CUBOT P20の実機 使用感レビュー、1万円台のノッチディスプレイ端末の実力はいかに

6.18インチのディスプレイに、メモリ 4GB 、ストレージ 64GB、バッテリー容量 4,000mAhのAndroid 8.0端末となるCUBOT P20。前回の記事「CUBOT P20 最安のノッチスマホの実機レビュー、外観・ベンチマーク編」に続き、今回は実際の使用感・レスポンスの記事となります。全般的には、CPUはMT6750Tのエントリー構成ながらも、ライトユースの普段使いならサクサクと動きます。

※本記事は、GearBestさんから提供いただいた端末に基づくものです。

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CUBOT P20のスペックと特徴

では、過去記事からCUBOT P20のスペックと特徴の再掲です。

 

  • CPU : MTK6750T オクタコア
  • メモリ : 4GB
  • ROM : 64GB
  • ディスプレイ : 6.18インチ ノッチディスプレイ、解像度 2246 x 1080、アスペクト比 19 : 9
  • カメラ : リア 20百万画素 + 2百万画素、フロント : 13百万画素
  • バッテリー容量 : 4000mAh
  • サイズ :  15.60 x 7.52 x 0.85 cm、重さ  167g
  • 充電はmicro USB
  • OS : Android 8.0
  • GPSは搭載せず
  • LTE 対応バンド : 4G LTE: FDD B1 2100MHz,FDD B20 800MHz,FDD B3 1800MHz,FDD B7 2600MHz,FDD B8 900MHz

 

黄色網掛が特徴的な箇所ですが、過去に使用していたMTK6750を搭載する端末(goo g07)のレスポンスがAndroid 7.0にアップデートして以降 思わしくなく、MTK6750TのCUBOT P20も同様にもっさりしたものと想像していたのですが、後述のレスポンスのとおり、ライトユースでの使用では十分に実用的です。

 

▼AnTuTuベンチマーク v7.1.0のスコアは56100

 

▼CPU-Zより抽出したスペックより。

CPU-Zのみを起動した状態で、利用可能なメモリは1.6GB。十分な残量です。

CUBOT P20の外観

外観の詳細は以下の記事にて掲載していますので、ここではポイントのみを再掲します。

CUBOT P20 最安のノッチスマホの実機レビュー、外観・ベンチマーク編
つい先日(2018年7月末)リリースされたCUBOT P20。CPUはエントリークラスながらも、4GB メモリ、64GB ROM、6.18インチのノッチディスプレイにて、セール価格 約130ドルのAndroid 8.0端末です。この...

 

▼付属品一式。本体に保護フィルムが貼られており、TPUケースが付属しているのはありがたい。USBケーブルは取り回しが楽な細めのタイプです。

 

▼ノッチ部分以外に特徴のないディスプレイ面。写真映りの関係でくすんだように見えますが、明るすぎるほどのディスプレイです。左右のベゼル幅は実測で2.5mm、液晶面からの幅は3mmほど。ラウンドした側面と相まって細く見えます。

▲▼TPU素材のケースが付属しているのですが、やや太めのケースであり、例えば室内のみの運用の場合にはケースなしでもいいかも。ただし、指紋はつきやすいですが。

 

▼ノッチ部分を拡大。顔認証はないのですが、フロントレンズがおさまっています。

 

▼GearBestさんより提供いただいたのはブラックボディの端末ですが、プラスチック製の背面はピアノ調塗装が施され艶やかな半面、指紋がつきやすい。

CUBOT P20 背面のピアノブラック調塗装

▲下部にスピーカーとmicro USBがあります。micro USBはやや硬めで、やや抜き差ししにくい(緩いよりも断然よいのですが)。

 

▼指紋センサーとカメラ部分。指紋認証は確実に即認識します。

ディスプレイ

6.18インチ ノッチディスプレイ、解像度 2246 x 1080、アスペクト比 19 : 9と、現在の流行りをおさえたものとなっています。

単体および手持ちの端末(Xiaomi Redmi 5 Plus、MAZE Alpha、iPhone 6、iPad 2017、iPad mini 3、Alldocube X1、Teclast M89、その他 多数)との感覚的な比較は以下です。全般的には、かなり明るく鮮やかな派手な色調のディスプレイです。

 

  • 明るすぎるほどで、室内では明るさのレベルを15%でほどよい。
  • かなり鮮やかで、Eye comfortモードが欲しくなります。
  • 色調としては、Webサイトなどの閲覧では原色系が強調される派手な色合い。好みによりますが、私としてはもう少し落ち着いた色調ならなおよかつた。
  • 付属フィルムの影響ですが、やや滑りがよくない。また、付属フィルムは指紋がつきやすいため、GearBestで販売のガラスフィルム(2.99ドル)は必須かも。

 

▼比較対象とした一部の機種のレビュー記事

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体感レスポンス

私のMTK6750(goo g07)の使用経験によるモッサリ感からくる先入観が強すぎたのか、CUBOT P20は意外なほどにサクサクと稼働します。この3日間、SNS、ブログ管理、Google Chrome、FXアプリの普段どおりのライトユースのみに使用しましたが、その体感レスポンスは以下となります。

 

