Apollo Lake / Gemini Lakeと比較するとパーフォーマンスに優れたCore M3。Core M3機を操作してみると、Google Chromeのタブの切替でさえも、Apollo Lakeクラスと比較するとキビキビしているのがわかります。
そのCore M3機について、先日の記事「Chwui CoreBook、Teclast F6 Proなど、500ドル未満のCore M3機を比較してみた」にて3製品を紹介しましたが、もう一つ忘れてはならないのが、2 in 1 タブレットの「CUBE Mix Plus」。このCUBE Mix PlusがGearBestにて、私が知る範囲では最安で販売されていますので、あらためて概要の確認と価格情報について記載します。
※ 今回のセール価格はキーボードの付属しない本体のみとなります。キーボードを使用する場合には別途購入する必要があります(専用キーボードの価格は52.23ドル)
関連記事 以下の記事投稿時(2018年6月)よりもさらに安く
Core M3-7Y30搭載のCUBE Mix Plus 10.6型 2 in 1が339.99ドルのセール中
ALLDOCUBE Mix Plusのスペック
昨年度に発売されたモデルであり、また、2 in 1モデルのためにベゼルがやや太めとなりますが、スペックは以下となります。
大きな特徴としては、CPUにCore M3-7Y30を使用し、さらに128GBのSSDを搭載、そして専用ペンの使用により1024レベルの筆圧感知が可能であること。
- CPU:Kaby Lake Core M3-7Y30
- GPU:Intel HD Graphice 615
- メモリ:4GB(6GBあるとさらによかったのですが)
- ストレージ: SSD 128GB
- ディスプレイ:10.6インチ、IPS、FHD (1920 x 1080)、10ポイント マルチタッチ
- WIFI: WiFi 802.11a/b/g/n
- カメラは背面500万画素、前面200万画素
- 本体(キーボード除き)のサイズは27.30 x 17.20 x 0.96 cm、重さ700g
▲▼こちらは参考情報として、Core M3-7Y30を搭載するTeclast F6 Proのドラクエベンチマークスコア。Apollo Lake機が2200前後のスコア、マウスコンピューターのハイエンド機 MB-W875SN1-SH2(Core i7 7700HQ、メモリ16GB、グラフィックはGeGorce GTX 1050)のスコアが6500弱ですので、Core M3-7Y30・Intel HD Graphice 615の実力のほどがわかります。
実際、Apollo Lake機と比較すると、Webサイト閲覧においても、Chromeのタブの切替・画像表示などがキビキビしているのが即わかります。
▽比較対象とした機種はこちら。搭載するCPUは上から順に、Core M3-7Y30、Core i7 7700HQ(GeGorce GTX 1050)、Apollo Lake N3450
▲▼充電はUSB Type-C。できれば外部出力のためにHDMIポートがあるとよかったのですが、以下のようなアダプターで外部出力対応となります。
▼Alldocubeの昨年度まで販売の機種には、背面の漢字のロゴが大きく表示されているのが気になりますが、今回のセール価格を考慮すると妥協点になるでしょう。
▼今回のセール品は本体単体、キーボードは別途購入となるのですが、キーボードのタイピング感は良好のようです。ただし、負荷をかけるとCPUが94度に達したようであり、他所のレビューでも熱を帯びるとのコメントもあり留意が必要。
まとめ
私がChuwi Hi10 Proを購入する際に比較検討していたCube Mix Plus。Core M3-7Y30を搭載する本機はさすがに高価だったのですが(このため購入に至らず)、今回のセールでは本体のみで325.99ドル(別売りのキーボードは52.23ドル)と、かなり購入しやすい価格になりました。
もちろん、キーボードとセットでの使用もよいのですが、メインとしても十分以上に使用できるスペックですので、USB Type-C / HDMI変換ケーブルを経由してPCディスプレイに接続しての使用も有効です。
▼GearBestでの販売情報
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