11.6インチのGemini Lake ノート「Jumper EZBook X1」が最安価格を更新し、239.99ドルで販売されています(2018年11月26日時点、GearBestのブラックフライデーセールにて)。
この数日、同機の価格が高止まりしていたのですが、セールでガツンと割り引く予定だったのですね。過去記事で何度か掲載していますが、あらためてJumper EZBook X1のスペックと特徴を記載します。
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Jumper EZBook X1のスペックと特徴
人気のTeclast F5とJumper EZBook X1は同じOEM元の製品となるのですが(Teclast F5とJumper EZBook X1は同じOEM元? デザイン・スペックの類似性を確認してみた)、スペックの相違は以下のとおり、メモリ搭載量・SSD容量が異なります。
※ 上表では、Teclast F5のインターフェースはmicro USBなしとしていますが、EZBook X1と同様です。
両製品の相違についてはさておき、ここではJumper EZBook X1の特徴をTeclast F5にも共通する事項を含め記載します。
- CPUはGemini Lake N4100を搭載し、メモリは4GBと控えめであるものの、普段使いには十分なレスポンス。
- Gemini Lake N4100のレスポンスは、「Gemini Lake vs Apollo Lake、実機のベンチマークと体感レスポンスの比較」の記事を参照。GPUのベンチマークは、Apollo Lake N3450よりも僅かに低め。
- ストレージは64GB eMMCと64GB SSDのデュアル構成ですが、SSDは底面のスロットより大容量のものに換装可能。
- ディスプレイはタッチパネルとなり、360度の回転機構付。Windows 10の小さなアイコンをタッチすることは、iPadやAndroidタブレットほどに容易ではないのですが、電車内でのスクロールなど何かと便利です。
- USBはフルサイズのUSBではなく、micro USBであることがマイナスポイント。
- ボディの天板と底面はアルミ製、キーボード面はプラスチック。Apollo Lake機では全面アルミ製であることが多いのですが、Gemini Lake機ではコストの関係か、キーボード面のみプラスチックの端末が多くなっています(Teclast F5も同様)。
- 11.6インチのディスプレイであることもあり、1.03kgと軽量であることも魅力的。MacBook Air 11とほぼ同じ重量となりますが、私の感覚では通常のPCとして不便なく扱えるディスプレイサイズは11.6インチから。私は10.1インチのChuwi Hi10、ASUS C101PAを所有していますが、10インチクラスでは視認性を犠牲にしています。
▼こちらは、海外のレビューサイト「Tectablets」の実機レビューです。シルバーの天板・底版にキーボード面のブラックの配色もよいものがあります。
今回のセール情報
これまでのGearBestの販売価格は、279.99ドル、もしくは259.99ドルの期間が長かったのですが、今回のフラッシュセールでは239.99ドルで送料無料。11/29あたりまでの300個限定です。勝手な想像ですが、これまでの販売価格やTeclast F5との価格差(50~60ドル)を考慮すると、このあたりが限界の価格と思われます。
▼GearBestでの価格情報(2018/11/22時点)
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