  • 上記のアプリの動きは十分にサクサクで、全く問題ありません。
  • AnTuTuベンチマークスコアが10万超の手持ちの端末と比較すると、さすがにアプリの起動・画面遷移のレスポンスは僅かに体感できるほど落ちますが、単体で使用している限りはエントリークラスのCPUとはわからないほど。
  • 負荷のかかるアプリは使用していないため、全般的なことではありませんが、多用するGoogle Chromeでは、タブの切替・スクロールともにスムーズで、iPhone 6 / iPad mini 3よりも滑らか。
  • 少なくとも、全般的に国内で2~3年前に販売していたオクタコア端末のうち、私がメイン端末として使用していたHuawei honor 6 Plus、goo g07と比較すると、触ってすぐわかるほどレスポンスはいいです。このあたりが、ベンチマークスコアと異なるところで、実際に操作してみないと体感レスポンスがわからない端末が多々あります。

その他

その他、カメラ、Wi-Fi、バッテリー持ちなどについて記載します。全体としては、バッテリー持ちはアプリ・使い方しだいで何とでもなるのですが、カメラ・Wi-Fiは価格なりと言ったところです。

カメラ

これまでの経験では、国内で販売の端末も含め、単に画素数・製品説明のみでは判断できないのがカメラの性能。CUBOT P20のカメラは、リア 20百万画素 + 2百万画素、フロント 13百万画素となりますが、試してみたのはリアのみです。

使用感は以下となります。

  • オートフォーカスは、手元にある、あるいはお借りしてレビューした同価格帯の端末(MAZE Alpha、Elephone S8、goo g07)と比較すると、かなり速く通常使用も問題ありません。
  • デュアルレンズですが、サブレンズを隠すとエラーメッセージの表示となり、画質も変化するため機能しているようです。ただし、どのように機能しているか確認できず。
  • ボカシ機能もあるのですが、MAZE Alphaと同様にソフト側でボカシを入れているように思われます。
  • 写真の画質自体はわるくはなく、ブログに掲載する程度なら十分実用的ですが、ややメリハリに欠け、オート設定で撮影した場合には白とびしがちな印象。

 

▼室内の厳しい条件のもとですが、CUBOT P20(上)と普段使いのXiaomi Redmi 5 Plus(下)にて、いつもと同じようにPCの写真を撮影してみました(同一サイズ・圧縮率で加工しています)。

ブログ掲載用の写真は、メインはデジイチ、サブとしてiPhone 6とXiaomi Redmi 5 Plusを使い分けているのですが、画像を見ると上のCUBOT P20で撮影したものが、黒の締まり具合など記事用としてはよいかも。

Wi-FI

海外向け端末であるため技適の課題、LTEの対応バンドはさておき、Wi-Fiの掴みと回線速度についてです。

自宅のWi-Fi環境では、2.4GHz帯の11g電波の掴みはよいのですが、5GHz帯の11aの掴みは弱め。運用上の問題はないのですが、ルーターからの至近距離であってもアンテナがフル表示となりません。この影響か、以下の11aでの測定では他端末(Xiaomi Redmi 5 Plus)よりも速度は遅くなっています。

 

▼左がCUBOT P20、右がXiaomi Redmi 5 Plus。CUBOT P20も60Mbps出ているので運用上の問題はありません。

 

バッテリー消費

計測していませんが、4000mAhと大容量のバッテリーを持つだけに感覚的にはバッテリー消費は少ないようです。また、素のAndroid 8.0端末であり、プレインストールアプリ・バックグラウンドで稼働しているアプリが少ないのも影響しているかと思います。

いづれにしても、バッテリー消費については、私がメイン端末以外には例外なくインストールしている、以下のiBatteryにより、スリープ時のバッテリーは劇的に長持ちするため、他端末と同様に端末自体のバッテリー消費は無評価とさせていただきます。

Andoridの節電アプリならiBattery、スリープ時の電力消費が2.5倍も改善した
iPhoneのスリープ時のバッテリー消費が優秀な一方、バッテリー消費がよくないのがAndroidスマホ。Androidスマホにてインストールしたアプリで最も効果が高いのがiBattery (アイバッテリー)。このiBatteryを複数台にて検証し、かなりの効果がありました。

 

まとめ

GearBestサイトのホーム画面にて、しばらくの間 トップ表示されていたCUBOT P20(2018年8月13日時点ではUMIDIGI Z2 PRO「UMIDIGIのフラッグシップスマホ Z2 PROの実力やいかに。スペックと特徴を整理してみた」がトップ表示となっています)。

もちろん、販促もあるでしょうけど、以下のポイントを踏まえると、セール価格 129.99ドルの端末としてはトップ表示されることも納得の使いやすい端末に仕上がっています。

 

  • 6.18インチのディスプレイは明るさ・鮮やかさともに視認性十分
  • メモリ4GB、ストレージ 64GBであるうえに、エントリークラスながらもライトユースでは十分なレスポンス
  • カメラも他の同価格帯のスマホとの比較では、オートフォーカスも速く実用的
  • ただし、5GHz帯のWi-Fiの掴みは運用上問題ない程度にやや弱く、充電はmicro USB、ボディはプラスチック製

 

▼GearBestの価格情報。タッチの差で129.99ドルのセールが終了してしまいました。そのうち、またセールを行うと思いますが、もちろん 可能な限りセールを狙いたい。
Gearbest CUBOT P20
CUBOT P20

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