EKSA ゲーミングヘッド 実機レビュー。安価ながらもUSB接続、 Win 10では7.1ch バーチャルサラウンド対応 | Win And I net

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EKSA ゲーミングヘッド 実機レビュー。安価ながらもUSB接続、 Win 10では7.1ch バーチャルサラウンド対応

Amazonでゲーミングヘッドセットを複数販売するEKSA社。このうち、EKSA Air Joy Proは、2020年8月23日時点での販売価格は 3,880円と安価ながらも、3.5mmとUSB接続の双方に接続でき、7.1ch バーチャルサラウンドサウンド対応のヘッドセットです。このAir Joy ProをEKSA社よりレビュー用にサンプル提供いただきましたので、外観や使用感を記載します。

レビューする製品はこちら 文末に記載していますが、EKSA社より 30%オフの2,716円となるクーポンを受領しています(8/31まで)。

EKSA Air Joy Pro (Amazon)

EKSA Air Joy Proの特徴

レビューの掲載にあたり、Amazonの製品紹介から抜粋のEKSA ゲーミングヘッドセットの特徴を記載します。EKSAの製品を扱うのは初めてとなりますが、Amazonにて ゲーミングヘッドセットが数製品 販売されています。

公式サイトを参照すると、中国を拠点としヘッドホンのOEM生産からスタートし、10年以上のキャリアがあるとのこと。また、アメリカ、EU、イギリスをメインターゲットとしているようであり、Amazon USAを確認してみると、以下の製品はAmazon’s Choiceにもなっています。

 

さて、EKSA ゲーミングヘッドセットの特徴は以下です。

  1. 重さ 160gと軽量
  2. 低反発のイヤーパッドを採用し、長時間の使用でも疲れず。
  3. 7.1ch バーチャルサラウンドサウンドと大口径φ40mm高品質のドライバーユニットを備えたヘッドセット
  4. ただし、7.1ch バーチャルサラウンドサウンド(ドライバ)は、Windows 10 PCでのみ適用。
  5. 3.5mmインターフェイスとUSBインターフェイスを搭載し、PS4 / Xbox One / PC / Mac / PSP / 任天堂スイッチなどで使用可能。
  6. 取り外し可能な双方向マイクを装備
  7. 2年間の品質保証

 

私として気になる機能は、上記の黄色網掛け部分。私はゲームは行わないのですが、7.1ch バーチャルサラウンドサウンドを含め(5.1chでの使用感を記載しています)、これらをメインにレビューします。

EKSA Air Joy Proの外観

Amazonでの2020年8月23日現在の価格は3,880円とそれほど高くはない製品であり、質感としては価格相応。プラスチック製の本体ですが、造り・塗装ともにわるくはありません。特筆すべきはやはり160gの軽さ。装着していても重さを感じず、長時間の利用でも疲れることはないでしょう。

一方、やや気になるのが、ヘッドバンドの調整幅に遊びの部分がないこと。私の場合には、調整幅を最大にしてちょうどよい、あるいは僅かに短いように感じ、大柄な方の場合にはさらに短く感じるかもしれません。

 

▼肉厚・保護剤ともに標準的な外箱。右上にあるゴールドのシールにて、2年間保証を記載しています。

 

▼付属品はキャリーポーチ(厚みがあり、しっかりしたもの)、説明書、着脱式のマイクと3種類のケーブル。

▲説明書は多言語対応で、日本語は13ページ。PS4 / Xbox One / PC / Mac / PSP / 任天堂スイッチなどで使用可能なことも特徴としているため、接続方法をメインとしたものです。

 

▼本体との接続に利用のUSBケーブル、3.5mmケーブルと分岐ケーブルにマイク。

▲分岐ケーブルは、PCのポートがイヤホン・マイクに分かれている場合に使用します。

 

▼USB接続時には左右の赤の部分が常時点灯します。

▲ヘッドバンドの調整幅を最大にしていますが、顔のサイズが(おそらくは)標準的な私の場合にも、ちょうどよい、あるいはごく僅かに短いと感じます。調整幅はもう少しあってもよいのでは、と思います。

 

▼イヤーパッドは反発力のある柔らかい素材で、耳への圧迫感や長時間利用でのストレスも感じません(使用日数が長くないため、耐久性は不明)。

 

▼イヤーパッドの内側より。大口径 40mmのドライバーユニットを備えています。

▲Amazonの製品紹介をそのまま引用ですが、「イヤーカップが内側に90°外側に30°回転できるデザインで、ヘッドホンを使いない時に首に掛けることができます」とあります。ただし、首に掛けてみると、前述のヘッドバンドの調整幅が短いことも影響してか、イヤーカップが喉の部分に直接当たるため、鬱陶しさも感じます(ヘッドホンは概ね同様ですが)。

 

▼左側のマイクオンオフボタン、音量調整ダイヤル、ケーブル接続、マイク接続部分を拡大。音量調整ダイヤルの位置はよいのですが、マイクのオンオフは奥まった位置にあり、多少 操作しにくいような感覚もあります。使い始め当初は、本体を外して確認することが何度かありました。

 

▼ケーブルを接続した様子。もちろん、使用時にケーブルが邪魔になるようなことはありません。マイクのケーブルは多少やわらい素材であり、ある程度は位置を変更することができます。

音質、7.1ch バーチャルサラウンドサウンドの使用感

続いて、ヘッドセットの音質について記載します。7.1ch バーチャルサラウンドサウンドについては、主として5.1chの映画での使用感です。7.1chはWindowsのみで有効ですが、そのオンオフの設定がソフト側で制御できているのか、確認しづらい状況です。

