eMeet HS150 ヘッドセット 実機レビュー、BluetoothとUSB 有線・ワイヤレスの3方式で接続可能 | Win And I net

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eMeet HS150 ヘッドセット 実機レビュー、BluetoothとUSB 有線・ワイヤレスの3方式で接続可能

Web カメラやスピーカーフォンなどの在宅勤務の周辺機器を多く販売する「eMeet」ですが、ヘッドセットも販売しています。そこで今回 レビューする製品は、Bluetooth、USB 有線・ワイヤレスと3つの接続方法に対応するヘッドセット「eMeet HS150」。マイクの上げ下げによるミユート機能も備えています。

レビューする製品はこちら

eMeet HS150、Amazon

eMeet HS150の特徴

レビューにあたり、最初に Amazonの製品紹介から抜粋の製品の特徴を記載します。

  1. ANCアクティブノイキャン&ENC 通話ノイズリダクション機能を搭載
  2. 6つのノイズキャンセリングマイクを搭載
  3. 独自に開発したVoiceIAオーディオ処理技術により、周囲のノイズを遮断
  4. 便利なミュート機能(マイクを上にするとオン、下にするとミュート)&外音取り込みモードを搭載
  5. USB 有線とワイヤレス、Bluetoothの 3つの接続方法に対応
  6. 上記5に加え、Bluetooth 接続では2台のデバイスに同時接続でき、簡単に切替可能
  7. 大容量バッテリーを内蔵し、最大48時間の通話利用が可能
  8. 柔らかなパッドとオーバーイヤーのデザインにより 耳を優しく包み込み、長時間でも快適に着用可能
  9. 本体は折りたたみ可能でコンパクトに収納可能
  10. eMeetLinkソフトウェアの利用により、デバイス名の変更、ハードウェアの更新、初期設定への復元などの対応が可能

 

上記の特徴は、製品を受領する前に編集したものですが、特に興味を惹くポイントは赤文字の箇所。なかでも、5の3つの接続方法とBluetoothによる2台のデバイスへの同時接続に惹かれます。スピーカーの音質がよい場合には、例えば Fire TV Stickと在宅勤務用のPCなどで便利に活用できそうです。

 

▼マイクの上げ下げでマイクのオンオフを行うことができ、PCでの操作から解放されます。

 

▼接続方法は Bluetooth、USB 有線とワイヤレスの3系統。一般的な接続方法は、USB ワイヤレスとなるでしょう。

外観

続いて外観について記載します。一般的な密閉型のヘッドホンと比較した場合、マイクの有無以外には大きな相違はありませんが、イヤーパッドはかなり柔らかく圧迫感が少ないことが大きな特徴です。

開封、付属品

 

▼梱包のビニールを装着したままでの撮影のため、周囲が反射しています。eMeetの製品に共通の白地に青の外箱です。

 

▼背面には仕様の一部が記載されています。

 

▼付属品のうち、説明書、保証書、ケーブル、収納ポーチは独立した内箱に収められています。

 

▼本体とUSB ワイヤレスドングル。こちらのように、イヤーパッドを折りたたむことができます。

 

▼本体を取り出して最初に感じたことは、想像よりもコンパクト、かつ軽量なこと。

 

▼有線接続 兼充電用のケーブルは、USB A to USB Type-Cです。右側がUSB ワイヤレス接続のドングル。

 

▼7カ国表記の説明書と保証書。説明書の日本語は8ページ分となり、接続方法・ボタンの機能・印インジケーターの説明などが網羅されています。

 

▼メッシュの収納ポーチも付属しています。

 

▼収納ポーチに本体を収めてみました。イヤーパッドを回転することなく、そのまま収納することができます。

本体と機能

 

▼全体像。写真ではわかりませんが、合皮のクッション部分は 弾力性のある柔らかい素材です。

▲左右の中央部分は、ノイズキャンセリングのオンオフ、音量調節などの操作ボタンです。

 

▲▼前述のとおり、左右(マイク側が右)のイヤーカップには以下などの機能が盛り込まれています。

  • 左側はノイズリダクションのオンオフ
  • 右側は、音量調節、曲送り・戻し、通話の応答

イヤーカップの中央のロゴを押下して上記の操作を行います。タッチ式ではなく、適度に押し込む必要があるのですが、私はタッチ式が苦手であり(誤動作を招く)、操作性はよいです。

 

▼マイク部分をフォーカス。マイクの上げ下げにより、マイクのオンオフを切り替えることができます。

 

▼弾力性があり かなり柔らかいイヤーパッド。所有する通常の密閉型ヘッドホン 3製品よりも圧迫感は少なく、長時間の使用でも疲れは少ないはず(現在のところ、私の連続使用は1時間ほどのため、後日の長期利用で追記します)。

 

▼長さの調整も簡単に行うことができます。

 

▼有線接続 兼充電のUSB Type-C ポート、スライド式の電源オンオフ・Bluetooth ペアリングボタンを拡大。写真は電源オフの状態ですが、中央で電源オン、左へスライド(青のLEDが点滅するまでスライドしたまま)でBluetooth ペアリングです。

 

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機器への接続

続いて Windows PCとMacとの接続について記載します。これまでにレビューした eMeetのスピーカーフォンと同様に、Bluetooth、USBともに即認識します。

