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iPad mini 3は現役続行可能か、レスポンス面で確認してみた(2021年版)

2017年1月に中古で購入した「iPad mini 3」。通勤電車内でのブログ記事の編集を目的とて購入したのですが、その後の iPadの購入に伴い、しばらく放置状態。ところが、このiPadを就活中の息子に貸し出しているために、久しぶりに使用してみました。そこで今回は、2021年3月の現在、iPad mini 3が現役続行できるか否かについて、レポートします。

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私のiPad mini 3の状況

2017年1月に、Aランクの中古を22,000円でゲオモバイルにて購入したものですが、外観は大きな傷もなく綺麗な状態、ディスプレイも明るく鮮やかです。

価格を抑えるべく au回線のストレージ 16GB版を購入し、当初はUQ mobile、あるいはmineoの専用 nano SIMを利用していたのですが、双方ともに解約済。今となっては、これらのiPad mini 3に適合する nano SIMを契約できないため(新規契約を停止)、WiFi、あるいはソフトバンク回線からのテザリング運用です。

レスポンスは後ほど記載しますが、その他の状況も含めて、私のiPad mini 3の状況は以下です。

  • 外観、ディスプレイともに綺麗で、まだまだ使用できます。
  • バッテリーに多少のヘタリはあるものの、交換を必要とするほどではない。
  • 既に、au版のiPad mini 3に適合する格安SIMを購入できないため、WiFi、あるいは iPhone 12 Pro Maxからのテザリング運用。

 

▼iOSは iPad mini 3としては最新の「iOS 12.5.2」。Geekbench 5のCPU ベンチマークのスコアは Single-Core 268、Multi-Coreのスコアは493

 

▼こちらは iPhone 6のGeekbench 5のスコア。スコアと同様に、体感レスポンスは僅差で iPhone 6が優位。

 

▼油脂や埃が付着したままの撮影ですが、目につく大きな傷もなく綺麗な状態の背面。

 

▼私が2017年1月に購入のiPad mini 3と同じ条件(au回線、16GB、ゲオモバイルのAランク)で探してみると、2021年3月28日時点の価格は 税込 21,204円。全く値崩れしていないのが不思議です。値崩れしていないため、後述のレスポンスに関係なく、現役続行で使用することに決定。

体感レスポンス

現在メイン利用の iPhone 12 Pro Max、その前に使用していた iPhone XS Maxと比較すると、当然ながらにモッサリした動きです。負荷のかかるアプリなどではなく、設定画面などの遷移、動画視聴、Webサイトのブラウジング・記事編集のライトユースでの体感レスポンスを記載します。

設定画面などの遷移

所有する iPhone 5ほどではありませんが、設定画面での遷移のもたつき、アプリの起動や切替でのカクツキを感じます。比較対象としては相応しくありませんが、メイン利用のiPhone 12 Pro Maxや、会社で使用のiPhone SE2と比較すると、さすがに約4年の差を感じるものの、サブ運用としては実用的な範囲内。

ただし、耐えきれないほどに遅くもなく、実用的な範囲。具体的に記載すると以下となります。

  • ホーム画面の移動は滑らか。画面の回転も遅さを感じません。
  • 設定画面の各種メニューの呼び出しは、サクサク動作することもあれば、僅かなタメがあることも。
  • ホームボタンでの指紋認証も遅いとは感じず。iPhone 12 Pro Maxにて、マスク装着のために顔認証できないことと比較すると(パスコードを入力)効率的です。
  • アプリの起動や切替は、iPhone 12 Pro Maxよりも2テンポから3テンポ遅れますが、サブ運用なら実用的な範囲。

動画視聴

他サイトを参照すると、動画視聴にも否定的なコメントがありますが、私としては現役続行可能との判断です。huluなどのアプリでの動画選択やその他の画面遷移では、僅かな動作の遅延やカクツキもありますが、動画を流してしまえば、普通に視聴することができます。

モッサリした動きの多くは、メモリ 1GBと少ないことに起因すると思います。動画視聴時に特に気になることと言えば、ベゼル幅が大きいことですが、これはやむを得ず。

Webサイトのブラウジング

私はパソコン、Android スマホ、iPhoneともにGoogle Chromeを使用しているため、ChromeでのWebサイトのブラウジング、WordPressを利用した記事編集のレスポンスについて記載します。

全般的にサクサク動作とは言えず、例えば、当サイトの画像多めの記事やタブの切替の1秒程度の遅延も感じます。記事の表示の速さでは、1万円台のAndorid タブレットがよりスムーズな感覚もありますが、ディスプレイが自然な発色で鮮やかなため、レスポンスの遅延を十分に補います。

キーボードケースを利用しての記事の編集では、8インチのサイズにより 7インチのUMPCと比較すると、かなり快適なタイピング環境です。ある程度の高速タイピング時の画面への反映遅延も感じずに良好です。

全般的に言えることですが、メモリを多く消費しないよう(メモリ不足とならないよう)、こまめに使用していないアプリの終了、メモリの開放を行うことがポイントとなるでしょう。

 

▼こちらはiPad mini 3で使用している、ロジクールのキーボードケース 2製品。いづれも終売しており、中古のみの流通となりますが、中古の場合でもバッテリーが利用できないこともあります。

デザインでは上の「ik0760」が優れていますが、キーピッチが狭く、タイピング重視では下のTM725が重宝します。

 

▼キーボードの実機レビュー記事はこちら。上の写真のTM725は私としては2台目です。

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まとめ

2021年3月現在で、iPad mini 3は現役続行できるか否かとの問に対しては、「これ以上、OSのバージョンが上がると厳しかったのですが、サブ運用としては実用的で現役続行可能」との判断です。

確かに、レスポンスの遅延も感じますが、ライトユースに限定すると、そのレスポンスをディスプレイの発色の良さで補い、私が購入した4年前の中古価格から大きく値崩れしていないことも、私が現役続行と判断するポイントです。逆に言えば、これから中古のiPad mini 3を購入する方には、レスポンスとの見合いではやや割高とも言えます。

 

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