また、私はゲームを行わないためにPCとスマホでの使用感ですが、PS4 / PSP / 任天堂スイッチでの使用感は、大学生の息子が使用したうえで、必要に応じて後日追記します。

音楽再生での音質

PCにてUSB接続と3.5mm ジャック、Androidスマホにて3.5mm ジャックを通じて、Amazon Musicの楽曲を再生してみました。

  • PCでは、USB / 3.5mm ジャックともに、音質は普通によいです。低音の迫力、中高音のクリアさともに良好。音量としては、PCでのボリュームを抑えないとややうるさいほどです。左右のイヤーパッドからの出力も明確に聞き分けできます。
  • PCのサウンドドライバー・チップの相違からか、3.5mm ジャックよりもUSB接続がより音量が大きいような感覚もあります。
  • Android スマホにおいては、スマホのスペックやチューニングにもよりますが、私のXiaomi Redmi Note 8 Pro (Xiaomi Redmi Note 8 Pro、2ヶ月使用後の再レビュー。iPhone XS Maxと どちらをメインとすべきか 悩ましい選択に)では、PCほどの迫力やクリアさはなく、音が多少 割れ気味に。ただし、Bluetooth イヤホンにおいても、使用しているAndroid スマホはiPhone XS Maxよりも音質は劣り、本製品での音質と同傾向であるため、iPhoneを使用すると異なるコメントになるかと思います。

7.1ch バーチャルサラウンドサウンドの設定

7.1ch バーチャルサラウンドサウンドは、Windows PCにのみ対応していますが、アプリ・ドライバーをインストールする必要があります。

 

▼以下の公式サイトより、アプリ・ドライバーをダウンロードします。ダウロードファイルには、画像の左側からアクセスします。

EKSA 公式 ダウンロード

 

▼上の公式サイトには複数のファイルがありますが、私は「ESKA_AIR JOY PRO 7.1 Surround driver」のZipファイルを丸ごとダウンロードしました。解凍すると約120MBとなりますが、Setup.exeによりインストールが始まります。

 

▼インストール後にPCを再起動します。

 

▼インストール直後のホーム画面。

 

▼一部を拡大していますが、上の赤枠にてモードを切り替えることができます。左から「Hi-Fiモード」「映画モード」「音楽モード」。

▲中央の音量コントロールにて、マスター音量と前方・後方を部分的に独立して調整することができます。

7.1ch バーチャルサラウンドサウンドの使用感

ゲームを行わない私ですが、無料のシューティングゲームと、Netflixの5.1chの映画にて試してみました。説明書などに、7.1ch バーチャルサラウンドサウンドへの切替などの説明がなく、4点目に記載の事項がバーチャルサラウンドサウンドを意図している可能性もあります。

  1. バーチャルサラウンドサウンドが機能していない3.5mm ジャック、機能しているUSB接続の双方で、同じ映画の同じ場面を何度も聴き比べしてみましたが、バーチャルサラウンドサウンド、あるいは音響的には効果ありです。
  2. USB接続では迫力が増すうえに、銃撃戦などの左右双方のスピーカーからの出力やセリフ、効果音、波音や足音など、テレビの音声出力や一般的なヘッドホン・スピーカーとの相違を感じます。Windows 10の既存機能である「立体音響」でも効果はありますが、それ以上に機能しているように感じます。あくまで感覚的なものですが。
  3. 一方のゲームにおいては、ゲームの操作や効果音に疎い私ですので、7.1ch バーチャルサラウンドサウンドの具体的な効果を記載できるほどに聞き比べできていません。ただし、ゲームの素人・初心者的にも、効果音や包み込むような音をある程度は確認することができました。
  4. 上の「設定」の箇所で記載の「映画モード」にすると、エコー感は半端なく、カーコンポの音響設定で「ホール」がありますが、これをかなり強力にしたような感じ。もしや、これが「バーチャルサラウンドサウンド」の設定なのでは、とも思えます。

マイクの使用感(確認中)

Amazonのレビューを参照すると、サクラレビューが多いように感じますが、実際のレビューコメントではマイクに「ラジオの音質」「ロボットみたい」などのマイナス要素のコメントがあります。

私は当ヘッドセットを利用して、2回ほどSkype 会議を行いましたが、会議のメンバーからは「音質がよくない」「雑音が入る」「音声が遅延している」などのコメントはありませんでした。ただし、AmazonのマイナスコメントをSkype 会議の終了後に参照し、自分から相手にマイクの評価を確認したわけではないため、現時点では未検証・確認中の扱いです。

マイクでの自分の発声をヘッドホンで確認してみると、早口の私の音声がゆっくり話しているように聞こえなくもないため、近々にSkype 会議をする際に会話相手に確認してみます。

他のヘッドセット、イヤホン、PCのマイクも同様ですが、自分では確認しにくいマイクの音質だけに、評価は難しいです。

まとめ

Amazonでの販売価格は 3,880円(8月23日時点)と安価なEKSA Air Joy Pro。マイクの音質は確認中ですが、PC・スマホでの音楽の音質は普通によく、Netflixの5.1chの映画視聴では確かに効果を確認できます。

7.1chの明確な効果は未確認ですが、ゲームの素人的には効果音や小さな足音、銃撃戦の全方位からの音声など、効果はありそうな感覚です。安価な製品ですので、2万円超の高価なゲーミングヘッドセットを利用する前に試してみるといった使い方もできそうです。

 

▼クーポン「CP8UHR6A」の利用により、30%オフの2,716円となります(8/31まで)。

 

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