ただし、Windows / Macともに、Bluetooth 接続ではマイクを認識しないこともあります。これは、本製品の仕様などによるものではなく、OS側によるものと思われます。具体的には別の記事で記載する予定ですが、OS側がマイク付きのヘッドセットで認識しているか、あるいはマイクなしのヘッドホンで認識しているかのよるものと推定しています。

Windows 10 PCとの接続

 

▼Windows 10 PCでの、ヘッドホンへの音声出力の接続状況。上はBluetooth 接続(デバイスはHS150)、下はUSB ドングルでのワイヤレス(デバイスはドングルのA300)ですが、双方ともに「出力」は即認識し、普通に使用できています。

 

▼こちらはマイクの状況ですが、上のBluetooth 接続では本来 表示されるべきマイクのテストのバーが見えていません(他の設定画面のマイクのテストでもエラーとなります)。2つめの画像のUSB ワイヤレスではマイクのテストのバーが表示されており、マイクが機能しているのですが。

 

▼こちらはBluetoothでの接続状況。

赤枠の部分に「音声、音楽に接続済み」の文言に「音声」とあればマイクを認識している、とする他サイトの記事もあります。ただし、上の画像のマイクのテストのバーは表示されず、不安になります。

 

▲▼「マイクのテスト」のバーが表示されずにマイクが機能しているか不安な場合には、「Voice Recorder」で自分の声を録音、再生して確認することができます。本製品のBluetooth 接続の場合、これにより「マイクのテスト」のバーなくしても機能していることを確認できました。

Macとの接続

続いてMacとのBluetooth、USB ワイヤレスとの接続について記載します。Bluetooth、USB ワイヤレスともに即認識ですが、Windows PCと同様に、Bluetooth 接続のマイクは不安定です。

Bluetooth 接続では マイク入力をオンにすると(Windowsの場合には、自動で HS150が有効化されるものの、Macでは手動で切り替える必要あり)、ヘッドホン出力がオフになる現象が生じました。この場合、出力を他のものに切り替えて 再度 HS150を指定すると復旧しますが、復旧に1分程度要し煩わしいです。

 

▼Bluetoothのペアリングは即完了します。

 

▼Bluetoothのペアリングは即認識し、ヘッドホン出力の切り替えも大きなタイムラグはありません。ただし、マイクの「入力」で本製品を選択すると、マイクは機能しないままに「出力」のBluetooth 接続も途切れてしまいます。

 

▼USB ドングルによるワイヤレス接続も即認識。出力の切り替えは、ドングルの「eMeet Adapter A300」を選択します。

使用感

上記で記載のとおり、Bluetoothのマイクが不安定となり、また、Amazonの製品紹介にあるBluetoothのマルチペアリングでの切替も確認できなかったため、主にUSB ワイヤレス接続での使用感を記載します。

音質

音声出力・入力(マイク)の音質について記載します。

  • 本体の電源オフにし装着すると、PCモニターのスピーカーの中音量の音声がほとんど聞こえなくなり、程よく密閉されていることがわかります。
  • 出力においては、オンライン会議を行ううえでは十分にクリアな音質。
  • ただし、音楽や動画の視聴において、通常の密閉型ヘッドフォン(価格的には本製品よりも安価)と比較すると、高音・低音ともに劣ります。これは本製品がヘッドセット用として チューンイングしているためだと思われます。ただし、交互に使用し比較した場合であり、単体で利用している限りは、音質としては、一般的な音楽でも十分に使用できます。
  • 静かな自宅での使用であり、ノイズキャンセリング機能を十分に検証できていないのですが、キャンセリング機能をオンにすると「シャー」とバックグラウンドが流れることにより、機能していることがわかります。
  • マイクの音量・音質は自分では確認しにくく、また、接続時のテストではマイクの強弱を示すバーの動きが弱く、音声録音では音量が小さく不安だったのですが、オンライン会議時の相手に確認したところ、クリアに聞こえているようで安心。

操作性、その他の使用感

操作性、その他の使用感について、ランダムに記載します。

  • 充電時、Bluetoothでのペアリング時、ノイズキャンセリングのオンオフ時になど、本体を装着していない場合にも、程よい音量で英語のアナウンスが流れ、状況を確認しやすいです。
  • イヤーパッド中央にある音量調節などのボタンの操作性は良好。イヤホンの場合には、誤ってスマホの電話が機能してしまうこともあるのですが、そのような現象もありません。
  • バッテリー持ちを十分に検証できていませんが、電源オンにしたままで放置したところ、2日ほどでバッテリー残量がゼロになったこともあり、要検証の状況です。

まとめ

Bluetooth 接続での(おそらくはOS側に起因する)不安定さの解消は今後の課題となりますが、USB 有線・ワイヤレスでの使用においては安定動作。音質もクリア、マイクの上げ下げでのマイクミュートも確実に動作し、便利に利用しています。

私の会社では、オンライン会議で情報などがスピーカーを通して外部に流出しないよう、在宅勤務時にはイヤホン・ヘッドセットの利用が推奨されていますが、しばらく、在宅勤務時には 当ヘッドセットを利用し、必要に応じて使用感などを追記します。

 

 

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