Geekbuyingにて、umper EZPad 6 Plusのキーボード付をセール価格の275.99ドルで販売しています(2018年9月17日現在)。11.6インチのタッチパネル端末としては、Jumper EZBook X1、Teclast F5のGemini Lakeが販売されている現在では、EZPad 6 Plusの立ち位置は微妙なところですが、Apollo Lake搭載のSuface風の2 in 1をお探しの場合には筆頭候補になる機種です。今回は過去のレビュー記事を振り返り、あらためてEZPad 6 Plusの特徴を整理してみました。
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11.6型 Celeron N3450搭載の2 in 1、Jumper EZPad 6 Plusの実機レビュー。10型よりもほどよい操作感
Jumper EZPad 6 Plusのスペックと特徴
下表は過去記事から再掲の、2016から2017年にかけて販売された2 in 1タブレットのうち、Jumper EZPad 6 / Pro / PlusとChuwi Hi10 Proのスペック比較です。
なお、一部に記入漏れがありました。EZPad 6 PlusはUSB 3.0を備えています。
Jumper EZPad 6 Plusのスペック上の特徴をあらためて整理すると以下となります。
- 2018年にリリースされたGemini Lakeと体感レスポンスは大きく変わらないApollo Lake N3450を搭載。むしろ、GPUのベンチマークはGemini Lake機より優位です。
- メモリは6GB搭載となり、普段使いでは十分。
一方で、古さを感じる部分は以下。
- ストレージはSSDではなくeMMC。ただし、eMMCとSSDでは体感的に大きな差を感じるものではありません。
- USB Type-Cを未搭載。
▼Gemini LakeとApollo Lakeとのレスポンスの相違については、以下の記事を参照ください。
私はこのJumper EZPad 6 Plusを、2018年4月にGeekbuyingさんより1週間お借りしていたのですが、スペック上にあらわれない特徴も含め、実機写真に基づき補足します。
▲ディスプレイのデザイン・視認性などのは以下
- 実測はしていませんが、ベゼルはやや太め。現在でもタッチディスプレイの端末は極端にベゼル幅が狭いものはなく許容範囲の太さ。
- IPSパネルであり、左右・上下からの視認性はよい。
- グレア液晶のギラギラ感、明るさともに控えめ。
- タッチパネルの反応はよく、何の不都合もありません。
- 10.1インチ、10.6インチの端末でWindowsを自宅で常用するのは、そのサイズから老眼の私にはやや厳しいのですが、11.6インチとなると視認性が一気に高まります。
▲2 in 1の宿命か、奥行は10.4mmとやや厚めであり、スクエアな形状とあわせ無骨なイメージを与えます。キックスタンドの部分はアルミ製(他はプラスチック製)ですが、本体を動かすと小さめながらもキシミ音がします。
▼サイドより。ポート類は、micro HDMI、USB 3.0、micro HDMI
▲キーボード単体としては約40ドルと安価なのですが、安価な割にはタイピング感のよいキーボードです。ストローク浅めのペタペタ感のあるキーボードとなり、手元にあるPCではMacBook Air 11に近い感覚です。
ただし、タッチパッドの使い勝手はよいとは言えず、狙ったところに移動しにくく、マウスを使用すべきです。
まとめ、価格情報
気になる方は「11.6型 Celeron N3450搭載の2 in 1、Jumper EZPad 6 Plusの実機レビュー。10型よりもほどよい操作感」にて詳細にレビューしていますので、そちらを参照ください。
普段使いならサクサクと動作し価格も抑えたSurface風の2 in 1をお探しなら筆頭候補となるJumper EZPad 6 Plus。海外通販サイトでの流通量も減ってきているため、買い時か。ただし、悩ましいのはJumper EZPad 6よりも安価な11.6インチ タッチパネル端末のEZBook X1の存在。Surface風にこだわらなければ、EZBook X1もよい選択肢です。
▼Geekbuyingでの価格(キーボード付)は275.99ドル。送料無料です。
▼同価格帯で既に販売開始しているEZBook X1もおすすめ