な方は多くないと思われるものの、他社製品も含めて通常機はバックライトあり、廉価版はバックライトなしとの棲み分けがあるように感じます。この意味にて、また、ストレージがeMMCであることも含め、X3 Airは薄さ以外は廉価版の位置づけと認識。
  • X3 AirのストレージはeMMCであり、2280サイズのM.2 SSDはユーザーでの増設。SSDは高くなく、SSDの装備がPC価格の大きな差になることもないのですが、M.2 SSDを必要に応じてユーザーでの増設のコンセプトもありです。
  • 7月28日時点で明らかな画像は1枚のみ。そこから推定すると、ブラウン系のキーボードでしょうか。タッチパッドも無印のX3よりも大きいように感じます。
  • X3 Airのポート類は意外にも比較対象機よりも多くなっています。Mini HDMIポートがあることから、USB Type-Cはデータ専用でしょう(映像の外部出力不可)。
  • X3 Pro、無印のX3も一部に金属を使用していることから、また、Jumper製品のこれまでの傾向を踏まえても、おそらくはキーボード面以外は金属製と推定します。
  • やはり、際立つのは 1.18cmの薄さと、1.1kgの軽さ。1.35kgの無印 X3と250gの差ですが、私の他製品の重量差の感覚では、手にすると重量差以上の相違があります。

 

▼X3 Pro、無印のX3の詳細記事はこちら。

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X3 シリーズ、外観の簡易比較

Jumperの担当さんから受領した EZBook X3 Airのイメージ画像は正面からの1枚のみですが、X3 Pro / 無印のX3の正面画像と簡易的に比較してみました。

 

▼イメージ画像のベゼル幅は狭く見せることが多いため、実機とは異なるかもしれませんが、上と左右のベゼル幅は狭いもの。ディスプレイ上のカメラの部分は本体より出っ張っています。

▲キーボードのカラーは本体にあわせてブラウン系でしょうか。

 

▼こちらは X3 Pro。キーボード左右のベゼルはX3 Airよりも細く、キーピッチを大きくとっているのでしょう。ただし、キーと印字が同色系で印字の視認性がよくないように思います。

 

▼こちらは無印のX3。ディスプレイ上の左右のゴムの保護材が目立ち、また、上記の2製品と比べるとタッチパッドはやや小さい。

まとめ

1.18cmの薄さから、Gemini Lake ノートとしては気になる存在のEZBook X3 Air。ボディ色は薄いブラウン系のようですが、無難にシルバーもあるとよいとも思います。

以下のリンク先のとおり、「Jumper Mall」なる公式のオンラインストアが開設されており、現行販売機が意外と安く販売されています。EZBook X3 Airも近々に販売されると思いますが、X3 Proの通常セール価格が約300ドルであることを考慮すると、発売直後は320ドルあたりでしょうか。発売記念セールでいきなり200ドル台半ばでの販売もあるかもしれません。

Jumper Mall

 

▼9月7日追記。GearBestで販売開始しています。色が想像以上に微妙かも。

GearBest

▼詳細記事はこちら

Jumper EZBook X3 Airが発売に。最薄11mm、1.1kgの軽量級13.3インチノート
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コメント

  1. bestlife3842 より:

    Jumper Easybook pro3ユーザーです。
    相変わらずキーボード右上に電源ボタン?キータッチのフィーリングがどうのこうの?バックライトがどうのこうのという前にこんな所をまず改善して欲しいです。

    • kenken より:

      私もEZBook 3 Proを所有しています。キーボード面の仕様は現時点では確認できませんが、数年前にMacBook Airのクローンから始まった中国製PCのことですので、
      右上に電源ボタンがあることに変更はないように思います(最近では、一段上に電源ボタンが独立している製品も増えましたが)。
      私はもう慣れてしまいましたが、右上の電源ボタンも含め、キーボードの右一列がなくてもいいように思います(EZBook X3 Airは不明ですが、おそらく同様でしょう)。

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